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ママが「子どものために削りたくないお金」、逆に「節約したいお金」それぞれのトップ3は?

LIMO / 2021年12月20日 18時30分

ママが「子どものために削りたくないお金」、逆に「節約したいお金」それぞれのトップ3は?

ママが「子どものために削りたくないお金」、逆に「節約したいお金」それぞれのトップ3は?

この秋から冬にかけてハム、マヨネーズ、ポテトチップスなど食料品の値上げを各社が公表しています。電気料金の値上げも発表され、今年は「ガマンの冬」となりそうですね。

できるだけ節約したいと思っても、子どもがいれば食費や光熱費などはなかなか削れません。ちょうど年末年始も近いこの時期は出費も多く、節約を検討されている方もいるのではないでしょうか。

小さなお子さんのいるご家庭では、それまでに比べて「お金をかけるものの優先順位」がガラッと変わります。少し前の調査にはなりますが、ママ向けアプリ「ママリ」を提供するコネヒト株式会社が、末子が3歳未満の全国の女性2982名に行った「お金に関する調査」(2018年6月26日公表)によると、「出産前後でお金の使い方は変わった」と答えた女性は81.1%。

特にママたちが考える「子どものために削りたくないお金」と、逆に「節約したいお金」は何でしょうか。それぞれトップ3をながめながら、今冬のお金のやりくりについて考えましょう。

子どものために「絶対削りたくないお金」トップ3は?

まずは同調査より、ママたちが削りたくないと思う支出をみていきましょう。

出典:ママ向けアプリ「ママリ」の「お金に関する調査」

1位は「ベビー・子ども用品代」でした。ベビー服やおもちゃ、ベビーカー、チャイルドシートなど、種類は多岐にわたります。

生まれたての赤ちゃんの肌に触れる服やおむつなどは、肌に優しいものにしたいと考えるママが多いようです。大切な赤ちゃんだからこそ、ベビー服やおもちゃもわが子に合うものを選びたいですよね。

また、以前から大変だといわれている、ひとりで育児をおこなうワンオペ育児。無事ワンオペ育児を乗り切るためにも、さまざまなグッズを活用するママは多いでしょう。

一方で、「ベビー・子ども用品」は買ったけど使わなかったもの、自分の子どもには合わなかったものも意外と多いです。高価なものは念入りに調べたり、物によっては必要な年齢になってから購入しても良いでしょう。

2位は「教育費」でした。「子どもの可能性を広げてあげたい」という方は多いのではないでしょうか。いまは早いうちからお子さんの習い事や通信教育を始める方も多いですよね。

また、将来の教育費もかかります。大きな金額になることが多いため、早いうちから学資保険などでコツコツと準備したいですね。

3位以降は医療費、食費と続きました。子どもの健康を守るために、医療費や食費は削りたくないと考える方が多いようです。

逆に、「ママが節約したいお金」トップ3

逆に、子育て中であっても、ママが「ここは節約したい」と思う項目をみていきましょう。

出典:ママ向けアプリ「ママリ」の「お金に関する調査」

1位は「食費」でおよそ7割を占めました。先ほど削りたくないお金で4位にランクインした食費でしたが、節約では1位にあがっています。

赤ちゃんのためになるべく体に良い食材を選びたい一方で、子どもを育てるためには何かとお金がかかります。食費は工夫次第ですぐに節約ができる項目。「体に良いものは食べさせつつも、節約しよう」と考えるママが多いのでしょう。

2位は水道光熱費です。電気やガスが自由化となったいま、光熱費は契約を見直せば節約ができるもの。電気料金も値上げされているので、この年末年始に見直しを検討されてもいいでしょう。

3位はファッション費です。同調査の「出産後にお金をかけなくなったものは何ですか?」の1位にランクインしたのもファッション費(衣類、服飾品、化粧品など)でした。

赤ちゃんが生まれると外出する機会も一気に減りますよね。洋服も着回しが聞くもの、汚れても良いものなど、産前と選ぶ基準が変化するでしょう。コロナ禍の今では、さらにファッションにお金をかけなくなった方は多いのではないでしょうか。

子育て家庭、この冬は何を節約する?

先ほどの調査を見ると、赤ちゃんの健康や教育に関わるお金は削りたくないと思う一方で、食費や光熱費、ファッション費を節約したいと考える傾向が分かりました。

食料品や電気料金が上がるこの冬は、やはり「食費」「水道光熱費」の2つは見直しを行いたいですね。まずはわが家はいくらかかっているのかを見直して、食費は週にいくらまでなど目標を決めましょう。

電気やガス代についても、セットにすれば今よりも安くなる可能性があります。どの会社なら利用できていくら安くなるのか、シミュレーションしたり相談したりしてみましょう。

ファッション費についても、特に乳幼児の子育て中は実用性をメインに考えるもの。ただ女性はファッションで気分を上げることもできるので、ご自身の気持ちと相談しながら、安くて可愛いものを購入する手段を考えるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、みんな平均でどれくらい貯蓄しているのかというと、年代別の二人以上世帯の貯蓄額は次の通り。

【年代別・金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)】平均・中央値

20歳代:292万円・135万円

30歳代:591万円・400万円

40歳代:1012万円・520万円

※参考:金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」

平均は一部の大きな金額に引っ張られやすいので、より実態に近いのは中央値です。20代で135万、30代になると400万、40代では520万円ですね。

20代のころは貯蓄をするにも厳しいかもしれませんが、30~40代になるとまとまった貯蓄ができるようになるようです。年齢が上がることで収入が増えたり、お子さんが育ってきて女性も仕事を始めたり働く時間を増やしたりできるでしょう。

乳幼児を育てる間はお金の不安も抱えがちですが、今できる工夫を考えて今年の冬をのりきりましょう。

参考資料

PRTIMES「ママが節約したい支出・削りたくない支出TOP3発表【ママリ調べ】〜約80%が出産後の出費に変化、子供用品・教育費など子供のための消費には意欲的〜」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000019831.html)

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2020/20bunruif001.html)

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