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お葬式を「元気なうちに」準備するための、3つの終活アクション

LIMO / 2022年2月1日 12時10分

お葬式を「元気なうちに」準備するための、3つの終活アクション

お葬式を「元気なうちに」準備するための、3つの終活アクション

アラフォー・アラフィフ世代になると、親族や知人の親など、訃報に接することが増えます。

コロナ禍で小規模で簡素なお葬式が主流になりつつありますが、お悔やみをする機会があるたびに、自分の親、そして自分自身の「そのとき」をイメージするようになるでしょう。

今回は親子で考える終活(※編集部注)の1つとして「お葬式」にフォーカスしてお話しします。

【※関連記事】年賀状が終活に使える?アラフォー・アラフィフ必見の技とは(https://post.limo.media/articles/-/25800)

「終活は、死の準備ではない」とは分かっているものの……

終活という言葉がすっかり定着したこんにち。

「終活=死の準備ではない」と心得つつも、どこか積極的にはなれない、そんなモヤっと感を抱えている方も多いでしょう。

ここでは終活を、「親の思いを子に伝えるための活動」ないしは、「自分の思いを、あとに残る人に伝える活動」と定義してみてください。

親子間であれば、親の側だけが積極的に動くのではなく、子どもの側にもそれをしっかり伝える時間が持てると理想的ですね。

年末年始・大型連休などの長期休暇をぜひ利用したいところですが、長引くコロナ禍では感染対策が先立ち、難しいこともあるでしょう。

離れて暮らす場合は、電話やメールなど、日ごろのコミュニケーションを上手にとっていけるとよいですね。

次では、お葬式を「元気なうちに」準備するための終活アクションを、3つに分けて具体的に見ていきます。

終活アクションその1:葬儀会社に相談してみる

ひとことで「お葬式」といっても、宗教・宗派による違いや、ライフスタイルや価値観の多様化により、そのスタイルはまちまちです。

また最近は大人数の参列を求めるのではなく、少人数または家族だけといった小さなお葬式が人気を集めています。

また、ひと昔前は「互助会」で積み立てて準備する、病院などから近くの葬儀会社を紹介してもらう、といった流れが一般的でしたが、最近では最近は元気なうちから「自分でリサーチ」する人も珍しくありませんね。

葬祭業者間の競争も激化しています。利用者のニーズを捉えた、小規模・シンプルな葬儀をうたうCMを目にする機会も増えました。

信頼できる葬祭会社が見つかれば、葬儀のスタイルや予算について、ざっくり親子で共有しておけると安心ですね。

終活アクションその2:自分の遺影を、自分で決めておく

「自分の遺影は、自分で決めたい」と考える人がちかごろ増えているようです。

葬祭業者のイベントとして、プロカメラマンによる遺影の撮影会が開催されることもあります。

「明るい自然な表情」を遺影にしてもらうことで、亡くなった後も自分らしさを大切にしたい。そんな気持ちの現れといえるでしょう。

残された家族が「残された写真の中から適当に選ぶ」という時代は終わったのかもしれません。

これは!と思うお気に入りの写真があれば、家族に伝えておけるといいですね。

終活アクションその3:連絡先一覧を作っておく

「そのとき」は突然訪れるものです。たとえ闘病生活が長かったとしても……。

家族を亡くした家族は、しばらくの間悲しむ暇もないまま、役所の手続きや葬儀の準備などに追われるケースがほとんどでしょう。

ここで結構エネルギーを使うのが、親戚や知り合いへの連絡です。誰に知らせてほしいのか、知らせる必要があるのか、事前にリストにまとめておければ家族の負担も多少は軽減されるはずです。

また、生前の交友関係によっては「この人には伝えないでほしい」といったケースもあるでしょう。年賀状や暑中見舞いなどを送るついでに「いざとなったときの連絡先一覧」を作っておけるとよいですね。

まとめにかえて

今回は「お葬式」にまつわる終活についてお話ししました。

3つの終活アクションはいずれも「元気なうちに」やっておきたいことであると同時に、「元気なときだからこそ」前向きに取り組めることでもあるでしょう。

インターネット上や書籍などで「終活」の情報があふれるこんにち。

「定年後のセカンドライフに入ったら、そろそろ終活を始めないといけないのか?」というご相談をよくお受けします。

冒頭では「終活=自分の思いを、あとに残る人に伝える活動」と定義しました。よって、終活を「いつ始めるべきか」という決まりはありません。

終活を始めたいと思ったとき、終活が必要だと感じたとき。そこがスタート地点です。

長引くコロナ禍、家族で上手にコミュニケーションをとりながら、ポジティブな気持ちで終活への第一歩を踏み出してみてください。

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