【春の家庭菜園】ハーブを上手に育てるコツ&オススメ品種5選、初心者でもプランターなら育てやすい!
LIMO / 2022年2月18日 16時45分
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【春の家庭菜園】ハーブを上手に育てるコツ&オススメ品種5選、初心者でもプランターなら育てやすい!
ベランダで家庭菜園をやってみたいけど、自分にできるか不安...。そんな方にオススメなのがハーブ栽培です。
小さなスペースでもプランターが置ければ簡単に始められます。自分で育てたハーブで料理を作れば、おいしさもひとしおですね。
春の家庭菜園シーズンはもうすぐです。今年はプランターでハーブ栽培にチャレンジしてみませんか。今回は初心者でも育てやすい、オススメのハーブを紹介します。
ハーブとは?
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Gudrun Muenz/Shutterstock.com
ハーブは古くから生活に取り入れられてきた身近な植物。特に日本でハーブとして紹介されている植物の多くは西洋が原産で、育った姿もおしゃれで人気があります。
ハーブは薬用として使用することもあれば、香りを楽しんだり、料理に使用したり、現代でもいろいろな形でハーブを使われています。
日本でも山椒、シソ、よもぎなどは和製ハーブと言われ、これらも昔から日本人にとって馴染みの深い植物です。健康にもよいとされ、お刺身のツマや薬味などにもよく使われています。
ハーブを上手に育てるコツ
ハーブは種から育てることができますが、それなりに手間がかかります。初めてハーブを育てる方は、苗を購入してプランターに植えて育てるほうが簡単でしょう。
育てやすいハーブには繁殖力が強い品種も多く、地植えにするとどんどん根を広げ、他の植物の生育を妨げることがあります。世話のしやすさからもハーブをプランターで栽培する方法はオススメです。
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Geshas/Shutterstock.com
初心者が上手にハーブを育てるポイントは、ひとつのプランターに1種類のハーブを育てること。
ハーブの寄せ植えは見ばえがよいので数種類を混植しても構いませんが、ひとつのプランターに生育条件が異なるハーブを植えると管理が大変です。
植物の栽培を始めたばかりの人はプランターに1種類ずつ植えるか、寄せ植えにしたい場合はあらかじめハーブの特徴を調べてから、似たような性質同士で寄せ植えしてみてください。
日当たり
ハーブのほとんどの品種は日当たりがよく、風通しのよい環境を好みます。
ベランダなど屋外に出して、なるべく日に当てて育てます。耐寒性が低い品種のハーブは冬の間は室内の明るい場所で育てましょう。
多くのハーブは日本の夏の暑さや湿気、強い日差しが苦手です。夏の間は半日陰で風通しがよく、涼しい場所で育てます。
水やり
水やりは土の表面が乾いてきた頃にたっぷりと与えます。ハーブは品種にもよりますが過湿や蒸れに弱い品種が多いので、やや乾燥気味に育てましょう。
ハーブを元気に育てるコツはなるべく原産地の気候に近い環境を作ってあげることです。地中海地域が原産のタイムやローズマリーなどは、地中海性気候に似た風通しのよい場所で乾燥気味に育てましょう。
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Pixel-Shot/Shutterstock.com
病害虫
ハーブは独特の香りがする品種もあるので虫や病気を本来寄せつけにくい植物。ただし環境が悪いと病害虫の被害に遭いやすくなります。
特に多く見られるのがアブラムシやハダニの発生、幼虫の食害などです。春から夏にかけて発生しやすく、早めの対処が必要になります。
日々よく観察して見つけ次第捕殺するか、あらかじめ野菜に使える農薬などを散布して防ぐようにします。
初心者も育てやすい!オススメのハーブ5選
ローズマリー
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Poring Studio/Shutterstock.com
ローズマリーは地中海原産の常緑性低木。清涼感のある香りが特徴で、食用から化粧品まで幅広く利用されています。特に肉の臭みを取り消化を促す効果があることから、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。
ローズマリーは乾燥に強いため、水やりの頻度が少なくても育ちやすいハーブです。一方で蒸れには注意が必要です。旺盛に生育するので、葉が混みあってきたら剪定して風通しをよくしてあげましょう。
シソ
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Picmin/Shutterstock.com
和のハーブの代表格であるシソは、お刺身や素麺の薬味として夏には欠かせないハーブです。一度育つとたくさん葉をつけますので、ベランダで育てておけば必要な時に新鮮なシソを摘んで使えるので便利です。
シソは半日陰から日当たりの良い場所で育てます。明るい場所を好みますが、真夏の日差しが強い場所は注意が必要です。
特に乾燥がひどいとハダニの被害に遭いやすくなります。やや強めのシャワーで葉裏を中心に水やりをおこなうと防げる場合もあります。
イタリアンパセリ
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イタリアンパセリは、地中海原産のセリ科のハーブです。ドレッシングやソースに加工してパスタにするなど、料理に使われています。特に3月から5月、9月から11月頃の葉は柔らかくなり、美味しく食べられます。
6月から7月に白い小花を咲かせますが、花は養分を消費するので花芽ができたら早めに摘み取りましょう。
乾燥気味の場所を好むので、夏の直射日光は避けて、適度に日が当たる風通しの良い場所で管理します。水をあげ過ぎると根腐れしやすいので注意しましょう。
バジル
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バジルは、インドや熱帯アジアを原産とするシソ科のハーブです。バジルはピザやパスタなど、イタリア料理には欠かせないハーブのひとつ。
苗から育てるのであればゴールデンウィーク頃からがおすすめです。7月から10月の間収穫を兼ねて摘芯することで新しい芽が出て秋頃まで収穫できます。日当たりと風通しの良い場所で、たっぷり水やりをします。
バジルは丈夫な植物ですが、西日や盛夏の強い日差しと乾燥には弱いので注意しましょう。また、バジルは寒さには弱いので、寒さにあたってしまうと枯れてしまいます。気温が低い日は注意しましょう。
タイム
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4月~6月になると可愛らしい小花が咲くタイム。タイムにはさまざまな種類があり、種類によって異なる、とてもよい香りを漂わせるのが特徴です。
踏まれても枯れないほど強い性質があり、地植えにすると繁殖しすぎて困ることもあるので、プランターでの栽培がぴったりです。葉がよく茂るので、収穫も兼ねて剪定をしながら育てるとよいでしょう。
タイムは多湿に弱いので、日当たりのよいところで乾燥気味に育てます。多湿にさえ注意すれば、病気もなくとても育てやすいハーブです。
まとめにかえて
今回は初心者も育てやすい、オススメのハーブを5種紹介しました。
自分で育てたものを収穫して食べれば、いつもの料理がさらに美味しく感じますよ。比較的簡単に育てられるハーブは、お子さまの食育にもおすすめです。
繁殖力が強いハーブはプランター栽培にぴったり。春の家庭菜園の楽しみのひとつとして、ぜひチャレンジしてみてください。
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