【子育て費用】学校給食費の年間支払い金額が日本で一番大きい都市はどこ？3位は山口市、2位は鳥取市、そして1位は？

お子さんをお持ちの皆さんは、年間にどれくらい「給食費」にお金を払っているでしょうか？

驚くべきことに、都市によって、その年間の費用は大きく異なります。

今回は、総務省の家計調査より、各都道府県の県庁所在地及び政令指定都市での消費ランキングについてみていきましょう。

ちなみに、都道府県庁所在地以外の政令指定都市は、川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市となります。また、データは2018年から2020年までの平均値となっています。

今年の学校給食はどうでしたか

今年もコロナ禍が続く一年となりましたが、学校給食の環境も変わり、食事のとり方をはじめ、子供にとても引き続き難しかったのではないでしょうか。

学校給食は、毎月の支出となるので、家計としては固定費にあたります。

したがって、安いのに越したことはないでしょうが、育ち盛りの子どもには、しっかりとした昼食をとってほしいと思うのはどの親も同じではないでしょうか。

ただ、学校給食に関しては自治体の取り組みの差もあるので、意外にどこに住んでいるのかということでも内容に差があるというのが実際です。

子育て費用は必ずしも教育費用だけではなく、養育費も考慮する必要がありますよね（※編集部注）。

それでは、都市ランキングについてみていきましょう。

【※参考記事】教育費と養育費、子育て世代でいくら必要か（https://limo.media/articles/-/19771）

学校給食の費用の順位の第1位から第5位までの都市名と年間平均費用

第1位から第5位の都市と年間平均費用は以下の通りです。

カッコ内は年間平均費用となります。

第1位：金沢市（1万8355円）

第2位：鳥取市（1万8225円）

第3位：山口市（1万6869円）

第4位：高松市（1万6743円）

第5位：富山市（1万4563円）

全国平均：9697円

金沢市の年間費用は全国平均のざっくり倍程度もあります。

学校給食費の年間平均支払額の第1位は金沢市！

みなさん、第1位の都市を予想はできたでしょうか。

てっきり物価の高い東京都かと思いましたが、意外にも金沢市でした。

ちなみに、学校給食の年間費用で一番安いのは横浜市の4678円でした。

また、コロナ禍の前のようにみんなでワイワイ給食を楽しんでほしいものです。

※編集部追記：学校給食費をお支払いしている世帯からすると、そんなに安いはずがないというご意見もあるかとは思います。上記の平均値は全世帯で割り戻した数字となります。したがいまして、お子様のいない世帯も含まれた分母となりますので、実際に給食費を払われている世帯からすると低く見えております。（2021年12月16日 14:15 追記）

参考資料

総務省統計局「家計調査（二人以上の世帯）品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング（2018年（平成30年）～2020年（令和2年）平均）」（https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html）

子育て費用は総額2000万円で済まない！親はびっくり（https://limo.media/articles/-/8930）

子育て費用は幼稚園から大学まで総額で平均いくら必要か（https://limo.media/articles/-/16899）