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ちょっと意外な「証券会社の人間あるある」3選!高収入の割に貯金が少ないことも

LIMO / 2022年2月23日 14時50分

ちょっと意外な「証券会社の人間あるある」3選!高収入の割に貯金が少ないことも

ちょっと意外な「証券会社の人間あるある」3選!高収入の割に貯金が少ないことも

日々、感染が拡大する新型コロナウイルス。コロナ禍では「会社がいつ倒産するか」「給料が激減するだろうか」など不安な気持ちが芽生えたり、今後の日本経済へ不安を感じたりした人が多いのではないでしょうか。

株式会社外為どっとコムが銀行預金以外の投資に興味がある18歳~60代の男女500名に2022年1月6日~1月11日に行った「2022年投資・副業のお金意識調査」によると、コロナ禍をきっかけに投資を始めた人、もしくは投資の頻度が増えたと回答した人は約2割にのぼりました。

投資を始めるにあたり、証券会社をはじめとする金融機関に勤務する知人に助言を求めた人もいるでしょう。しかし、証券会社の人も質問されるたびにちょっと不安を感じているかもしれません。

というのも、証券会社の人は自分で株取引を頻繁に行うことができないからです。そこで今回はファイナンシャルプランナーの筆者が、ちょっと意外な「証券会社の人あるある」についてご紹介します。

株式の経験が少なく、デイトレーダーの気持ちがわからないことも

「証券会社の人間は短期間で株を売買できないので、デイトレーダーの気持ちは正直よくわからない」と話すのは、大手対面証券の本社勤務をしている30代のAさんです。

「よく証券会社で働いているというと、デイトレーダーの話が出てくる。『デイトレーダーって本当に儲かるの?』とか『デイトレーダーになるにはどうしたらいいの?』とか…。そう言われても、証券会社で働いていると短期間で株を売買できない。新卒からずっと証券会社で働いている自分にとっては、デイトレードなんて全くやる機会もないし、正直デイトレーダーのことを聞かれるのは苦手」と話します。

証券会社をはじめ、協会に登録されている金融機関で指定の業務に従事している人は、投機的な利益を追求することを目的とした取引が禁じられており、デイトレードのような短期的な取引はできません。

なので、新卒から証券会社で働いている人はデイトレードとは無縁な生活を送ることとなります。「デイトレーダーになるには?」と聞かれても、答えられないのは無理もありません。

大手対面証券にいると、FXやCFDのことはよくわからない

「証券会社で働いているからと言って、FXのことを聞かれても困る。FXは自分たちが扱わない種類の金融商品なので、実態に即した話はできない」と話すのは大手対面証券会社で営業の仕事をする20代のBさんです。

「最近はネット証券の台頭で、結構FXのようなレバレッジがかかった商品を個人投資家が気軽に取引するようになっている。それが良い、悪いということではないが、対面証券で営業の仕事をしているとネット証券のことはよくわからないし、FXを自分で取引することもできないので正直何もわからない」と話します。

大手対面証券で営業の仕事をしている人にとっては、FXやCFD、先物オプションなどのデリバティブ取引と呼ばれる商品は少し縁遠い存在のようです。

FXは比較的短期間で取引を行うものですし、株のような取引手数料を取るような商品性ではないので、対面証券でお客様に営業して買ってもらうということもありません。近年はネット証券の台頭でFXも身近な存在となりましたが、それを直接販売するわけではない対面証券の営業員にとっては説明が難しいようです。

高収入な割に、貯金が少ないことも

「証券会社の社員は、収入の割に貯金が少ない人が多い気がする。とにかく『しっかり稼いで、しっかり使う』みたいな性格の人が多い」と話すのは、ネット証券で働く30代のCさんです。

「特に昔ながらの証券会社で働いていたというようなバックグラウンドがある人は、お金をガッツリ稼いで、その分ガッツリ使うっていう人が多い。昔は証券会社も含め、金融機関は結婚して一人前みたいな風潮があったから結婚が早い人が多かったけど、最近はそうとも限らない。家族がいない人はかなり悠々自適に遊んでいる」と話します。

さらに「金融機関勤務と言うと、『節約のコツ教えてよ!』とか『お金が貯まらないんだけどどうしたらいい?』みたいな家計相談を受けることが多いけど、正直そういうアドバイスができるほど自分も貯金ができていない。お金を貯めなければと思いながらも、まだまだ上司との飲み会が多い風潮。最近はコロナの影響もあって飲み会の習慣がほぼ消滅したので、貯金に勤しもうと思う」と話していました。

金融機関勤務だからと言ってお金の管理が得意ということでもないようです。

まとめにかえて

今回は、ちょっと意外な「証券会社の人あるある」についてご紹介しました。証券会社の人と一口に言っても、勤務先で取り扱っていない商品についてはなかなか詳しくなれないようです。どんな業界にも同じようなことがあるのではないでしょうか。

参考資料

PRTIMES「【2022年投資・副業のお金意識調査】老後2000万円問題、順調に備えられているのはわずか約3割。コロナ禍で投資・副業への意識増加も、家計の資産は現預金が6割!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000052387.html)

日本証券業協会「投資の時間」(https://www.jsda.or.jp/jikan/)

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