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「来年こそお金を貯めたい」人が簡単に貯金体質になれる!2022年から実践できるコツ3選

LIMO / 2021年12月18日 7時0分

「来年こそお金を貯めたい」人が簡単に貯金体質になれる!2022年から実践できるコツ3選

「来年こそお金を貯めたい」人が簡単に貯金体質になれる!2022年から実践できるコツ3選

2021年も残り2週間ほどで終わりますね。クリスマスにお正月とイベントの多いこの時期。今月は出費の多さが気になる方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍2年目となった2021年。二度目のコロナ禍の生活とはいっても、何度か外出自粛を繰り返すと、家計のコントロールは思うようにできないものです。「来年こそ、お金をもっと貯めたい!」と考えていませんか。

みなさん平均でいくら貯蓄しているのでしょうか。総務省統計局が公表する「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、二人以上・勤労者世帯の貯蓄額は1378万円(世帯主の平均年齢は49.7歳・世帯人員は3.30人)。

もう少しくわしく20代~50代のはたらく世代の平均貯蓄額を眺めながら、今回は簡単に貯金体質になれるコツをご紹介します。

はたらく世代、平均でいくら貯金しているの?

同調査より、はたらく世代の平均貯蓄額と、年齢や世帯人員も確認しましょう。

【年代別】二人以上・はたらく世代世帯の貯蓄額

平均:1378万円(世帯主の平均年齢:49.7歳・世帯人員3.30人)

~29歳:377万円(世帯主年齢:27.0歳、世帯人員:2.97人)

30~39歳:750万円(世帯主年齢:35.2歳、世帯人員:3.66人)

40~49歳:1071万円(世帯主年齢:44.5歳、世帯人員:3.70人)

50~59歳:1681万円(世帯主年齢:54.3歳、世帯人員:3.16人)


貯蓄が1000万円を超えるのは40代。20代から30代、30代から40代の貯蓄額は300万円台の増加ですが、40代から50代になると600万円ほど増えます。

20~40代は収入が増える過程の一方で、お子さんがいるご家庭は教育費や住宅ローンなどの費用もかかる時期。

50代になると教育費も終わり、収入も上がるため貯蓄額の増加が大きくなるようですね。

ただし新型コロナウイルスにより、雇用や収入、働き方に大きな影響も出ました。「50代になれば収入が上がる」「まとまった退職金が出る」「定年まで今の会社で働き続けられる」とは必ずしも言えない時代になりましたね。

20~40代といった若いうちでも、貯蓄は増やしたいですよね。新年から始められる貯蓄のコツをご紹介します。
 

貯金のコツ1.1カ月のお金事情を見える化する

「お金を貯めたい」そう思ったときにまずしたいのが、今の1カ月の収支を書き出すことです。「家賃、水道光熱費、通信費、ガソリン代、保険料、食費、日用品代、習い事費用」など、月のすべての支出を書き出しましょう。

できれば習い事費用や塾代、通信教育費用を書き出したら、「教育費」として囲むなど、項目ごとにまとめると把握しやすいでしょう。

1カ月の支出を見て、感じたことは何でしょうか。「食費が思ったよりもかかっている」「習い事の数が多すぎるかも」など、その違和感は覚えておきましょう。すぐに改善できなくても、後から家計を見直すヒントになります。

節約へのスタート地点はこの「家計の見える化」です。これができれば、あとは節約のために工夫するだけです。

貯金のコツ2.光熱費と通信費を見直す


先ほど見える化した支出を見て、見直せる可能性のあるものにマーカーなどで印をつけましょう。

たとえば「電気代、ガス代、保険料、習い事費用、食費、家賃、日用品代、服飾費、交際費」など。これ以上変えようがないものは付けません。

印をつけたものは、今後変えることでお金が増える可能性があるものです。ここを中心的に家計を見直しましょう。

とはいえ、たとえば家賃や習い事費用のように、今すぐ変えられないものもあります。これは別の色分けをしておいて、タイミングが来たら変えるといいでしょう。

すぐに変更しやすいのは、電気代やガス代といった光熱費や通信費です。一度見直せばあとは放っておいても節約できますし、会社によってはオンラインのみで契約変更が可能です。この2つは積極的に見直したいですね。

一方で、消費や日用品、交際費のような変動費は、節約しようにもガマンや努力が必要になる場合が多く、月々の出費も安定しません。これは一旦置いておき、次の変更をおすすめします。

貯金のコツ3.自動積立定期預金をする

貯蓄の基本は先取り貯金です。つまり、給料日に自動で積み立てて貯金をし、残ったお金で生活することですね。

先取り貯金にはいくつもの方法がありますが、扱いやすいのが自動積立定期預金です。自動積立定期預金は銀行で申し込めるもの。銀行によってサービス内容が異なりますが、毎月決められた日に一定金額を積み立てられます。

さらに目的別に分けて、自動で積み立てができる銀行もあります。この場合は「教育費」「老後資金」「旅行費用」などと分けて積み立てられるので、より貯金を管理しやすくなるでしょう。

問題は、設定金額です。無理のある金額では月々の生活費が足りず、貯金を崩すことになるので逆効果でしょう。先ほどの家計の見える化をして、少し余裕をもたせて設定するといいでしょう。

また、12月のクリスマスのように、イベントや家族の誕生日がある月は出費も増えます。あらかじめ「クリスマスの予算はいくら」「長期休暇の昼食代はいくら」とある程度決めておくと管理できるでしょう。

先取り貯金をすることで、決められた金額内で生活をすることになります。すると先ほどの食費や交際費なども自然と抑えるようになるでしょう。

「貯金には手を付けない」と決めるか、貯金を引き出しにくくする工夫もしてくださいね。

できる範囲で貯まる仕組みを作ろう

お金を簡単に貯めるには、家計を見える化し、できる工夫を考え、対策をおこなうの3ステップになります。大切なのは無理をせず、自分ができる範囲の工夫をすることです。

年末年始などの長期休暇も控えていますので、これを機に3つの方法を試してみて、来年こそ貯蓄額を増やすことにチャレンジしてみましょう。

参考資料

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」(https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.html)

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