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【首都圏版】借りて住みたい街2位「大宮」、1位は?年収400万円台の平均家賃はいくらか

LIMO / 2022年2月15日 18時50分

【首都圏版】借りて住みたい街2位「大宮」、1位は?年収400万円台の平均家賃はいくらか

【首都圏版】借りて住みたい街2位「大宮」、1位は?年収400万円台の平均家賃はいくらか

進学、就職、転勤などで引っ越す方が多いこの時期。憧れの街に住む方もいれば、いざ物件を探すと思ったより家賃が高かったなんて方もいるでしょう。住む場所を決めるのはなかなか難しいですよね。

首都圏で人気のある街は年々変わりますが、今人気の街はどこでしょうか。株式会社LIFULLが「LIFULL HOME'S」に2021年に掲載された物件のうち、実際の検索・問合せ数から算出した『2022年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング』より、「借りて住みたい街(駅)ランキング」トップ10をご紹介します(2022年2月3日公表)。

また、物件を決める際に気になるのが家賃。日本の平均年収である年収400万円台世帯の平均家賃も確認しましょう。

借りて住みたい街1位は「本厚木」

株式会社LIFULLの調査より、「借りて住みたい街(駅)ランキング」をみていきます。

【首都圏版】借りて住みたい街(駅)ランキング・平均家賃(1LDK)

1位:本厚木(小田急小田原線)/7万663円

2位:大宮(JR京浜東北・根岸線ほか)/9万1224円

3位:柏(JR常磐線ほか)/7万7793円

4位:八王子(JR中央線ほか)/7万5547円

5位:西川口(JR京浜東北・根岸線)/8万2948円

6位:葛西(東京メトロ東西線)/9万9446円

7位:三鷹(JR中央線ほか)/11万6891円

8位:蕨(JR京浜東北・根岸線)/8万4677円

9位:千葉(JR総武線)/7万9676円

10位:川崎(JR京浜東北・根岸線ほか)/10万8892円

借りて住みたい街1位は、去年に引き続き「本厚木」でした。コロナ禍で続く郊外化傾向。神奈川県の県央部に位置するも、新宿駅まで乗り換えなしで移動できる利便性が人気の一つでしょう。スーパーや商店街も充実しており、幅広い層が住みやすいエリアです。

2位も去年に引き続き埼玉県で最大級のターミナル駅「大宮」でした。こちらも都心へ移動しやすく、駅周辺はにぎやかですが駅から離れると住宅地もあります。

3位以降も柏、八王子、西川口と準近郊・郊外の場所がランクイン。買い物に困らず、駅から少し離れれば落ち着いた住宅地があり、都心へのアクセスが便利な郊外に人気が集まっています。

「年収400万円台世帯」家賃は平均約7.6万円

住む場所を選ぶ際、多くの方が気になるのが家賃ですよね。暮らしやすい場所に住みたい一方で、人気の街は家賃も高めです。

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、民間賃貸住宅入居世帯の世帯年収は「400万円未満」の世帯が最も多く、29.4%でした。次に「400万~600万円未満」が 27.3%です。

出典:国土交通省『令和2年度住宅市場動向調査報告書』

民間賃貸住宅に入居している世帯の平均年収は486万円。年収400万円台の世帯が一般的なようですね。

平均家賃をみると、月額「7万6059円」、平均共益費は月額「4575円」でした。合計で約8万円になります。

月額家賃の分布も確認しましょう。

出典:国土交通省『令和2年度住宅市場動向調査報告書』

最も多い順に「7.5万円未満」(41.4%)「10万円未満」(20.3%)「10万円以上」(19.1%)「5万円未満」(17.5%)でした。

先ほどの人気ランキングの家賃は1LDKです。三鷹や川崎になると1LDKでも10万円を越えていましたね。

年収400万円台の手取りを計算してみましょう。

    平均給料・手当:379万9000円

    平均賞与:67万6000円

平均給与(年収):447万5000円

※国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」の「第3表 給与階級別の総括表」より抜粋

平均給料・手当は約380万円なので、月の額面給与にすると約31万円。社会保険料や税金を引いた手取り額は約25万円と考えられます。

手取り約25万円のうち、家賃が約8万円とすると、月収のうち家賃はおよそ3割程度の方が多いと考えられます。固定費は抑えたいところですが、住む場所によってやお子さんがいるご家庭では3LDK等になると家賃の負担も上がるでしょう。

敷金、礼金、更新料の平均はいくら?

では、同調査より、その他の費用も確認しましょう。

まず「敷金/保証金」があった世帯は53.0%。「敷金/保証金」の月数は「1ヶ月ちょうど」が60.0%、「2ヶ月ちょうど」が25.2%。礼金があった世帯は41.6%で、月数は「1ヶ月ちょうど」が66.8%でした。

仲介手数料があった世帯は50.2%。月数をみると「1ヶ月ちょうど」が73.2%です。

更新手数料は39.6%にあり、「1ヶ月ちょうど」が82.3%でした。

その他の費用も確認しましょう。

出典:国土交通省『令和2年度住宅市場動向調査報告書』

その他の費用があった世帯は19.6%で、平均額は3万63円でした。

やはり引っ越しの際には費用がかかりますね。これ以外に新たな家電や家具などの費用もかかります。春は何かと出費がありますが、上手にやりくりしましょう。

新生活を楽しもう

コロナ禍では引き続き郊外傾向が続いていました。新型コロナウイルスの感染拡大がいつおさまるか分かりませんが、住む場所についての価値観を大きく変え、その影響はまだ続いているようです。

住みやすい場所はご家庭によって違うもの。ここに住みたい!と思える場所が見つかるといいですね。

参考資料

PRTMES「<首都圏版『2022年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング』発表>2年連続“借りて住みたい街” 1位は「本厚木」、3年連続“買って住みたい街” 1位は「勝どき」」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000230.000033058.html)

国土交通省『令和2年度住宅市場動向調査報告書』(https://www.mlit.go.jp/common/001401319.pdf)

国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/minkan.htm)

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