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【ガーデニング】おしゃれな「アジサイ」人気の5種類!育て方&毎年花が咲く剪定方法も紹介

LIMO / 2022年3月4日 9時45分

【ガーデニング】おしゃれな「アジサイ」人気の5種類!育て方&毎年花が咲く剪定方法も紹介

【ガーデニング】おしゃれな「アジサイ」人気の5種類!育て方&毎年花が咲く剪定方法も紹介

梅雨の時期に咲く花といえば、まず思い浮かぶのがアジサイ。日本産の落葉低木として昔からなじみ深く、今では日本だけでなく世界中で愛されている花です。

アジサイには多くの種類があり、それぞれに個性的な特徴を持っています。

今回はオシャレなアジサイについて、人気の種類や育て方のコツ、剪定方法を紹介します。

アジサイの基本情報

著者撮影

アジサイ科アジサイ属

落葉低木

樹高:50~200センチ

参考価格:500円(ポット苗)~5000円(5号鉢)程度

アジサイの魅力は花のキレイな色彩です。花弁のように見えているのはガクで、実際の花は中央にある小さなつぼみのような部分。枯れた後もガクはそのままなので、花が散らないように見えるのです。

また、土壌の酸度で色が変わるのも大きな特徴。土が酸性なら青色、アルカリ性なら赤色を帯びます。

オシャレなアジサイ、人気の5種類を紹介

ガクアジサイ

著者撮影

ガクアジサイはもともと日本に自生していたアジサイ。品種改良されて今にいたるアジサイの元祖といえます。中央に集まる花のまわりを額縁のようにガク片が囲んでいるのが名前の由来。控えめなたたずまいが魅力的なアジサイです。

ホンアジサイ

著者撮影

日本で生まれたガクアジサイを園芸種として品種改良したホンアジサイ。アジサイといえば、まずこの花が思い浮かぶほどです。アジサイ園や寺院などでよく見かける品種で、手まりのようなコロンと丸いフォルムが愛らしいアジサイです。

西洋アジサイ

著者撮影

西洋アジサイはホンアジサイが海外に渡り、品種改良され日本に逆輸入された品種です。ホンアジサイのボリューム感はそのままに、さらにカラーバリエーションも豊富になりました。華やかさがアップしているのが特徴です。

ヤマアジサイ

著者撮影

日本の山地に自生するヤマアジサイ。半日陰の森林や湿り気が多い水辺などでよく見かけます。ガクアジサイに似ていますが、さらに花や葉が細く小さいので、全体的におとなしく繊細なイメージです。

アジサイの育て方

日当たり

著者撮影

アジサイは半日陰程度の場所でも育ちますが、花をたくさん咲かせるためには日光が必要です。できれば日当たりがよいところに植えましょう。

ただ、真夏の強い日差しは苦手なので、高い木の根元など木漏れ日が入るような場所がおすすめ。鉢植えのアジサイの場合、夏の間は軒下など直射日光が当たらない場所に移動するとよいでしょう。

用土

アジサイは、水はけがよく保湿性がある土を好みます。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1の割合で配合しましょう。

花色を青系にしたい場合はピートモスを用土に加えて酸性土壌に、赤系にしたい場合は苦土石灰を加えてアルカリ性土壌にします。

水やり

乾燥に弱いので、土が乾いてきたら水を与えましょう。特に夏は水切れを起こすと、すぐに花や葉がぐったりとしおれてしまいます。このような状態になると株が弱る原因になります。

New Africa/Shutterstock.com

鉢植えの場合、夏の間は朝と夕方の1日2回水やりをおこなうとよいでしょう。休眠期の冬は水やりを控えます。地植えの場合は、ほとんど水を与えなくても大丈夫です。

肥料

肥料は休眠期の冬の間と、花が咲く前の5月頃に施します。庭に地植えしたものには油かすなどの有機肥料、鉢植えのものには緩効性化成肥料がおすすめです。

また青系や赤系の色合いに合わせた専用の肥料も市販されています。活用するとよいでしょう。

アジサイの剪定

翌年も花を咲かせるための剪定

花芽は新しく伸びた茎の先端に付くので、あまり短く切り戻さないことが剪定のコツ。

開花後に枯れた花がらを摘み取る作業と合わせて、7月~9月におこないます。翌年確実に開花させるために、先端から2~3節目の上でカットしましょう。

背丈を低くするための剪定

花を咲かせたいからと毎年軽めに剪定していると、背丈が高くなり過ぎてしまいます。花をあきらめてコンパクトにまとめる場合は、思い切って短く切り戻しましょう。

ただし、必ず新芽ができている場所でカットすることが大切です。芽が伸びて、場所が分かりやすくなる11月下旬ごろにおこなうのがおすすめです。

剪定した茎の利用方法

encierro/Shutterstock.com

アジサイは挿し木で簡単に増やせます。剪定した茎は捨てずに挿し木に利用しましょう。10~15センチほどの長さで切り口が斜めになるようにカットします。

葉は数枚残し大きな葉は水の蒸発を抑えるために半分程度に切っておきましょう。しばらく水挿しして十分水を吸わせてから、挿し木用の新鮮な土に挿します。

まとめにかえて

著者撮影

梅雨の長雨の中でも健気に咲く姿を見ていると、自然と心が晴れて明るい気持ちになります。日本の美しいアジサイは世界に誇れる植物。世界中に愛好家が増えているのも嬉しいことです。

剪定のコツを押さえれば、毎年キレイな花を咲かせてくれるアジサイ。育て方も簡単なので、ぜひ庭木として迎え入れてみませんか。

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