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クレジットカード超おすすめ5選!クレカに必要なたった2つの条件とチェックリストをFPが解説

LIMO / 2022年3月20日 18時50分

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クレジットカード超おすすめ5選!クレカに必要なたった2つの条件とチェックリストをFPが解説

新社会人となり、はじめてクレジットカードを持つ人は、何を基準に選んだらいいのか迷うと思います。また、クレジットカードが多くなってしまったので、整理したい人もいるでしょう。

そこで今回はクレジットカードの選び方のポイントを解説しながら、おすすめクレジットカード5選をご紹介します。

クレジットカードは「消費行動」で選ぶ

クレジットカードを選ぶ時に、最初に考えてほしいのはご自身の消費行動です。

クレジットカードは決済手段なので、「普段どこで買い物をしているのか、ネットショッピングはどこをよく利用するのか、電車の移動が多いのか車移動が多いのか」など、まずは自分の消費行動を把握することで最適なクレジットカードを選ぶことができます。

消費行動を把握するためのチェック項目

よく利用するスーパー

よく利用するコンビニ

その他よく使う店

よく利用するネットショッピング

電車をよく利用する

車をよく利用する

海外によく行く

使っている携帯会社

利用している証券会社

この中でクレジットカード払いができる、年間の利用額が一番多いものを選べばいいわけですが、提携している店やサービスであれば複数の組み合わせで考えましょう。

代表的な携帯キャリアの経済圏4つ

どことどこが提携しているという情報は分かりにくいと思うので、「何のポイントが貯まるか」で考えると分かりやすいでしょう。

たとえば、「この店で買い物をするとTポイントが貯まる、あの店だと楽天ポイントが貯まる」など、よく利用するお店やサービスで貯まるポイントが何か分かれば、それが貯まるクレジットカードを作ればいいわけです。

ポイントは各企業が提携するサービスと連携されており、さまざまなサービスを利用することでポイントが付与されます。

楽天ポイントを例にすると、楽天1社でEC、金融、通信キャリアなどのサービスを持ち、独自のポイントシステムによる楽天経済圏ができあがっています。

このように、貯まるポイントの種類から見えてくるエコシステムを“経済圏”と呼ぶとすると、携帯キャリアでは次の4つの経済圏が形づくられています。

NTTドコモ経済圏

貯めるポイント:dポイント

クレジットカード:dカード、リクルートカードなど

スマホ決済:d払い、メルペイ

ネットショッピング:メルカリ、dショッピング

実店舗:ローソン、ファミリーマート、マツモトキヨシなど

楽天経済圏

貯めるポイント:楽天ポイント

クレジットカード:楽天カード

スマホ決済:楽天ペイ

ネットショッピング:楽天市場

実店舗:ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミスタードーナツ、マクドナルドなど

ソフトバンク経済圏

貯めるポイント:Tポイント、PayPayボーナス、LINEポイント

クレジットカード:Yahoo! JAPANカード、Visa LINE Payクレジットカード

スマホ決済:PayPay、LINE Pay

ネットショッピング:Yahoo!ショッピング、PayPayモール

実店舗: ツタヤ、ファミリーマート、ウエルシアなど

※Yahoo! JAPANカードは2022年4月よりPayPayカードに変わります。 

KDDI(au)経済圏

貯めるポイント:Pontaポイント

クレジットカード:au PAY カード、リクルートカード

スマホ決済:au PAY

ネットショッピング:au PAYマーケット

実店舗: ローソン、ケンタッキー、ココスなど

経済圏は他にも「WAONポイントが貯まるイオングループ」「nanacoポイントが貯まるセブン&アイグループ」などがあります。

高還元率・年会費無料のクレジットカード5選

消費行動が把握できたら、お得に利用できるクレジットカードを選びましょう。その際、「ポイント還元率1%以上」「年会費無料」などをカードの条件とするといいでしょう。

通常のクレジットカードではポイント還元率0.5%のものが多いのですが、利用の仕方によってポイントアップが狙えるので、日々の利用で1%以上のポイントが付くのであれば、選択肢に入れましょう。

ポイントが高還元で年会費無料のクレジットカードを5つセレクトしました。おすすめポイントも付記しているので参考にしてください。

JCB CARD W

ポイント還元率:0.6%~(Oki Dokiポイント:1000円=2ポイント)

年会費:永年無料

国際ブランド:JCB

主な交換可能ポイント:nanacoポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイント

<おすすめポイント>
入会は39歳以下に限られますが、一度入会すれば40歳以降も年会費無料で継続して利用できます。Oki Dokiポイントは交換先のポイントによって還元率が変わります。nanacoポイントは還元率1.0%、dポイントとPontaポイントは還元率0.8%です。その他、Amazonやセブンイレブン、スターバックス(※)などの提携店舗での利用で還元率が大幅にアップします。

