クリスマスに飾りたい花・植物おすすめ5選！聖夜を華やかに彩る鮮やかな色合い

子どもだけでなく大人も心待ちにしているクリスマス。街ではイルミネーションが輝き、赤や緑などのクリスマスカラーで彩られます。

一年のうちで最も心ときめくこの季節、鮮やかなクリスマスカラーの植物を飾って気分を盛り上げてみませんか？

今回はクリスマスシーズンにピッタリの花・植物を5つ紹介します。クリスマスカラーについても、あわせて解説しますので、さっそくみていきましょう。

クリスマスカラーとは？

クリスマスを象徴するカラーは、「赤」「緑」「白」「ゴールド」の4色。これらには、それぞれ宗教的な意味合いが含まれています。

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クリスマスカラーは赤、緑、白、ゴールド（aprilante/Shutterstock.com）

クリスマスの象徴的な色でもある赤は、キリストが流した血の色を表しています。また、神の慈悲深い愛や寛大な心をあらわし、キリスト教のシンボルカラーでもあります。

緑は常緑樹の葉の色で、神の永遠の愛や永遠の命の象徴。春の訪れへの希望も込められています。

白は冬の象徴でもある雪の色をあらわし、純潔さや清らかな心を意味しています。平和や始まりという新年への思いも込められた色です。

ゴールドはキリストの誕生を知らせた「ベツレヘムの星」の色。クリスマスツリーのトップにも金色の星が飾られ、豊かさや富への祈りを意味しています。

クリスマスシーズンにおすすめ植物5選

ポインセチア

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ポインセチア（Pixel-Shot/Shutterstock.com）

トウダイグサ科トウダイグサ属（ユーフォルビア属）

参考価格：900～3000円程度

クリスマスを代表する花といえばポインセチア。鮮やかな赤い花は先が鋭く尖って放射状に広がります。

まさにベツレヘムの星のような形の花で、クリスマスには欠かせません。野生種は耐寒性がありますが、園芸品種は寒さに弱く室内に置いても枯れることがあります。

うまくいけば冬越しもできますが、初心者にとっては世話や管理が少し大変かもしれません。割り切ってワンシーズン限りの一年草として扱ってもよいでしょう。

多湿を嫌うので水やりは控えめにして、土の表面が乾いていたら少し与える程度にします。

シクラメン

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シクラメン（Melanie Hobson/Shutterstock.com）

サクラソウ科シクラメン属

多年草

草丈：10～70センチ

参考価格：400円程度（ポット苗）、800～3000円程度（4号鉢）

反り返った花びらが篝火（かがりび）のようで、「篝火花（かがりびばな）」という和名もあるシクラメン。

真っ赤な花はクリスマスシーズンにピッタリです。球根から次々と花芽が立ち上がり、冬から春先までかわいい花が咲き続けます。

シクラメンは寒い季節でも水をたくさん欲しがるので水切れには気をつけましょう。

ただし球根に直接水が掛かるのを嫌うので、下から水を吸い上げる仕組みの底面吸水鉢に植えると管理が簡単です。

シャコバサボテン

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シャコバサボテン（LanaG/Shutterstock.com）

サボテン科カニバサボテン属

多年草

草丈：15～40センチ

参考価格：1500～3000円程度

トゲがありいくつかの節がつながっている葉が、甲殻類のシャコに似ているということが名前の由来。

「クリスマスカクタス」という別名で呼ばれることもあります。この時期になると炎のゆらめきに似た美しい花を咲かせ、クリスマスの定番になっている鉢花です。

寒さには弱いため冬は室内の明るい場所に置きましょう。また葉に水分を蓄えているので水やりも控えめにします。

環境の変化でつぼみを落とすことがあるので、つぼみが小さい間は置き場所を変えないことがポイントです。

ストック

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白のストック（Totokzww/Shutterstock.com）

アブラナ科アラセイトウ属

一年草

草丈：20～80センチ

参考価格：200～300円程度

一株あるだけで周りに甘い香りが漂い、穂状に咲く花が華やかな雰囲気のストック。

本来は多年草ですが、暑さに弱いため日本では一年草として扱っています。寒い冬に咲く花が少ない中、ストックは貴重な存在。

クリスマスの時期はツリーに見立てたコニファーと真っ赤なストックの寄せ植えもステキです。日がよく当たり風通しのいい場所で育てて、土が乾いていたら水をあげましょう。

背が高く伸び過ぎたときは、お好みの高さで切り戻ししておくと脇芽から再び新しい花が咲きます。

セイヨウヒイラギ

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ヒイラギ（nnattalli/Shutterstock.com）

モチノキ科モチノキ属

常緑性高木

草丈：5～8メートル

参考価格：1000～3000円程度

セイヨウヒイラギは「クリスマス・ホーリー」という別名もあり、11月頃になると赤く色付く実がリースなどに利用されます。

ギザギザの葉をキリストが処刑の際にかぶっていたイバラの冠に見立てて、クリスマスシーズンにセイヨウヒイラギを飾るのが西洋の習慣。

暑さや寒さに強いですが乾燥にはやや弱いので、土の乾き具合を見て適度に水やりしましょう。水やりの際は、花に水が掛からないようにします。

冬に寒肥を施すことで、次のクリスマスシーズンに再びたくさんの実がなるでしょう。

まとめにかえて

大切な家族や友だちと過ごすクリスマス。

華やかなクリスマスカラーの植物を飾ると、いっそうクリスマスの雰囲気が高まりますね。かわいい花に囲まれた、楽しいクリスマスが過ごせそうです。

今回ご紹介した花にゴールドの飾りを加えると、クリスマスの雰囲気満点のステキなプレゼント用の鉢植えが完成します。おしゃれなクリスマスプレゼントにもなりますよ。