【観葉植物】寒い冬こそ!室内で楽しむ「ハンギングプランツ」吊るすとおしゃれ
LIMO / 2021年12月10日 16時15分
【観葉植物】寒い冬こそ!室内で楽しむ「ハンギングプランツ」吊るすとおしゃれ
観葉植物を部屋に置きたいけど置く場所がない…そんな悩みをお持ちなら、吊り下げて飾る観葉植物「ハンギングプランツ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ハンギングプランツをインテリアに取り入れることで、観葉植物に囲まれたオシャレな空間を作り出すことができます。
今回は、観葉植物をハンギングプランツで楽しむときに知っておきたいことや注意点、おすすめの品種を紹介します。
ハンギングプランツを室内で楽しむには?
置き場所を取らずにインテリアをおしゃれに演出するハンギングプランツ。壁や天井、梁などから吊るすと生活空間を妨げないので、部屋の大きさを選ばず観葉植物を飾ることができます。
吊るす作業には注意することがいくつかあります。
日当たりはできるだけ確保する
できれば、吊るす観葉植物には耐陰性のある植物を選びましょう。枯らしてしまうリスクも減らせるので、観葉植物にあまり慣れていない人は耐陰性のある観葉植物を選ぶと安心です。
吊るす場所を選ばないので、様々なところに飾って楽しむことができますよ。
ただし耐陰性がある植物でも、基本的に観葉植物は日光を好みます。また多くの観葉植物は生長するために日光を必要とします。
普段は半日陰程度の室内に吊るしていても生長しますが、ときどき日差しの入る窓辺などで日光浴をすると健康で丈夫な株に育ちます。
日光浴の際、直射日光はなるべく避けるようにします。レースカーテンごしの日当たりの良い窓辺や明るい日陰のような場所が適当で、3~4時間から半日くらいが目安です。
植物のお世話をしていると、どのような場所に置くと元気がよくなるかなど、徐々に植物の性質がわかってくることもあります。日頃の観察をよくおこない、生長にベストな場所を選んであげてください。
土や鉢、ハンガーは軽いものを選ぶ
金属製やバスケット、マクラメハンギングなど、ハンギングプランツには欠かせないプランツハンガー。
好みのものやインテリアに合うものを選ぶのがいちばんですが、扱いやすさやハンギングする観葉植物と組み合わせを考えて選んでください。
金具やロープが観葉植物の葉を傷つけてしまったり、観葉植物の健康な生育を阻害してしまうようなデザインは避けたほうが無難です。
ロープが絡まりやすく、観葉植物の着脱に毎回ストレスを感じるようなものも避けたほうがよいでしょう。
また、落下事故を防ぐための耐荷重チェックは最も重要なポイントです。土と観葉植物だけでも結構な重さがあるので、土や鉢は軽いものを選びましょう。
土はココヤシの土など、鉢はプラスチック製や樹脂製などが軽くておすすめです。安全に吊るす場所が確保できたら飾ってみましょう。
ハンギングできる!オススメ観葉植物
しだれるように生育する観葉植物などはハンギングプランツにぴったりです。耐陰性もある、ハンギング向きの観葉植物を紹介します。
リプサリス
サボテン科リプサリス属
多肉植物
原産地:中央アメリカ~南アメリカ、アフリカなど
参考価格:2500円~3500円前後(4号鉢)
リプサリスはサボテンの仲間で、別名「森林サボテン」とも呼ばれています。
リプサリスは主に熱帯雨林に分布し、樹木に着生して育つ植物です。紐のような見た目が特徴的で、形や種類も様々な品種があります。
サボテンの仲間ですがトゲはなく、開花時期になると花を咲かせます。長く育てると株も大きくなり、見た目も圧巻です。
耐陰性もありますが、明るい室内で育てるのがよいでしょう。ただし直射日光は苦手なのでレースカーテンごしの窓辺などがおすすめです。
湿度は適度に与えて、エアコン等の風は当たらないようにして下さい。霧吹きで水分を与えるのも乾燥対策になります。
寒さには弱いので、冬の夜間などに冷え込む場所に置いてある場合は、部屋の中央に取り込むなど防寒対策をしましょう。
フィロデンドロン・ブラジル
サトイモ科フィロデンドロン属
ツル植物
原産地:世界の熱帯から亜熱帯
参考価格:2000円~4000円前後(4、5号鉢)
多くの品種が存在するフィロデンドロン。およそ650種もの品種があると言われています。葉の形や色、姿が独特なものもあるので、装飾性も高く人気の植物です。
フィロデンドロン・ブラジルはその多くの品種のうちのひとつ。
丸みのあるティアドロップ型の大きめの葉が可愛い品種で、大胆なイエローの斑が鮮やかなグリーンの葉にランダム入っています。インテリアをぐっと明るく彩ってくれることでしょう。
フィロデンドロン・ブラジルは耐陰性が強いため生育場所を選びませんが、できれば日当たりのよい場所で育てたほうが、元気な株に成長します。夏場の直射日光は避けるようにしましょう。
水やりは土の表面が乾いたタイミングで行います。生長期は水がたくさん必要なため土が乾きがちになります。その都度、水をあげるようにしましょう。
水をたくさんあげていると心配なのは根腐れです。根腐れ防止のために水はけの良い土を使って育てましょう。
ハダニなどの害虫は、葉水を頻繁におこなうことで防ぐことができますよ。
まとめにかえて
ハンギングプランツは飾るだけで、お部屋のイメージがおしゃれに変わるアイテムでもありますが、実は植物の管理がしやすい飾り方でもあります。
目線に入りやすいので植物の状態をチェックしやすく、世話が行き届きやすくなるためです。
様々な観葉植物と組み合わせて、元気な植物に囲まれた癒しの空間を作ってみてはいかがでしょうか。
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