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50代で「月25万円の不労所得」、投資FIREで厚生年金への依存から将来脱却する2つの方法と注意点

LIMO / 2021年12月13日 18時10分

50代で「月25万円の不労所得」、投資FIREで厚生年金への依存から将来脱却する2つの方法と注意点

50代で「月25万円の不労所得」、投資FIREで厚生年金への依存から将来脱却する2つの方法と注意点

最近は、FIREという言葉が話題を呼んでいます。

FIREとは、”Financial Independence, Retire Early”の略で、日本語でざっくりいうと、「経済的に自立して、早期にリタイヤ」という意味です。

これは、会社勤務のサラリーマンからするとかなり魅力的なキーワードとして心に響きます。

「経済的に自立できて、好きなことだけして暮らせたらなんて幸せなんだろう」と思う人は、決して少なくはないでしょう。

ましてや、そうしたFIREを「50代で実現できたら」、「体が思うように動くうちに」、また「元気が残っているうちに」、というような状況で実現でき、その中で「やりたいことをやれたらなんて素敵なんだろう」と考える人も多いのではないでしょうか。

会社員の老後は厚生年金を受け取りながら生活をしていくというパターンの方が多いのではないでしょうか。

ただ、その厚生年金は、在職中の給料にある程度比例していますので、年金収入は個別で事情が異なります(※編集部注)。

今回は、そうした普通の人がFIREを目指すための2つの選択肢とそれぞれの注意点について紹介します。

【※参考記事】厚生年金「ひと月25万円以上」受給する人の割合は?(https://limo.media/articles/-/24659)

FIREって、結局何をすればいいのか

FIREそのものは米国では以前からその発想があり、今に始まった話ではありません。

日本でも有名なロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」でも知られています。同書は1997年に出版されています。かれこれ20年以上もたっています。
同書においても、現在のFIREと同じく、投資収益を生む資産を買えというメッセージです。

また、現在大きな資産を持っていなくても、毎月の収支の中から浮いた資金を投資しようというものです。

では、FIREを実現するためにはどのような資産に投資をしないといけないのでしょうか。

一口に資産といっても様々なものがあります。

株式

債券

投資信託

収益を生む不動産

では、50代で不労所得を得ようと思うと、どのような資産に投資をするべきなのでしょうか。

毎月、投資収入が得られる資産は何か

毎月、投資のからの収入を得られる資産は限られているのが現実です。

現在、米国株式や世界株式のインデックスファンド(インデックス投資信託やETF)を中心につみたて投資でのFIREが話題になっています(※編集部注)。

それらは複利で運用し続けることが前提となっており、毎月の投資収入があるというよりかは、運用をする中で一定の時期に必要な資金を売却などして取り崩すことが前提となっています。

したがって、毎月、決まったタイミングである程度まとまった資金が手に入るというものではありません。

加えて、先に示したインデックスファンドは株式などで運用しているために、常に資産価格が変動しているものです。したがって、自分の計画通りに資金を取り崩すことができるかというのも、確かなものはありません。

では、どのような資産に投資をすれば、毎月の収入を手にすることができるのでしょうか。

ここでは、2つの資産に絞ってお話をすすめましょう。

【※編集部注】つみたてNISAは米国株式インデック投信か全世界株式インデックス投信、どっちがおすすめ?(https://limo.media/articles/-/26202)

その1:不動産投資で毎月収入

不動産投資を通じてでは、毎月の家賃収入を手にすることが可能です。

しかし、手元に投資を原資がない場合には金融機関から借り入れをする必要があります。

借金に抵抗がない人であればようですが、借り入れに抵抗がある人には向かないでしょう。

不動産の専門家である浦田健氏によれば「(表面)利回りで12~13%以上で3000万円の(収益)物件を、半分を自己資金、半分をローンで計2戸購入することができれば、ざっくり計算して月30万円のキャッシュフローを確保することができます」としています(※編集部注)。

また、物件を手に入れてもずっと安泰かというと必ずしもそうではありません。

競合物件ができることにより賃料を下げざるをえなかったり、事故などで当初想定の賃料を得ることができないことなどもあり得ます。

このような投資家にとってマイナスの状況が起こることで計画的に返済できないということも起こりえます。

【※編集部注】50歳を超えてから「月30万円の不労所得」を作る4つの方法(https://limo.media/articles/-/24980)

その2:高配当株式で毎月収入

株式では、銘柄によっては配当が出る企業があります。

日本株の銘柄によっては、1年に2回配当がある企業もあり(米国株式では年間に4回の企業もある)、銘柄ごとに配当が出る月を1から12月までそろえることで、毎月配当収入を得ることができます。

余談ですが、配当利回りの高い企業を「配当貴族」と呼ぶこともあり、そうした銘柄ばかりを好む投資家もいます。

リスクとしては、配当は業績に基本的には連動するので、業績リスクもあります。

また、株価は株式市場の影響を受けるので、配当を手にしたとしても投資した銘柄の株価が当初よりも下落しているということもあります。

厚生年金だけでは不安だというのは決して一部の人の話ではない

サラリーマンであった方は、老後に厚生年金を受け取ることになると思いますが、毎月年金収入で25万円を手にできる人はまれです。

もちろん、年金収入に合わせた生活を目指すということも選択肢の一つですが、それだけは不足するという方は、毎月の収入がある50代くらいまでには、資産運用に挑戦をしておくのも大事なことかもしれません。

もっとも、投資に関してはリスクがないというものはなく、自分がよく理解できないものには手を出さないというのが重要かと思います。

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