米テスラ決算解説、主力のモデルS/Xとモデル3/Yを何台生産し、販売したのか

米国EV大手テスラ（Tesla）決算研究シリーズ

脱炭素の流れの中で注目度が増す電気自動車（EV）。

そのEV市場をリードしてきた米国のテスラ。

そのEV大手テスラが、2022年1月26日に2021年第4四半期（2021年Q4）の決算を発表しました。

今回の決算では、合わせて2021年通期の決算内容も発表しています。

今回は、同社の主力の商品であるモデルS/X、3/Yがそれぞれ何台生産され、何台販売（デリバリー）されたのかについて見ていきましょう。

四半期ごとでみるとモデルS/X及び3/Yは何台生産されたのか

以下、四半期ごとのモデルS/X及び3/Yの生産台数をみていきましょう。

モデルSとXの生産台数

2020年Q4：1万6097台

2021年Q1：0台

2021年Q2：2340台

2021年Q3：8941台

2021年Q4：1万3109台

モデル3とYの生産台数

2020年Q4：16万3660台

2021年Q1：18万338台

2021年Q2：20万4081台

2021年Q3：22万8882台

2021年Q4：29万2731台

四半期ごとでみるとモデルS/X及び3/Yは何台販売されたのか

以下、四半期ごとのモデルS/X及び3/Yの販売台数をみていきましょう。

モデルSとXの販売台数

2020年Q4：1万8966台

2021年Q1：2030台

2021年Q2：1895台

2021年Q3：9289台

2021年Q4：1万1766台

モデル3とYの販売台数

2020年Q4：16万1701台

2021年Q1：18万2847台

2021年Q2：19万9409台

2021年Q3：23万2102台

2021年Q4：29万6884台

年度ごとに見るとモデルS/Y、モデル３/Yは年間に何台生産されたのか

以下、年度ごとのモデルS/X及び3/Yの生産台数をみていきましょう。

モデルSとXの生産台数

2017年：9万8339台

2018年：10万1553台

2019年：6万2931台

2020年：5万4805台

2021年：2万4390台

モデル3とYの生産台数

2017年：2686台

2018年：15万2977台

2019年：30万2301台

2020年：45万4932台

2021年：90万6032台

テスラのモデルSとY、モデル３とYは年間に何台販売されたのか

続いて、年度ごとのモデルS/X及び3/Yの販売台数をみていきましょう。

モデルSとXの販売台数

2017年：10万1417台

2018年：9万9451台

2019年：6万6771台

2020年：5万7085台

2021年：2万4980台

モデル3とYの販売台数

2017年：1764台

2018年：14万6055台

2019年：30万885台

2020年：44万2562台

2021年：91万1242台

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。

生産と販売の主力は完全にモデルS/Xからモデル3/Yにしており、モデル3/Yの年間生産台数は90万台を超えています。

EVを年間90万台以上生産し、販売することができているテスラ。

日系自動車メーカーもEV展開に積極的にはなってきていますが、どのタイミングでテスラに追いつくことができるのでしょうか。

引き続き、テスラのEVデリバリーから目が離せません。

参考資料

Tesla「Q4 and FY2021 Update」（https://tesla-cdn.thron.com/static/WIIG2L_TSLA_Q4_2021_Update_O7MYNE.pdf?xseo=&response-content-disposition=inline%3Bfilename%3D%22tsla-q4-and-fy-2021-update.pdf%22）