楽天モバイル「eSIMとnanoSIM」どっちを選ぶか。メリット・デメリット比較
LIMO / 2022年2月22日 12時10分
楽天モバイル「eSIMとnanoSIM」どっちを選ぶか。メリット・デメリット比較
月々のスマホ料金の見直しのため、各社の使い勝手を比較中という方も多いでしょう。
価格や通信品質以外にも、「乗り換えがしやすいか」「キャリア圏外エリアにも対応できるか」といった点も、携帯電話会社選びの基準の1つに入るかもしれませんね。
今回は、楽天モバイルの「SIM」にフォーカスしていきます。eSIMとnanoSIM、どっちを選べばいいの?というお悩みの解消に繋げていただければと思います。
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楽天モバイルで「eSIMを選ぶ」3つのメリット
楽天モバイルでは、eSIMとnanoSIM(物理SIM)より選ぶことが可能です。いずれも音声通話とデータ通信に対応しているため、スマホを"電話"として使いたい方に向いています。
楽天モバイルの利用にてeSIM(イーシム)を選ぶことで、次の3つのメリットが得られます。
最短で即日開通も可能
主回線と副回線を1台のスマホで切り替えられる
SIMカードを紛失することがない
楽天モバイル「eSIM」のメリット1. 最短で即日開通も可能
楽天モバイルの新規契約にてeSIMを選択した場合、最短で即日の開通も可能です。
物理SIM(nanoSIM)と異なり、SIMカードの到着を待たなくとも、楽天モバイルの利用をスタートできるためです。
Wi-Fi接続が可能な状況であれば、インターネットの手続きのみで新規契約から設定までノンストップで完了します。
楽天モバイル「eSIM」のメリット2. 主回線と副回線を1台のスマホで切り替えられる
iPhone 12シリーズやiPhone 13シリーズのようなDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応機種の場合、eSIMの選択にて主回線と副回線を1台のスマホで切り替えられます。
楽天モバイルのeSIMと他の携帯電話会社のSIMを組み合わせることで、楽天回線エリアの接続に関する問題も解決可能です。
楽天モバイル「eSIM」のメリット3. SIMカードを紛失することがない
楽天モバイルなどのeSIMはWEB上で設定するため、SIMカードそのものが存在しません。
そのため、SIMカードをうっかり紛失することがありません。
スマホへの差し替えの際に、静電気などで破損するリスクも皆無となります。
楽天モバイル「eSIM」のデメリット
楽天モバイルで動作確認済みのeSIM対応のスマートフォンは、現状限られています。
楽天モバイルで「nanoSIMを選ぶ」2つのメリット
楽天モバイルにてeSIMではなくnanoSIMを選ぶことで、以下の2つのメリットが想定されます。
eSIMと比べて設定が容易
使えるスマホの種類が豊富
楽天モバイル「nanoSIM」のメリット1. eSIMと比べて設定が容易
基本的にeSIMの設定は、説明書を見ながら自身にて行うことになります。
楽天モバイルの場合、公式サイトにてeSIM設定手順を公開しており、順番通り進めていけば完了することが大半です。
とはいえ、ある程度慣れている方でないと、何をどうしたら良いのかわからない…となることも充分に考えられます。
一方で物理SIM(nanoSIM)の場合、スマホに挿入済みのSIMカードを楽天モバイルのSIMカードと差し替えることが初期設定のメインです。
お手持ちのスマホがiPhoneであれば、SIMカードの差し替え後に専用プロファイルのダウンロード⇒インストールにて、APN設定(インターネット接続の初期設定)が完了します。
楽天モバイル「nanoSIM」のメリット2. 使えるスマホの種類が豊富
先ほども触れましたが、楽天モバイルで動作確認済みのeSIM対応のスマートフォンは限られています。
2021年以降はAndroidのeSIM対応端末が増えてはいますが、物理SIM(nanoSIM)と比べるとまだまだ少ないのは否めません。
将来的な機種変更を踏まえた際には、eSIMではなく物理SIM(nanoSIM)を選んでおいたほうが無難でしょう。
楽天モバイル「eSIMとnanoSIM」どっちも使える主なスマートフォン
楽天モバイルの動作確認済み端末の中で、eSIMとnanoSIMのどっちも使える主なスマートフォンをまとめています。(※2022年2月21日現在)
iPhone
iPhone 13・iPhone 13 mini ・iPhone 13 Pro ・iPhone 13 Pro Max
iPhone 12 ・iPhone 12 mini・iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Max
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11 ・iPhone 11 Pro ・iPhone 11 Pro Max
iPhone XS・iPhone XS Max
iPhone XR
Android
Google Pixel 4 ・Google Pixel 4 XL ・Google Pixel 4a ・Google Pixel 4a(5G)
Google Pixel 5 ・Google Pixel 5a(5G)
Google Pixel 6 ・Google Pixel 6 Pro
LENOVO ThinkPad X1 Nano Gen1
OPPO Find X3 Pro
OPPO A55s 5G
OPPO A73
OPPO Reno5 A
SHARP AQUOS sense4 lite SH-RM15
SHARP AQUOS sense6 lite SH-RM19
SHARP AQUOS sense6 SH-M19
SHARP AQUOS wish SH-M20
SHARP AQUOS sense6 SH-RM18
SHARP AQUOS sense6
SHARP AQUOS wish SH-M20
SHARP AQUOS zero6 SH-RM18
Sony Xperia 10 Ⅲ Lite
さいごに
今回は、楽天モバイルにてeSIMを選ぶ3つのメリットと、nanoSIMを選択する2つのメリット、そしてそれぞれのデメリットも合わせて紹介してきました。
eSIMとnanoSIM、どちらを選んだら良いか迷った際には、自分が使いたいスマートフォンがDSDVに対応しているかどうかを調べてみることをおすすめします。
参考資料
楽天モバイル「楽天回線対応製品」(2022年2月21日閲覧)(https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/certified-products/?l-id=gnavi_product_certified-products#apple)
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