「富裕層の人あるある」2つを元金融機関社員が解説！お金持ちが大切にしていることとは

富裕層の考え方

みなさんはお金持ちになりたいなと思ったことはありますでしょうか。

私は日頃からお金持ちになりたいなと考えることがあります。しかし、お金持ちの人は会社を経営していたり、人にはないスキルを持っていたりと自分には叶わない夢のように思っていました。

しかし、証券会社に勤務していた時に「富裕層」と言われる方と接する機会が多かったのですが、そこで感じたことは「特別なこと」は何もしていないし、ないということでした。

では、なぜ「富裕層」と言われるようになったのか、私なりに色々お話をする中で発見できたことがあります。

今回は、お金持ちとそうでない人の差が何かというところを私の実体験をもとにご紹介していきたいと思います。

富裕層はどのくらいいるか

まず、富裕層がどのくらい分布しているのかを見ていきたいと思います。

ああ

ああ

準富裕層まで含めると474.5万世帯もありますね。

富裕層あるあるを元金融機関社員が語る！

私が担当してきた富裕層の方の特徴として、共通するものが2つありました。

即断即決

初志貫徹

この2つが多くの富裕層に当てはまるように感じました。

富裕層の特徴1.即断即決

まず、「即断即決」ですがこれに関しては意思決定がとても早いというところにあります。

自分で良いなと判断した時にはすぐに始める。途中経過があまり良くないと判断した場合にはすぐに止める。など、分岐に立った時の判断スピードが早いです。

なぜ、即決できるのかという質問を一度富裕層のお客様にしたことがあります。その時、返ってきた返事は「時間がもったいない。」ということでした。しかし、もったいないと思っていても判断できないのが人間だと思います。

判断スピードを上げるためには「自分の中で基準を持つ」ということも教えてもらいました。

自分の中で判断基準を持つことで、物事の判断が早くなり、時間を掛けずにすむということにつながるようです。

お金持ちではない人に多いのが悩んだ挙句の果てに何も始められないという傾向を良く見ます。
その結果、なにも成果を挙げられないということになりえますね。

富裕層の特徴2.初志貫徹

続いて、初志貫徹です。

言葉の意味はみなさんもご存知だと思います。

最初に良いと思って始めてみて、途中経過が悪くなっても当初思い描いた状況になると考えて、一喜一憂しないということですね。

決して「頑固」というわけではなく、むしろ柔軟な思考を持ち合わせている方が多く、何事にもリスクを考え許容できる範囲であれば一喜一憂する必要はないということですね。

お金持ちでない人は断片的な状況を切り取って判断し、一喜一憂してしまい上手くいかないとうことが多いのではないでしょうか。

私が富裕層の方と接してきて感じた共通点はこの2つになりますが、要するに「考え方」一つで成果は大きく変わると言うことです。

一朝一夕ではお金持ちになれませんが、お金持ちの考え方を真似することは今日からでもできます。

今までの人生でお金がたまらなかったのであれば、一度「考え方」を変えてみるのも良いかもしれませんね。

富裕層の「考え方」を

今回はお金持ちの人あるあるを私が感じてきたことをベースにご紹介させていただきました。

まだまだ、お金持ちになるためのポイントはあるでしょう。

みなさんもお金持ちになりたいなと考えたときにはまず「考え方」から見つめ直していくのがいいのかもしれませんね。

参考資料

野村総合研究所「日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」（https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1）