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大谷翔平はココがすごい「リアル二刀流」強さのポイント4選!

LIMO / 2022年1月25日 6時50分

大谷翔平はココがすごい「リアル二刀流」強さのポイント4選!

大谷翔平はココがすごい「リアル二刀流」強さのポイント4選!

世界一の選手になることを目標に海を渡った、大リーグロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。

2021シーズンは「二刀流」として、打者・打者どちらもMLBトップクラスの成績をおさめ、満票でアメリカンリーグMVPを獲得しました。

「オオタニ・ショウヘイ」の前例を見ない活躍は、プロ・アマ問わず多くのプレイヤーたちに影響を与えています。彼のにの背中を追い、投打二刀流での活躍を目指す選手は増加中。

コロナ禍の暗いムードが続く世の中。大谷選手の躍進は、野球ファンのみならず、多くの私たちの心に希望と勇気を与えました。

今回は、データも交えつつ、改めて大谷翔平選手の強さのポイントにフォーカスしていきます!

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 大谷翔平のココがすごい ①パワー

速球・変化球・コースを問わず力強いスイングでボールをミートし、ホームランを量産していきます。

最大の特徴は逆方向にも力強い打球を飛ばせる点です。

通常、角度・飛距離を出すためにはパワーを十分に伝えられるよう、体重移動をしながらポイントを前にすることが多くなります。

ステップした足よりも前のポイントで打球を捉える機会が増え、引っ張った打球が多くなるのですが、大谷選手が昨シーズン放った46本のホームランのうち、センターから左への打球は19本でした。(※1)。

反対方向への長打量産の秘訣は、バッティングフォームと強靭な下半身にあります。

足を上げないノーステップ打法を採用しており、自分が打てるポイントまでボールを引き付けます。厳しいコースやボール球は見逃し、長打に打てるボールだけにスイングを仕掛けていきます。

そして、軸足に貯めたパワーをロスすることなくボールに伝えており、少々体勢を崩されていても打球は失速することなくフェンスを越えていきます。

下半身の強化でフォームを崩される機会も減り、苦手としていた外に逃げる変化球への見極めも良くなりました。

大谷選手は昨シーズンオフに徹底的なウエイトトレーニングを積んで下半身を鍛え上げています。

デッドリフト(バーベルを使い太もも・背筋・腕を鍛えるトレーニング)で、225kgのバーベルを上げていた様子は、本人のインスタグラムでも公開されています。

大谷選手自身、2021シーズンに飛躍を遂げられた要因として、「フィジカル面の不安がなくなったこと」と、凱旋会見で語っています。

大谷翔平のココがすごい ②スピード

次に紹介したいのが、大谷選手の「ボディバランスの安定性」です。

走塁中にフォームが乱れず、トップスピードに乗るまでの時間が非常に速い!

2021シーズンは盗塁26個(ア・リーグ5位)、三塁打8本(ア・リーグ1位)、一塁到達平均スピード4秒09(MLB全体5位)を記録するなど、MLBトップクラスの走塁能力・技術の持ち主だということを証明しました(※2)。

状況判断の速さ・精度の高さは抜群。相手選手の守備位置、ボールへの入り方、送球の緩さを瞬時に判断し、次の塁を奪う能力が非常に高いといえるでしょう。

頭の中で描いているイメージと身体の動きが一致していなければ、瞬時にスタートを切ることはなかなかできないでしょう。

大谷翔平のココがすごい ③投球の組立

2018シーズン中に受けたトミー・ジョン手術の影響は、開幕前も心配されていましたが、2021シーズン後半から速球・変化球ともにコントロールが大幅に改善されています。

実践でイニング数を重ねることで投球フォームが安定し、一定の位置でボールをリリースできるようになったのが最大の要因です。

安定してストライクが取れる状況を作れることで投球の幅がひろが、四球の連発→早期降板という形がシーズン後半以降はほとんど見られず、長いイニングを投げ切れるケースが増えました。

また、配球面でも大谷選手は工夫を凝らしています。

大谷翔平選手・配球面での変化

引用:Baseball Savant(MLB.com)

新たにカットボールを投げ始めて早めに打者を追い込み、球数を減らしています。

大谷選手は常時150km/h以上のフォーシームを投げますので、打者としては振り遅れないよう早くタイミングをとる必要があります。

その心理を逆手に取り、大谷選手はカットボール・スライダーを早いカウントから投げて打者のタイミングを外していきます。

フォーシームとほぼ同じスピードを保ちつつ、手元で鋭く逃げていく変化でバットの芯を外し、少ない球数で凡打の山を築いていきます。新たな投球スタイルを確立しつつあるのが、登板を重ねるごとに感じられました。

一転、ピンチの場面では落差のあるスプリットとフォーシームを交えてストライクゾーンを上下左右に幅広く使い三振を奪う、本格派のピッチングも健在でした。

昨シーズンは特に中盤~後半にかけて、従来とは異なる大谷選手のピッチングスタイルが垣間見えました。今シーズンはどんなピッチングを見せてくれるのか、今から楽しみです。

大谷翔平のココがすごい ④メンタルの強さ

調子が良い時・悪い時も、変わらず明るい表情を絶やさない大谷選手。

特に終盤は四球や敬遠で勝負を避けられる割合が増え、自分のバッティングをさせてもらえる機会すら与えられませんでした。

チームもプレーオフ進出が絶望的という状態で、モチベーションを保つのが難しかったと思われるなか、大谷選手は最後まで全力プレーを見せてくれました。

アスリートとして、そして社会人としても模範としたい部分ですね。

It's SHO-TIME! 2022シーズンも大谷選手から目が離せない!

今回は、大谷翔平選手の「ココがすごい」4選と題し、「リアル二刀流」の強さのカギを握るポイントにフォーカスしました。共感していただける部分はありましたか?

フィジカル・メンタル面の強さ、ひたむきでポジティブな姿勢、そして茶目っ気たっぷりの笑顔。これらすべてが、大谷選手が多くの人に愛されるゆえんであることにまちがいないでしょう。

It's SHO-TIME! 2022シーズンも、大谷選手の活躍から目が離せませんね。

参考資料

(※1・2)Number 1040号(文藝春秋)「大谷翔平 2021完結編」(https://number.bunshun.jp/articles/-/850629)

大谷翔平選手 instagram (https://www.instagram.com/p/CBjqKILJzwz/)

Baseball Savant(MLB.com)(https://baseballsavant.mlb.com/savant-player/shohei-ohtani-660271?stats=statcast-r-pitching-mlb)

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