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トヨタ・ハイエースの中古車は国内外で人気、半導体不足、アウトドアや車中泊ブームも影響か

LIMO / 2022年1月13日 10時50分

トヨタ・ハイエースの中古車は国内外で人気、半導体不足、アウトドアや車中泊ブームも影響か

トヨタ・ハイエースの中古車は国内外で人気、半導体不足、アウトドアや車中泊ブームも影響か

昨今のコロナ禍で自家用車の購入を検討されている方が増えてきております。

一方で、世界的にみると、半導体不足により、自動車部品の供給逼迫問題、自動車メーカーの工場稼動停止など、新車製造には大きなブレーキがかかっています。

結果として、新車に関しては注文から納車までの時間が非常に長くなっています。

今回はそのような状況でも、タイムリーに欲しい車が手に入る「ハイエースの中古車」に焦点を当てて解説していきます。

では、ハイエースについての概要から見ていきましょう。

ハイエースを取り巻くマクロ環境とユーザーの変化

ハイエースは、長年、国内外で人気の商用車です。

一口にハイエースといっても、バン、ワゴン、コミューターと種類がわかれています。

商用車というと一般ユースとは縁遠いかなと思われる方もいるかもしれません。

しかし、ハイエースは近年のアウトドアブームや車中泊のトレンドから、自家用車としても人気を博しています。

また、ユーザーによるカスタムのしやすさからも車弄り(くるまいじり)が趣味の方にも人気の車種です(※編集部注)。

※【参考記事】【キャンピングカー3選】全国一周した旅行者おすすめのバンコン、キャブコン、軽キャンピングカーとは(2022年最新)(https://limo.media/articles/-/26885)

ハイエースのモデルチェンジの歴史とは

現行のハイエースは、H200系と呼ばれるモデルです。

通常の車はざっくり4年サイクルでモデルチェンジすることが多いのです。

しかし、現行のハイエースの場合は、2004年に登場し、驚くことに現在に至るまで複数回のマイナーチェンジと小規模な改良を重ね続け、大きなモデルチェンジなく、現在に受け継がれてきています。

大きなモデルチェンジがなくても飽きられずに多くのファンを惹きつける現行モデルですが、どのようなスペックとなっているのでしょうか。

諸元表でサイズなどについて見ていきましょう。

ハイエースの車体のサイズ感とは

「商用車タイプの日常利用」といわれても、「サイズが大きいのでは?」と思われる方もいるかと思います。

ハイエースは、トヨタのミニバン「アルファード」、「ヴェルファイア」のサイズ感と比べるとざっくりいえば同程度ですが、小回りはハイエースの方が良いとの評価はあります。

サイズ感(寸法)については、以下、ピックアップするとの通りです。

 全長:4,695mm(ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ)~5,380mm(スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ)

 全幅:1,695mm(ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ)~1,880mm(スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ)

 全高:1,980mm(ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ)~2,285mm(スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ)

主要諸元表のデータだけでは想像がつきにくいかもしれませんが、次に利用シーンやグレードもあわせてみていきましょう。

ハイエースのお得なおすすめグレードとは

ハイエースには、大きくわけると「バン」と「ワゴン」、「コミューター」があります。ここではバンについて見ていきましょう。

仕事や日常生活での使用については、利用シーンで異なるでしょうが、ハイエースを一般的に利用するのであれば、バンがおすすめです。

バンではガソリン車とディーゼル車が展開されています。また、「DX」グレードと、上位グレードの「スーパーGL」グレードがあります。

ガソリン車とディーゼル車の価格差は一見大きいですが、ビジネスや自家用車としても遠出が多く、10万km以上走ることが想定される方は、日本人にとってはなじみが薄いかもしれませんが「ディーゼル車」の「スーパーGL」グレードがよいと評価される方もいます。

ハイエースの中古車価格の相場と選ぶ目安

ハイエースの中古車としての価格帯は、タイプにもよるので一概にもええないのですが、数十万円前半から~900万円台と幅が広くなっています。

中古車の平均価格は時期や車両のスペックなどにもよりますが、目安として約200から300万円台が多くなっています。

一方、新車価格でいうと、スペックにもよりますが200万円から300万円台です。先ほどの中古車市場での価格を考えると、ハイエースは中古車でも価格が下がりにくいというのが見てとれます。

需要があるから中古車価格も下がりにくいということもありますが、消費者からすれば、下がりにくいので安心して購入できるという側面もあります。

先ほども触れたとおり、ハイエースは現行モデルになってから15年以上が経過しています。その中でマイナーチェンジをしてきているのは、先ほどもお伝えした通りです。

「ハイエース バン」として中古車市場で流通している中でよく見かけるのは現在のモデルや2013年にマイナーチェンジされたモデルです。

中古車購入を検討されている方は、万が一に備えて、盗難防止システムが装備されているモデルが一つのポイントとなるかと思います

また、走行距離が気にならなければ10万km付近で検討すれば価格も抑えることが可能です。

ハイエースの中古車でのリセールバリューは高いのか、安いのか

ハイエースのリセールバリューは先ほど中古車価格で見てきたとおり、かなりの高評価で、人気のSUVやミニバンとそん色ないレベルといってもよいのではないでしょうか。

その背景の一つに、「海外での人気が非常に高い」ことがハイエースのリセールバリューが高い理由といえます。

通常の車であれば、経過年数ごとに中古車価格は下がっていきますが、ハイエースなどの一部の車は、海外での圧倒的な需要の高さから、リセールバリューが高くなる傾向にあります。

また、日本の平均的な中古車市場の相場では、10万kmの走行距離や10年の型落ちとなれば価格はぐっと下がりますが、ハイエースのリセールバリューは、一般的なそうした条件下と比べても高い水準にある傾向にあります。

まとめにかえて

今回はハイエースの中古車について中心に紹介しました。いかがでしたでしょうか。

「見た目が大きいから運転しにくそうだな」と思われていた方や、「中古車なのに高い気がするな」、「売る時はちゃんと売れるのかな」、といった疑問を持たれていた方もいるかとおもいますが、モヤモヤが少しでも晴れていたら幸いです。

新車が欲しいけど、ディーラーに言ったら車種によりますが、「半年待ちます」というような返事をされた方もいるのではないでしょうか。

オミクロン株の影響でまだまだ思い切って外出ができない環境が続きそうですが、ハイエースはキャンプなどにも適した車です。

それぞれの用途に応じた使い方をイメージしながら、カーライフをエンジョイしていただければと思います。

参考資料

トヨタ「ハイエース バン 価格・グレード」(https://toyota.jp/hiacevan/grade/)

トヨタ「ハイエース ワゴン 価格・グレード」(https://toyota.jp/hiacewagon/grade/)

トヨタ「HIACE」(https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/hiacevan/hiace_main_202108.pdf)

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