【パンジー・ビオラ】冬のガーデニングに大活躍!基本情報や育て方、寄せ植えの方法を紹介
LIMO / 2022年1月20日 9時45分
【パンジー・ビオラ】冬のガーデニングに大活躍!基本情報や育て方、寄せ植えの方法を紹介
冬のガーデニングには欠かせないパンジーとビオラ。花の少ない冬でも元気に育ち、キレイな色の花を咲かせます。
近年は品種改良が進み、オトナっぽいニュアンスカラーや華やかなフリル形の品種も登場。選ぶ楽しさも増しています。
今回は冬の代表的な花であるパンジーとビオラについて、その基本情報や育て方、ポイントについてお伝えします。
パンジー・ビオラの基本情報
スミレ科スミレ属
一年草
草丈:10~30センチ
原産地:ヨーロッパ
参考価格:100~300円前後(ポット苗)
品種改良が進むパンジーとビオラ。もともと冬の低温に晒されたのち春に開花する花でしたが、現在では寒い時期でも花を楽しむことができるようになっています。
また、以前は花が大きいタイプをパンジー、花が小さいタイプをビオラと呼んで区別していましたが、品種改良が進んだことで、さまざまな品種が多く出回るようになり、その区別は難しくなっています。
柔らかで華やかの印象の八重咲き、縁にフリルが入った品種や、色は水色・青・紫・黄色・オレンジ・赤・白・黒と大変カラフルな色合い。一つの花の中に複数色が混じった品種もあります。
開花時期は10月から5月頃まで。寒い時期は元気に咲く花が少ないため、冬のガーデニングにはもっぱら用いられる草花です。寄せ植えにすると、とても華やかですよ。
パンジー・ビオラの花言葉は「物思い」「私を思って」。うつむき加減に咲く姿が恋人を思う少女の姿に重なることからつけられたとも言われています。
パンジー・ビオラの育て方
パンジーとビオラは日当たりや風通しのよい場所、水はけのよい土壌で育てると元気に花を咲かせます。日当たりが足りないと徒長したり、株が弱って害虫の被害に遭いやすくなるので気をつけましょう。
土は市販の草花用培養土を使用すると、自分で配合する手間がなくオススメです。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげるようにします。肥料は花が咲き始めたら定期的に施肥するようにしましょう。花つきがよくなります。
また咲き終わった花、花がらは気づいたら取り除くようにしましょう。咲き終わった花を摘むことで、これから咲く花に栄養分を回すことができ、キレイな花を長く楽しめるようになります。
育て方のコツ
苗の植え付けは11月下旬〜2月に行います。冬に育て始める場合は苗を買って植え付けるほうが手軽で確実です。よく晴れた暖かい日が植え付けに適した日です。
植え付けの際には土をポット苗に植っているときと同じくらいの深さまで掘って植え付けをしましょう。
冬の寒い日の水やりは注意が必要です。水やりを夜間におこなうと、夜中や明け方の寒さで土が凍ってしまうことがあります。凍結すると根が傷む原因となるので、冬は暖かい日の午前中に水やりをするようにしましょう。
また、冬は春と比べると土が乾くまでの時間が遅くなります。土の状態を確認してから水をやることも大切なポイントです。
冬は花の咲き方が秋や春と比べると遅くなることがありますが、基本的には心配しなくて大丈夫です。パンジーとビオラは春に生長が活発になります。春にたくさん花を咲かせるのを気長に待ちましょう。
パンジー・ビオラの寄せ植え
パンジーとビオラは寄せ植えに向いている花です。
パンジーとビオラに合わせて植える花は、冬から春先にかけて元気に咲くシクラメン、ジュリアン、ハボタン、アネモネ、チューリップ、スイートアリッサムなどがオススメです。
寄せ植えを作る際は、色合いを意識するとおしゃれに仕上がります。同系色を合わせるとシックで洗練された雰囲気にまとまります。反対色を合わせると個性的な雰囲気の寄せ植えになります。
アネモネ、ジュリアンはパンジーとビオラのように花色が豊富なので、いろいろな雰囲気の寄せ植えを作ることができます。園芸店で組み合わせて選ぶのも楽しいですよ。
寄せ植えを作る際には、高さも意識すると鉢の仕上がりに奥行きや立体感が出ます。背丈の高いチューリップ、ムスカリ、スイセン、葉が豪華なハボタンと合わせても素敵です。
まとめにかえて
寒い時期もあざやかな色あいで私たちを楽しませてくれるパンジーとビオラ。人気品種の発売日には行列ができるほど、多くのファンがいる人気の花です。
性質がとても丈夫で、初心者にも育てやすいので、今年の冬はぜひパンジーとビオラを育ててみてはいかがでしょうか。
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