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「日産 ノート」日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新世代コンパクトカー

LIMO / 2022年1月21日 11時55分

「日産 ノート」日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新世代コンパクトカー

「日産 ノート」日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新世代コンパクトカー

日産の「ノート」は、2005年1月に登場したコンパクトカー。2012年9月には2代目が発売され、その4年後の2016年11月に、エンジンは発電のみを行い、モーターで走る「e-POWER」を搭載したモデルが人気になりました。

2020年11月に登場した、3代目ノートは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」をコンセプトに、様々な部分を刷新。2代目に存在したガソリンエンジンのみで駆動するグレードを廃止し、e-POWERのみの展開にする等、新世代コンパクトカーとして注目され、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。今回は、3代目ノートは、一体何が違うのか解説します。

新しい日産のデザインコンセプトを採用したエクステリア

3代目ノートのエクステリアは、フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプに、日産車の特徴として知られているVモーショングリル、横一文字のテールライトを採用しており、2021年7月に発表された日産初のクロスオーバーEV「アリア」の雰囲気を連想させるデザインになりました。

また、ノートには上級車種として「ノート オーラ」を用意。ノート オーラはノートよりもシャープで細くなったヘッドライトに、横一文字に点灯するLEDテールライト、リヤフェンダーにボリュームを持たせた3ナンバー仕様の幅広なワイドボディを採用することで、ノートよりも高級感を演出することに成功しました。

ボディカラーは、ノートに関しては、3代目「ノート」向けに開発したクールトーンの「オペラモーブ」など、2色の2トーンを含む、全13色のカラーバリエーションを用意。また、ノート オーラは「ガーネットレッド/スーパーブラック」、「ミッドナイトブラック/サンライズカッパー」を含む2トーン5色、モノトーン9色の全14色のカラーバリエーションを用意しています。

センターディスプレイと一体化したメーター等、モダンなイメージを実現したインテリア

インテリアデザインは、センターディスプレイと一体化したメーターや、カーボン調加飾にマットクロームのフィニッシャーを採用することで、モダンなイメージを実現したインテリアとなっています。

モダンなイメージを重視したノートのインテリアに対し、ノート オーラは高級感を重視しているのが特徴です。インストルメントパネル周辺やシフトレバー周りには木目調フィニッシャーを採用し高級感を演出し、シートも人間工学に基づいて作られた「ゼログラビティシート」を全席に採用することで、ドライブ中の疲労軽減も重視しています。また、シート素材は、ヘリンボン柄の目付けに気を配ったツイード調織物と合皮のコンビシートに、クッション材を多用しキルティングラインの向きで身体の滑りを防ぐことに配慮した本革シートの2種類を用意しました。

他にも、プライベート空間の快適性に拘るために、ルーフやドア、フロントドアのガラスなどに遮音対策を採用。また、メーカーオプションで、運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを配した「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を用意しています。

高速道路を安心して走行できる「プロパイロット」も用意した安全運転支援システム

ノートの安全運転支援システムは、街中を走行している時に車両や歩行者を検知し、衝突回避をアシストする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」に、2台前を走る車両を検知し注意を喚起し、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故回避を支援する「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」や、警告音とともに車線内に戻すようステアリング操作をサポートする「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)」を標準装備。

長距離ドライブを楽しむ人に気になるのがメーカーオプションの「プロパイロット(ナビリンク機能付)」でしょう。この機能は、高速道路で同一車線を走行している時、車間距離や車線中央を保持するだけでなく、カーナビゲーションシステムとの連携を行うことで、制限速度が変わった時に設定速度の切り替えや、システムがカーブの大きさに応じた減速を支援することで、ドライバーの疲労を軽減させます。

パワートレインは全車「e-POWER」を搭載し、モーターの力強い走りを実現

パワートレインは、ノートには、最大出力82馬力を発生する1.2リッター直列3気筒自然吸気エンジンと最大出力85kW(116馬力)を発揮するフロントモーターを搭載。また、ノートオーラは、フロントモーターの出力を高め、最大出力100kW(136馬力)を発揮します。

自動車に使われているハイブリッドシステムは様々な種類が存在しますが、ノートシリーズに採用されているハイブリッドシステム「e-POWER」の特徴は、エンジンは発電だけを行い、モーターだけで走行を行うハイブリッドシステムです。このハイブリッドシステムの利点は、電気自動車のようなモーターの力強い走りと静音性があり、電気自動車のように充電を行わなくても良いという利点があります。

また、4輪駆動仕様の「e-POWER 4WD」は、フロントモーターに加え最大出力50kW(68馬力)を発揮するリアモーターを搭載しています。このシステムは、前後のトルク配分を自在にコントロールすることができ、アイスバーンや雪、濡れた路面などの滑りやすい道を安定して走ることが可能なだけでなく、ドライでも状況に応じて前後モーターの出力やトルクを瞬時に調節し、発進や追い越しでの加速、コーナリング等、様々な道で優れた走行安定性を発揮すると謳っています。

燃費性能は、2輪駆動モデルの場合、ノートは、「F」グレードでWLTCモードの場合リッターあたり29.5キロ、ノートオーラの場合、「G」グレードでWLTCモードの場合、リッターあたり27.2キロになります。

価格は、ノートが202万9500円から、ノートオーラが261万300円からです。

参考資料

日産自動車株式会社「ノート」(http://%EF%BC%9Ahttps://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

日産自動車株式会社「ノート オーラ」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/aura.html)

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