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正月に飾りたい【縁起のよい花】オススメ5選!新年にふさわしく華やかな気分に

LIMO / 2021年12月27日 18時15分

正月に飾りたい【縁起のよい花】オススメ5選!新年にふさわしく華やかな気分に

正月に飾りたい【縁起のよい花】オススメ5選!新年にふさわしく華やかな気分に

新年の準備で忙しい時期になってきました。日本人にとっては一年の中でも特に大切なお正月。家族や親せきが久しぶりに集まる機会も増えることでしょう。

来客をお迎えするとき、玄関や居間に美しい花が飾ってあると正月らしく華やかです。

今回は正月に花を飾る意味や飾り方、縁起がよい花を5種を紹介します。

正月に花を飾る意味 

正月は五穀豊穣の神とされる「年神様(としがみさま)」を自宅にお迎えして、神様に感謝しお祝いをするためのおもてなしの行事です。

Kristi Blokhin/Shutterstock.com

年末には家をきれいに掃除して、玄関や床の間には新鮮な花を飾るのか昔からの習わし。正月に花を飾るのは、年神様に感謝と歓迎の気持ちを表すというのが本来の意味です。

新年のあいさつに来られたお客様も美しく飾られた花を見て、正月らしい晴れやかな気持ちになることでしょう。

正月の花の飾り方・片付け方

正月の花を飾る期間や片付け方には昔から一定の決まりがあります。やや古めかしいかもしれませんが、言い伝えられている縁起や古来から続く伝統は知っておくと参考になるでしょう。

花を飾る日

正月の花を飾る日は末広がりの「8」がつく、12月28日がよいとされています。それ以前に飾ると肝心の正月まで花が持たず、枯れてしまうかもしれません。

また12月29日は「二重苦(にじゅうく)」を想像させること、また大晦日31日に飾ると「一夜飾り」になるため縁起が悪いとされています。

花を片付ける日

昔は「松の内(まつのうち)」までが正月と考えられていました。松の内は地域によっても違いますが、1月7日または15日です。正月の花も松の内を過ぎれば片付けるとよいでしょう。

花の片付け方

神様をおもてなしした花なので、処分する際も失礼のないようにしたいものです。

どんと焼きという行事がある地域では、飾った花を持って行って正月のお飾りと一緒に燃やしてもらいましょう。神社で行っているところもあります。

近頃はどんと焼きの行事も少なくなってきたので、塩で清めて紙に包み、ゴミとして処分してもかまいません。

正月に飾りたい!縁起のよい花5選

センリョウ

High Mountain/Shutterstock.com

常緑で冬に小さな赤い実をたわわに付けるセンリョウ。名前にお金の単位が付けられていることからわかるように、金運アップの縁起物とされています。

花言葉は「利益」「富」「恵まれた才能」「裕福」です。似ている枝ものにマンリョウがありますが、マンリョウは赤い実が下向きに垂れるのに対し、センリョウは上向きに実が付きます。赤色のほかにオレンジ色や黄色のマンリョウも。

※参考価格:400~600円前後(1本あたり)

ナンテン

HikoPhotography/Shutterstock.com

「難を転じる」という言葉に由来した名前を持つナンテン。花言葉は「よき家庭」「福をなす」「私の愛は増すばかり」「機知に富む」です。江戸時代の頃から厄除けの木ということで庭に植えられてきました。

正月の花として1年を無病息災で過ごせるように願いを込めて飾りましょう。

赤い実が一般的ですが、白い実をつける「白南天」という品種もあります。2色飾れば紅白でますますおめでたい雰囲気になり、正月にピッタリです。

※参考価格:300円前後(1本あたり)

freya-photographer/Shutterstock.com

原産地の中国では邪気をはらい長寿をもたらす花とされている菊。

花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」です。平安時代の宮中では9月9日の「重陽の節句」に、菊を観賞しながら菊酒を飲んで長寿を祈願する習慣がありました。

また高貴な花として天皇や皇室の御紋にも使われています。ただ、菊は仏事の供花というイメージが強く、正月には不向きと思われがちです。

そこで正月に飾る場合は西洋菊のマムがおすすめ。カラフルでかわいい品種が多いので、華やかさをアップしてくれるでしょう。

※参考価格:200~300円前後(1本あたり)

ruiruito/Shutterstock.com

松・竹と並び正月花の定番になっている梅。松・竹・梅の3つを総称して「歳寒三友」または「厳寒三友」と呼びます。

花言葉は「高貴」「高潔」「忍耐」。梅はまだ寒さの残る2月~3月に、ほかの花に先駆けて咲く花です。そこで寒さに負けず健気に咲く姿から梅を希望の花ととらえ、「出世」「開運」の象徴として幸運を祈って飾られます。

ほのかに漂う香りがすばらしく、正月にお客様をお迎えする花としておすすめです。

※参考価格:3000~4000円前後(枝もの複数本、100センチ前後)

ロウバイ

High Mountain/Shutterstock.com

梅よりも早く咲き始めて春を告げてくれるロウバイ。花びらに光沢があり、まるでロウで作られた梅の花のように見えることからこの名前が付きました。

花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」「先見」。ロウバイの花は優しい黄色で、赤と同様に黄色も金運をもたらす色として縁起がよい色です。

香りが強く一枝飾るだけで部屋中に甘い香りが漂うので、正月の花として愛されています。

※参考価格:2000~3000円前後(枝もの複数本、100センチ前後)

まとめにかえて 

正月の花について深掘りしていくと、昔から人々が特別な思いを込めて正月の準備をし、新年を迎えていたかがよくわかります。

現代では生活が多様化され、正月の迎え方もいろいろと変化してきました。伝統や習慣にとらわれず、自分なりに気持ちを込めて花を飾り、晴れやかなよい新年を迎えましょう。

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