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ガーデニング初心者が知っておきたい【一年草・多年草・宿根草の違い】上手に育てるポイントとは?

LIMO / 2022年2月13日 16時15分

ガーデニング初心者が知っておきたい【一年草・多年草・宿根草の違い】上手に育てるポイントとは?

ガーデニング初心者が知っておきたい【一年草・多年草・宿根草の違い】上手に育てるポイントとは?

家で過ごす時間が長くなり、ガーデニングを楽しむ人が増えています。

ガーデニングをスタートする季節はもう間近。

今回は、ガーデニング初心者が花を育てるときに知っておきたい「一年草・多年草・宿根草」の違いや上手に育てるポイントを紹介します。

関連記事はコチラ:【ガーデニング】植えるとオシャレな庭になる!可憐な花がカワイイ植物おすすめ10選(https://limo.media/articles/-/27530)

一年草と多年草の違いとは?

ガーデニング初心者が苗を選ぶときに気をつけたいのは、草花がどのような種類で、どのような環境を好むかを知ることです。

特に基本の種類である一年草・多年草・宿根草は、ぜひ覚えておきましょう。これらのことをまずしっかり覚えておけば、初心者でも上手に育てることができます。

一年草

春にまいた種が発芽し、花が咲いて枯れるまでの期間が1年以内の植物のこと。いずれ枯れる運命なので、枯れた後の処理も必要になります。

SUJITRA CHAOWDEE/Shutterstock.com

今の時期の一年草はパンジーなどが該当します。鮮やかで華やかな花が咲く種類も多く、育つスピードが早いのが特徴。種が取れるので、次のシーズンも種まきから楽しめます。

多年草

一度植えると花が散ったあとも、葉や茎を残し、枯れずに翌年以降も楽しめる植物は多年草に分類されます。毎年くりかえし花を咲かせるため、世話がしやすいのが特徴。クリスマスローズ、ギボウシなどが該当します。

Contadora1999/Shutterstock.com

多年草は丈夫な性質で、育てていくうちに株が大きくなります。大人っぽい可憐な花を咲かせる種類が多く、ナチュラルでシックな庭にぴったりの雰囲気です。

数年育てると株が混み合う場合もあるので、適宜剪定などが必要になります。肥料などが不足すると花つきが悪くなる場合もあるので、ある程度のお世話も必要です。

宿根草

地上部が枯れて根だけが残る種類を宿根草と呼び、多年草とは区別される場合もあります。宿根草は多年草に含まれるため、多くの場合は多年草と同様に扱われています。

一年草、多年草を上手に育てるポイントとは?

多年草

地植えの場合も鉢植えの場合も特に大きな違いはありません。季節ごとの日当たり、建物の影、日照時間、風通しをあらかじめチェックしてから植えるようにします。

特に多年草を地植えにする場合、いったん植えてしまうと移動がしにくいので植える場所は吟味が必要です。

多年草のなかには、夏の高温多湿が苦手な品種もあります。日当たりがよい場所に植えたとしても、夏の高温や直射日光で弱ってしまう場合もあるので注意しましょう。

地植えの場合は、水やりは控えめに。肥料も年1回程度で十分です。鉢植えの場合は土が乾燥したら水をたっぷりあげるようにしましょう。肥料も花が咲いている期間は月1回などの頻度であげるようにします。

Anna Gratys/Shutterstock.com

多年草は地上部が枯れていても根は生きている植物です。鉢植えの場合は、冬の間でも適度な水やりが必要になるので様子を見ながらあげるようにしましょう。

一年草

種からも育てやすいのが一年草のおもしろいところ。朝顔を育てた経験がある人はイメージしやすいのではないでしょか。芽が出て、花が咲き、やがて種ができて枯れていくのが一年草の生育サイクルです。

株を元気に大きく育てるのに必要なのは、日当たりと水やりと肥料。それぞれの植物の特性に合わせた生育環境にしてあげることがポイントです。

Klever_ok/Shutterstock.com

特に一年草は花を次々と咲かせる品種が多いので、適度に肥料を補ってあげることが上手に花を咲かせるポイントになります。やりすぎは弱らせる原因にもなるので、決められた量をあげるようにしましょう。

夏の酷暑期などは水を朝晩やる必要も出てきます。水が足りないと株が弱る原因にもなるので、気温が上がる季節は植物の様子を観察しておくことが大事です。

植物の種類によっては、多湿を嫌う種類などもあります。鉢に寄せ植えする場合も、同じ性質をもつ植物同士を植えるとよいでしょう。

春植えにぴったり!初心者も育てやすい一年草・多年草の草花

それでは初心者でも育てやすい、おすすめの草花を紹介します。

ネモフィラ(一年草)

zzz555zzz/Shutterstock.com

青い絨毯のように一面に咲く様子で一躍有名になったネモフィラ。今の時期に苗が出回るネモフィラは一年草のかわいらしい花です。

日当たりが良く、風通しがよい所に植えることで花つきがよくなり、株いっぱいに花が咲きます。花が咲き始めたら、花がらを摘むことで花数が増え、開花期間が長くなります。

マリーゴールド(一年草)

mizy/Shutterstock.com

一年草のマリーゴールドは黄色やオレンジのビタミンカラーが特徴の花。品種が大変多く、花の咲き方が豊富なので好みに応じて選ぶことができます。

花の開花は一週間ほどですが、新しい花が次々に咲き続け長い期間楽しめます。過湿を嫌うので、水やりは土の表面がよく乾いてからおこないます。花後は種ができるので、翌年にまいて咲かせる楽しみもあります。

コンパニオンプランツとして害虫を寄せ付けない効果も期待できるので、寄せ植えにも適した植物といえるでしょう。

ゼラニウム(多年草)

Studio Photo MH/Shutterstock.com

多年草のゼラニウムは鮮やかな赤やピンク、白の一重や八重の美しい花を咲かせる植物です。ゼラニウムの中でも香りの強い品種はハーブとして楽しまれることも。南欧の雰囲気もある、人気の花です。

やや多肉質の葉や茎を持っているため乾燥には強いのですが、その反面多湿は苦手です。気候があえば越冬できる場合もあり、一年中花を咲かせることもあります。

ガザニア(多年草)

demamiel62/Shutterstock.com

多年草のガザニアは、鮮やかな色と花びらのグラデーションが美しい花。日光に当たると花が開き、曇りの日や夕方から明け方にかけて閉じるという特徴があります。

乾燥に強いのですが多湿が苦手。鉢植えにすると、梅雨時期に軒下などへ移動させて育てることができます。地植えの場合は基本的に水やりはいりません。

まとめにかえて

花の種類や性質を理解して育てれば、花本来の力強い生命力を引き出すことができ、育てる喜びを感じることができるでしょう。

花が生き生きと咲く様子は日々の生活に彩りを与えてくれます。苗が入手しやすく育てやすい一年草はガーデニング初心者にもおすすめ。

ぜひ春から始まるガーデニングシーズンを花とともに楽しんでみてください。

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