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「なぜかお金が貯まらない…」やってしまいがちな4つの致命的なミスと対策とは

LIMO / 2022年2月9日 14時50分

「なぜかお金が貯まらない…」やってしまいがちな4つの致命的なミスと対策とは

「なぜかお金が貯まらない…」やってしまいがちな4つの致命的なミスと対策とは

2月に入り、みなさん今年の貯蓄は順調に進んでいるでしょうか。中には「思うようにお金が貯まらない」「なぜかわからないけど貯蓄が増えない」と悩んでいる人も多いでしょう。

ただ、総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の貯蓄現在高は2年連続で増加しています。1世帯あたりの貯蓄現在高(平均値)は1791万円、より実態に近い中央値は1061万円です。

「みんなそんなに貯金しているの?」と驚いた人も少なくないでしょう。今回はお金が貯まらない人がやってしまいがちなミスと対策についてご紹介します。

「なんとなく」お金を使う

お金が貯まらない人は「今月はお金がヤバイけど、何にそんなに使ったっけ?」というパターンが多いのではないでしょうか。

何にお金を使ったかわからないのに、今月はお金がないという人は「なんとなく」お金を使っている証拠です。この「なんとなく」が続くと、お金が貯まらなくなってしまうどころか、お金がなくなってしまいます。「なんとなく」お金を使うのではなく、きちんと「意識して」お金を使うといいでしょう。

なんとなくお金を使うことを卒業したい人は、メモをとったり、家計簿をつけたり、どのような手段でもいいので記録するようにしましょう。意識を持ってお金を使うことで、お金に対して「もったいない」「節約して使おう」という気持ちが湧いてくるもの。貯蓄を続ける上で目的意識は大切です。

「必要なもの」の基準が明確ではない

お金が貯まらないと嘆く人の多くは、買い物が苦手です。

「ほんとうに必要かどうか」がわからないまま買い物をしたり、ノリや勢いでいらないものを買ってしまったりするという人もいます。心当たりがある人もいるのではないでしょうか。

お金を大事に使える人は、買い物をするまでに長い時間をかけます。買い物をする前に冷静になれるような、いくつかのマイルールを設けましょう。

「5000円以上のものは買うまでに1週間以上、クールダウンの期間を置く」や「1万円以上の買い物は月に1回まで」など自分なりのルールを決めると、買い物前に冷静になれるでしょう。「必要なものだけを買う」というのは一つの技術なので、自分なりにルールを設けて磨いていくことが大切です。まずは一つ、決めてみてはいかがでしょうか。

節約を思い出す「キッカケ」がない

お金が貯まらない人はそもそも「お金を貯めよう」とか「お金を節約しよう」という意識が薄い人が多く、普段からあまり節約や貯金のことを考えていません。「なんとなくお金を使う」ことにも共通していますが、無意識でお金を使うというのはお金が貯まらない根本的な原因の一つです。

この原因を取り除くには、「節約しよう」「お金を貯めよう」という気持ちを思い出すキッカケが日常に必要です。

そのためにも毎日家計簿をつけたり、買ったもののメモを取ったりすることが効果的です。毎日目にするスマホに家計簿などのアプリが入っていれば思い出しやすくなりますし、カレンダーに書き込むのも有効でしょう。

自分が思い出しやすい方法で、自分なりのリマインダーを作成しましょう。

お金が貯まる仕組みを自動化していない

お金が貯まる仕組みを自動化せず、自分なりの努力や根性でお金を貯めようとすると長続きしません。「お金が貯まる仕組み」を作るのは難しいことではないので、一念発起してとりあえず準備をしてしまいましょう。おすすめなのは次の3つです。

1つ目は「定額自動振替サービス」を利用することです。自動で決まった日に、給与口座から貯蓄用口座へ決まった金額を振り替えてくれます。一度の設定で済み、あとは自動的に貯蓄口座に振り替えをしてもらえるので便利です。

2つ目は給与天引きで貯蓄ができる「財形貯蓄」です。財形貯蓄なら給与天引きなので、手元にお金が入ってくる前にお金を貯めることができます。ただし、財形貯蓄は会社がその制度を導入していないと使えないので確認が必要でしょう。

3つ目は「つみたてNISA」の活用です。預貯金とは違い運用なのでリスクはありますが、決まった金額を長期間積み立てていくことでお金を増やすことも可能です。運用益が非課税になるのもメリットでしょう。

こちらは万が一の貯金が貯まったら検討するといいでしょう。ご自身に合った金融商品を選ぶことが大切なので、しっかり情報収集はしましょう。

目的意識を持つことからはじめよう

今回はお金が貯まらない人がやってしまいがちなミスや対策についてご紹介しました。お金が貯まらない人はお金に対する意識が低い傾向にあるため、お金のことを考えたり思い出したりすることが必要です。

習慣付けてしまえばリズムがつかめるので、最初は大変ですがちょっと頑張ってみてくださいね。

参考資料

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」(https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2020_gai2.pdf)

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