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【春のガーデニング】人気のミモザの育て方&剪定のコツ、ドライフラワーの作り方も紹介

LIMO / 2022年3月15日 9時45分

【春のガーデニング】人気のミモザの育て方&剪定のコツ、ドライフラワーの作り方も紹介

【春のガーデニング】人気のミモザの育て方&剪定のコツ、ドライフラワーの作り方も紹介

フワフワした丸い小花が愛らしいミモザ。その姿がオシャレでかわいらしく、近年人気が高まっています。

ビタミンカラーの黄色い花は生命力にあふれ、春の雰囲気にもぴったり。

今回はミモザの育て方、ドライフラワーの作り方、鉢植えで小さく育てるための剪定のコツも紹介します。

ミモザとは?

Bogdan Sonjachnyj/Shutterstock.com

マメ科アカシア属

常緑性高木

原産地:オーストラリア

樹高:50センチ~10メートル

参考価格:800円(ポット苗)~1万2000円(8号鉢)

明るい黄色の鮮やかな花が、まるで小さなポンポンのようなミモザ。常緑高木で家のシンボルツリーにも適しています。葉の色や形がさまざまで、個性的な樹形のミモザも出回るようになりました。

花姿のかわいらしさはもちろん、ひかえめで優しい花の香りも世界中で広く愛されています。花や葉は乾燥しやすく、ドライフラワーとしても活用できます。

人気のミモザ、育て方は?

日当たり

ミモザは日当たりがよい場所を好む植物です。光が十分当たると花つきもよくなります。半日以上は太陽の日差しが届く明るい場所で栽培しましょう。

Nastasya_Sav/Shutterstock.com

水やり

乾燥を好むので過湿にならないように育てます。鉢植え、または地植えにして1年未満の場合は、土の表面が乾いてきたら水を与えましょう。地植えでしっかり根づいた株は、ほとんど水やりしなくても大丈夫です。

肥料

鉢植えは、開花後の4~5月にかけて緩効性化成肥料を与えます。マメ科植物は根に窒素を吸収する根粒菌がついているので、地植えはほとんど肥料の必要がありません。

支柱

nnattalli/Shutterstock.com

ミモザは旺盛に生長して枝葉を長く伸ばします。枝が細めで上半分にボリュームが出やすい樹形のため、まれに強風で折れたり倒れたりすることがあります。支柱で支えて風から守ってあげましょう。

植え替え

ミモザは活発に根を伸ばします。鉢植えにしたミモザが根詰まりしていたら、根鉢をくずさないようにひと回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えに適した時期は4~6月です。

鉢植えで楽しむには?ミモザの剪定

剪定のメリット

ミモザのお手入れで剪定は大切なポイント。剪定のメリットは「樹形を美しく保つ」「強風による枝折れを防ぐ」「木の寿命をひき延ばす」の3つです。

毎年スクスクと生長するので、地植えにすると巨木になって手入れが大変。

剪定すると見た目がよくなると同時に、風で倒れたり枝が折れたりすることも防げます。また剪定で生長のエネルギーが節約でき、結果的に木の寿命も長くなるでしょう。

Pavel105/Shutterstock.com

剪定の時期

剪定に適した時期は花が咲いたあとの5~6月です。夏には翌年の花芽ができるため、剪定が遅くなると花芽も切り落としてしまい、翌年の花が期待できません。花が咲き終わったらできるだけ早く剪定するのがオススメです。

剪定の場所

枝が伸び過ぎていたり混み合ったりしている場所を剪定します。上のほうは短めに、下にいくにつれて長めに切り整えるとオシャレな樹形に。鉢植えのミモザを小さく育てたい場合は、新しく生えた枝の上でバッサリと切り落としましょう。

ドライフラワーで楽しむ!作り方は?

ミモザは乾燥しやすい花で、初心者でも簡単にドライフラワーが作れます。キレイな花がたくさん咲いている枝を選んでスワッグやリースを作ってみましょう。

吊るしてドライにする

Photo joy/Shutterstock.com

一番簡単なドライの方法。風通しがよく、直射日光の当たらない場所で花を下に向けて吊るすだけです。花の色が少しくすんでサイズも縮みますがナチュラル感が出ます。

スワッグとして楽しむのなら、長さや形を整えて吊るすだけで完成します。晴天が続き、空気が乾燥している日がドライフラワーを作るのに最適な日。1週間ほどで完全に乾燥したら、できあがりです。

水に挿したままドライにする

水を少しだけ入れた器にミモザを挿す方法です。ゆっくりと水分が抜けていくのを待つので、吊るすより少し日数がかかります。花の形が崩れず、やわらかなフォルムをそのままに、自然な色と風合いのドライフラワーができあがります。

シリカゲルでドライにする

乾燥材のシリカゲルを使って、花の鮮やかな色を残しながらドライにする方法です。

市販されているドライフラワー専用シリカゲルを使いましょう。平たい容器に入れたシリカゲルにミモザを埋め込みます。しっかりフタをして1週間ほど経てば完成です。

まとめにかえて

Orini/Shutterstock.com

背丈が高くなるミモザを上手に育てるには、適度に剪定して手入れをしやすくすることがポイント。倒れないように支柱を立てることも忘れないでくださいね。

キレイな花が咲けば、生花として楽しめるのはもちろん、スワッグやリースにして部屋に飾るのもオシャレです。春らしい色合いで、庭や部屋を明るくしてくれるミモザ。ぜひ育ててみませんか。

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