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松屋フーズの株価はどうなるか「既存店減収も採算改善」2022年3月期Q3は営業赤字拡大

LIMO / 2022年1月31日 20時30分

松屋フーズの株価はどうなるか「既存店減収も採算改善」2022年3月期Q3は営業赤字拡大

松屋フーズの株価はどうなるか「既存店減収も採算改善」2022年3月期Q3は営業赤字拡大

松屋フーズホールディングス(9887)は2022年1月31日、2022年3月期Q3の決算を発表しました。

今回は決算発表資料をもとに、業績内容について解説していきます。

それでは早速、売上高や営業利益などの決算概要について見ていきましょう。

決算での売上高と営業利益はどうだったか

売上高は70,345百万円(前年同期比-1.1%)、営業利益は△2,501百万円(前年同期は△903百万円)、経常利益は5,154百万円(同△763百万円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益純利益は2,593百万円(同△1,866百万円)となりました。

出所:松屋フーズ「2022年3月期 第3四半期決算短信」

それでは、具体的に事業の動向がどうであったかを振り返りましょう。

事業の動向はどうであったのか

以下、今回の決算における経営状況のポイントとなります。

ポイント

店舗の純増は15店舗

既存店売上の減少が響き、全社売上高は減少

FLコスト(売上原価と人件費の合計)の売上高比率は改善

以下、決算短信「1.当四半期決算に関する定性的情報」より引用

『新規出店につきましては、牛めし業態25店舗、とんかつ業態4店舗、その他業態3店舗の合計32店舗を出店いたしました。一方で、直営の牛めし業態7店舗、とんかつ業態7店舗、その他業態3店舗の合計17店舗につきましては撤退いたしました。したがいまして、当第3四半期連結会計期間末の店舗数はFC店を含め、1,207店舗(うちFC5店舗、海外12店舗)となりました』

『売上高につきましては、既存店売上が前年同期比98.3%と前年を下回り、703億45百万円となりました。売上原価につきましては、原材料費の高騰等により、原価率が前年同期の33.8%から34.8%となりました。販売費及び一般管理費につきましては、売上高に対する比率が前年同期の67.5%から68.8%となりました。なお、当社において重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前年同期の68.6%から68.4%へと改善いたしました』

まとめにかえて

今回の決算では、通期の業績予想や配当予想に変更はありませんでした。

売上が減少した一方、FLに関する採算改善の動きは見られました。

今後の動向に注目です。

参考資料

株式会社松屋フーズホールディングス IR情報(https://www.matsuyafoods-holdings.co.jp/ir/)

株式会社松屋フーズホールディングス「令和4年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(https://www.matsuyafoods-holdings.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/220131_consoli_summary_3q.pdf)

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