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つみたてNISAで初めての資産運用【SBI証券vs楽天証券】どっちが合うのか比較してみた

LIMO / 2022年3月13日 14時50分

つみたてNISAで初めての資産運用【SBI証券vs楽天証券】どっちが合うのか比較してみた

つみたてNISAで初めての資産運用【SBI証券vs楽天証券】どっちが合うのか比較してみた

SBI証券と楽天証券は日本の金融機関の中でも1、2位を争う最大手のネット証券会社です。この春、非課税で投資を行える「つみたてNISA」を活用して資産運用を始める場合、SBI証券と楽天証券のどちらを選択したら良いのでしょうか。

今回は、特に投資初心者の方が確認しておきたい、SBI証券と楽天証券の取扱い商品や手数料の違いを解説します。自分はどちらの証券会社が向いているのか、見ていきましょう。

SBI証券と楽天証券の主な違いを4つの視点で比較!

SBI証券も楽天証券も、つみたてNISAでの投資が可能です。以下の4つのポイントから2社を比較してみましょう。

1.取扱い商品

2022年2月末現在、つみたてNISAの取扱商品数はSBI証券が178本、楽天証券が180本となっています。

両社ともつみたてNISAの商品数が充実しており、ラインナップに大きな違いはありません。取扱い商品の観点ではどちらを選んでも問題ないでしょう。

2.手数料

つみたてNISAの場合、投資信託の買付手数料や売却手数料はSBI証券、楽天証券ともに無料です。手数料の観点からは、両社に大きな違いはありません。

3.買付タイミング

つみたてNISAは事前に決めたタイミングで、自動的に買付を行うサービスです。

SBI証券は買付のタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」から選択できます。一方、楽天証券は「毎日」か「毎月」のどちらかから選択することになっています。

ただし、長期投資において「毎日積立投資をした場合、毎週積立投資をした場合、毎月積立投資をした場合」で、リターンにそこまで大きな違いは出ないと考えられます。

日々の楽しみとしてコツコツ投資をしたい人は「毎日」「毎週」から選択し、取引履歴を少なくしたい人や投資タイミングに大きなこだわりがない人は「毎月」を選択すると良いでしょう。

4.ポイント制度

SBI証券では、取引状況に応じてTポイントが貯められます。また、三井住友カードを使ってクレジットカード決済にすると、SBI証券内で使えるVポイントが貯まります。しかし、TポイントやVポイントを使ってつみたてNISAの投資はできません

一方、楽天証券では楽天ポイントを貯めることができます。楽天ポイントで、つみたてNISAの投資を行うことも可能です。

つみたてNISAのポイント制度については、SBI証券よりも、楽天証券の方がポイント投資ができるという点でより充実していると言えます。

私はどっちに向いてるの?2つのポイントで確認

SBI証券か楽天証券か、実際に証券会社を選ぶ際には以下の2つのポイントをチェックしてみましょう。

<ポイント制度>

SBI証券か楽天証券には、先ほどご説明した通りポイント制度に違いがあります。普段、楽天市場や楽天ポイントをよく使う方の場合、楽天証券がおすすめです。Tポイントの方が使い勝手が良い方はSBI証券を選びましょう。

<今後の投資方針>

つみたてNISA以外にも、今後課税口座を利用してさまざまな投資を行う予定がある方は、つみたてNISA以外の取扱い商品や手数料について確認しておきましょう。

たとえばSBI証券は、全体として見ると取扱商品数が楽天証券よりも多く、外国株式やiDeCoの商品も豊富です。IPOの取扱件数も、SBI証券がネット証券業界でトップとなっています。

つみたてNISA以外の投資を検討している場合、SBI証券の方が大きな制約や不自由なく取引ができると考えられます。

証券会社を1つに絞るメリット

つみたてNISAは、1つの証券会社でしか口座を開設することができません。課税口座やiDeCoでも資産運用を行う場合、つみたてNISAの証券会社と、その他の運用を行う証券会社を揃えるのがおすすめです。

つみたてNISAや課税口座での運用で複数の証券会社を併行して利用すると、管理が大変になったり、利益や損失が全体としてどのくらいあるのかが分かりにくくなってしまいます。

楽天証券の楽天ポイントや、SBI証券のTポイントなどのポイントも、1つの証券会社でまとめて貯めた方が効率よくポイントを貯めることができるでしょう。

SBI証券と楽天証券で迷っていたとしても、同時に口座を開設するのではなく、どちらか1つに絞って管理していくのがおすすめです。

日本のネット証券最大手であるSBI証券と楽天証券は、どちらも取扱い商品が多く、投資家にとって利用しやすい証券会社です。つみたてNISAを行う場合、今回ご紹介した通り買付制度やポイント制度など、2社の違いを比較して自分にぴったりな証券会社を選ぶようにしましょう。

参考資料

SBI証券「投資信託 パワーサーチ」(https://site0.sbisec.co.jp/marble/fund/powersearch/fundpsearch.do?Param7=other_3)

楽天証券「投信スーパーサーチ」(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/find/search/result.html)

SBI証券「SBI証券のつみたてNISA」(https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=tsumitate&dir=tsumitate&file=nisa_tsumitate_merit01.html)

楽天証券「つみたてNISAとは?入門講座」(https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/tsumitate/learn.html)

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