名車「N360」を受け継ぐホンダの軽自動車「N-ONE」。累計販売300万台超え!人気のNシリーズとは
LIMO / 2022年1月9日 11時15分
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名車「N360」を受け継ぐホンダの軽自動車「N-ONE」。累計販売300万台超え!人気のNシリーズとは
ホンダ Nシリーズは、“New Next Nippon Norimono”をメッセージに、「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という思いを込めた、ホンダの軽自動車シリーズ。2011年に第一弾としてスーパーハイトワゴン「N-BOX(エヌボックス)」が発売され、現在はN-BOX以外にも、ハッチバックタイプのN-ONE(エヌワン)、トールワゴンタイプのN-WGN(エヌワゴン)、商用バンタイプのN-VAN(エヌバン)も展開しており、2021年6月末には、Nシリーズ全体で累計販売台数300万台を突破した人気の軽自動車シリーズです。
その中でもN-ONEは、Nシリーズの中でもハッチバックタイプに相当する軽自動車。N-ONEは、ホンダがかつて1967年に製造した軽自動車「N360」をモチーフにしたことでも知られており、2012年に初代が発売され、2020年には2代目が登場しました。
「2021-2022 日本・カー・オブ・ザ・イヤー 『K CAR オブ・ザ・イヤー』」を受賞したN-ONEですが、どのような軽自動車でしょうか。
ホンダの名車「N360」を連想させる、クラシックなエクステリア
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N-ONEのエクステリアで一番の特徴と言えるのが、ホンダの軽自動車「N360」のデザインを継承している事でしょう。N360のデザインの継承は初代N-ONEで行われましたが、2代目でも、原点のN360を継承したタイムレスデザインをコンセプトにしています。
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2代目N-ONEは、パッと見ると初代N-ONEのデザインと大きく変わりませんが、細かく見ると違いがあるがわかります。例えば、前後デザインは踏ん張り感のあるスタイリングにすることで、初代よりもワイド感と安定性を感じられるようになっており、フロントは、彫りの深いヘッドライトを採用し、立体感があるデザインに仕上がりました。
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N-ONEには、Original、Premium、RSの3種類のシリーズを用意しています。Originalにはシンプルなフロントグリルを装備しているのに対し、Premiumはクロームメッキモールを施した大開口グリルで高級感を演出し、RSはダーククロームメッキのモールを施した大開口グリルによりスポーティ感を演出することで、シリーズごとに個性を変えています。
3種類のシリーズによって異なる雰囲気を持たせたインテリア
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心地よい開放感を高め、ミニマルな室内空間を追求したのを売りにしたインテリアは、運転席では運転する楽しさを、助手席ではミニマルながらくつろげる空間を目指して作られています。運転席と助手席シートは座る機能を重視したセパレートタイプを採用。フロントシートはカーブを曲がる時、しっかりと体を支える構造を採用し快適に運転できる走行性能を実現しました。
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内装のカラーリングは、3つのシリーズごとに特色を持たせており、Originalではメインカラーをブラックとし、シートやインストルメントパネルの一部分にはプラチナホワイトを採用。高級感を重視したPremiumはブラックカラーの内装に、インストルメントパネルにはブラックウッド調のパネルを採用。そして、スポーティモデルのRSは、ブラックカラーの内装に、スチールヘアライン調のインストルメントパネルや、アクセントとしてオレンジのガーニッシュ等を採用することで、3つのシリーズごとに特色を出しています。
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備
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安全運転支援システムは「Honda SENSING」を全タイプに採用。車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車との衝突回避を支援する「衝突軽減ブレーキ」や、歩行者と衝突する恐れがあると、音やステアリング操作で衝突回避を行う「歩行者事故低減ステアリング」といった衝突回避から、適切な車間距離を保つ「渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」、車線内走行をステアリング操作で支援する「車線維持支援システム(LKAS)」といった、運転の負担を軽減するシステムなど、合計で10の機能を搭載しています。
パワートレインはガソリンエンジンのみの設定 走行性能を重視したい人に向けてターボエンジンも用意
パワートレインは、Original、Premiumには、最大出力58馬力を発生する0.66リッター直列3気筒自然吸気エンジンと無段オートマチック変速を組み合わせています。また、Premium TourerとRSは、最大出力64馬力を発生する0.66リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載。ターボエンジンに搭載されている無段変速オートマチック変速は、ハンドルに装着されたパドルシフトが装備されており、オートマチックながら、シフト変速が可能です。
また、スポーティ仕様のRSは俊敏な走り出しにセッティングを行った無段オートマチック変速に加え、同社の軽スポーツカー「S660」にも搭載されていた、6速マニュアルトランスミッションを搭載し、操る楽しさも重視しています。
他にも、燃費向上のために、停車時に自動的にエンジンを止める「アイドリングストップ」や、エンジンやエアコン等の動きを燃費重視にするように自動制御する「ECONモード」を採用。燃費性能は、2輪駆動モデル、無段変速オートマチック車の場合、自然吸気エンジンを搭載した「Original」「Premium」シリーズは、WLTCモードでリッターあたり23キロ、ターボエンジンを搭載した「Premium Tourer」と、「RS」は21.8キロです。価格は、「Original」が159万9400円から、「Premium」が177万9800円から、「Premium Tourer」が188万9800円から、「RS」が199万9800円からです。
参考資料
本田技研工業株式会社「ホンダ N-ONE」(https://www.honda.co.jp/N-ONE/)
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