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女性の理想の結婚相手は「年収600万円台の男性」も、結婚願望「ある」と断定は28.6%

LIMO / 2022年2月25日 18時50分

女性の理想の結婚相手は「年収600万円台の男性」も、結婚願望「ある」と断定は28.6%

女性の理想の結婚相手は「年収600万円台の男性」も、結婚願望「ある」と断定は28.6%

2月ももう終わり。春になれば、出会いの季節がやってきますね。

一般社団法人 日本リレーションシップ協会が2021年12月1日に全国の25歳以上 50歳未満の女性414人を対象に行った「結婚相手に求める条件とパートナーの年収(2021年12月21日公表)」によると、未婚女性のパートナーの理想年収は「600万以上 800万円未満」です。

一方で、株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学が2021年11月12日~15日に20~40代前半の独身男性177人に行った調査によると、年収500~699万円の男性で結婚願望が「ある」と答えたのは28.6%でした(2022年2月14日公表)。

「良い人がいればしたい」人は33.3%ですが、「結婚願望がある」と言い切れる男性はそこまで多くない印象です。年収600万円台の男性の結婚に対する本音をみていきます。

年収600万円台男性の結婚願望とは

先ほどの縁結び大学の調査によると、年収500~699万円の男性の結婚願望は以下の通り。

年収500~699万円男性の年収結婚願望

ある:28.6%

将来的にはしたい:9.5%

可能になればしたい:9.5%

良い人がいればしたい:33.3%

ない:14.3%

わからない:4.8%

はっきり「ある」と答えたのは約3割。良い人がいれば結婚したい人の方が多い結果になりました。

「将来的にはしたい」「可能になればしたい」「良い人がいればしたい」を合わせると、いつかしたい人は52.3%と半数を占めます。

結婚願望自体は約8割の人が基本的にはあるようですね。ただ「ある」と言い切れるのは約3割です。

結婚願望がない理由は?

男性全体の結婚願望がない理由のトップは「自由な時間が減るから」で23.4%でした。夫婦となり、子どもが生まれれば自由な時間はなかなか取れなくなります。

年収帯ごとに、男性の結婚願望がない理由を確認しましょう。

出典:株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学調べ(2022年2月14日公表)

年収500~699万円の男性が結婚したくない理由は「家庭に責任を持てない」「お金を自由に使えなくなるから」ともに1位でそれぞれ50%でした。他の年収帯に比べて、理由がはっきり2つに分かれましたね。

国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は433万円。一般的に結婚適齢期と考えられる年代の男性の平均給与をみてみましょう。

20~24歳:277万円

25~29歳:393万円

30~34歳:458万円

35~39歳:518万円

40~44歳:571万円

上記は既婚者も含まれますが、年収500~600万円台となれば平均よりも高い水準です。中には仕事が忙しい方、責任のある役職を担っている方もいるでしょう。仕事が多忙ゆえ、「もっと自由でいたい」という希望があるのかもしれません。

また、どの年収帯でも「束縛されたくない」「仕事を優先したい」「子どもが欲しくない」という理由を選択した男性はいないとのことでした。

結婚願望がない「年収500~600万円台男性」の理想の女性は?

では、年収500~600万円台の結婚願望がない男性が求める「女性の条件」を見てみましょう。

出典:株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学調べ(2022年2月14日公表)

「互いに干渉しない」「週末婚である」「財布が別」が33.3%で同率1位と、こちらもはっきりとした傾向が見られました。

先ほどの結婚願望がない理由が「家庭に責任を持てない」「お金を自由に使えなくなるから」でしたが、物理的にも、金銭的にも自由を求める傾向があるようです。

結婚して年収500~600万円台で男性のみで家計を支える場合には、子どもの教育費や住宅ローン、老後資金などを考えると男性が自由に使えるお金は少なくなります。「財布が別」という理由も見られましたが、女性側に経済的な意味も含めた自立を求める男性が多いようですね。

男性全体の理由をみても、年収500~600万円台でみても、自由を求めたい男性の本音が分かりました。

50歳時の未婚割合、2040年には男性29.5%へ

厚生労働省によると、未婚割合は1990年に男性5.6%・女性4.3%でしたが、2015年には男性23.4%・女性14.1%へと増加しています。25年間で男性が約17ポイント、女性が約10ポイント増えていますね。

出典:厚生労働省「令和3年版厚生労働白書-新型コロナウイルス感染症と社会保障-(本文)」

上記を見ると、2040年には男性29.5%、女性18.7%と推計されています。つまり、いま32歳の人が50歳になるころには男性のおよそ3割が未婚なのでしょう。

週末婚、別居婚、友情婚、事実婚……結婚をめぐる価値観は時代とともに変化しつつあり、結婚しない選択をする人も増えています。今後もその動向を見つめていきましょう。

参考資料

PRTIMES「【調査】結婚相手に求める条件とパートナーの年収 女の本音はやっぱり「経済力」! “パートナーの価値観を変え、年収アップさせる秘訣”をプロが伝授」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000092251.html)

PRTIMES「独身男性177名にアンケート!年収で異なる「結婚したくない理由」と「結婚したい女性の条件」」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000032757.html)

国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/minkan.htm)

厚生労働省「令和3年版厚生労働白書-新型コロナウイルス感染症と社会保障-(本文)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/20/index.html)

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