※スターバックスカードへのチャージが条件

楽天カード

ポイント還元率:1.0~3.0%(楽天ポイント)

年会費:永年無料

国際ブランド:VISA、JCB、Mastercard、AMERICAN EXPRESS

主な交換可能ポイント:ANAマイル

<おすすめポイント>
楽天ユーザー必須のクレジットカードです。楽天市場の利用でいつでも還元率3%になります。楽天のサービスを使えば使うほど、ポイント還元率が上がっていくので、銀行や証券会社も楽天にするなど、ヘビーユーザーになると還元率を5%以上にすることができます。

三井住友カード(NL)

ポイント還元率:0.5~5.0%(Vポイント)

年会費:永年無料

国際ブランド:VISA、Mastercard

主な交換可能ポイント:dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイル

<おすすめポイント>
券面にカード番号が記載されていないのが特徴のセキュリティに配慮されたクレジットカードです。通常は0.5%の還元率ですが、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率が5%にアップします。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital

ポイント還元率:0.5~3.0%(永久不滅ポイント)

年会費:初年度無料(次年度以降も年1回の利用があれば無料)

国際ブランド:AMERICAN EXPRESS

主な交換可能ポイント:nanacoポイント、dポイント、Pontaポイント、JALマイル、ANAマイル

<おすすめポイント>
通常は0.5%の還元率ですが、QUICPay決済を利用した場合は還元率が常に3%になります。また、貯まったポイントは有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がありません。また、カード券面のデザインがアメリカン・エキスプレスのセンチュリオンというのも魅力的です。

dカード

ポイント還元率:1.0%(dポイント)

年会費:永年無料

国際ブランド:VISA、Mastercard

主な交換可能ポイント:JALマイル

<おすすめポイント>
ドコモユーザーであれば、作って損はないクレジットカードです。ドコモの携帯電話利用料1000円(税抜)につき10ポイント貯まります。また、d払いの支払先をdカードに設定すれば還元率が1.5%になり、さらにdポイントカードを提示すると合計で2.5%の還元率になります。

マツモトキヨシやENEOSの利用でポイント加算、家電のノジマでの買い物で3%の割引+ポイント加算などの特典があります。

「クレジットカード選び」その他のポイント3つ

その他に確認したいポイントもご紹介します。

特典で選ぶ

イオンカードやセブンカード・プラス(イトーヨーカドー)は、特定の日の買い物で5%オフになる特典があります。エポスカードはマルイで開催されるセール日に10%オフになる特典があります。

このように、よく利用するお店であれば特典を重視して選ぶのもいいでしょう。

国際ブランドで選ぶ

VISA、JCB、Master、AMERICAN EXPRESSなどの国際ブランドは、それぞれ加盟している店舗によって利用範囲が異なります。そのため、一つだけでは使えない店が出てくる可能性があります。

国際ブランドの中でも最もシェアがあるVISAを一枚持っていれば、たいていは事足りますが、メインカードとサブカードなどクレジットカードを複数持つ場合には、違うブランドも選んでおくと汎用性が高くなります。

海外旅行保険で選ぶ

クレジットカードには、海外旅行保険が付帯しているものが多くあります。カードによって保障の内容が異なるので、海外旅行によく行く人は海外旅行保険の保障が充実しているカードを選ぶとよいでしょう。

その際に気を付けたいのが、「利用付帯」と「自動付帯」の二つがあることです。「利用付帯」とは出国前にクレジットカードで旅行代金などを支払った場合に保険が適用されるもの、「自動付帯」とはクレジットカードを持っているだけで保険が適用されるものです。

こんなクレジットカードには注意!

最後にクレジットカード選びでの注意点をお伝えします。

年会費無料に「条件」がついている場合があります。たとえば、「初年度は無料で、次年度以降は年1回以上の利用があれば無料」となるものです。

この場合、年1回以上の利用に疑う余地がなければいいのですが、サブカードなどあまり使っていないカードでは、条件をクリアできずに年会費を引かれてしまうケースがあります。クレジットカードをたくさん持っている人は気を付けましょう。

また、リボ払いを選択すると年会費が無料になるというカードもあります。条件はカード会社にとってメリットとなるものがほとんどなので注意しましょう。

ポイントの有効期限も大切です。ポイントをたくさん貯めても、使わずに失効したら元も子もありません。

ポイントの有効期限には、獲得した日から3年間など「期限を定めているタイプ」と、期限を定めてあってもポイントを新たに獲得したり、使ったりすると「期限が延びる(リセットされる)タイプ」があります。

メインカードであればそれほど気にする必要はないかもしれませんが、複数のカードを持っている場合は、有効期限切れに注意しましょう。

「獲得ポイントを常に気にしていられる程度の枚数にしておく」「ポイントが分散しないようにポイントの種類を限定する」「貯まったポイントを自動的に使う設定にする」など、貯めたポイントを無駄にしない方法を考えておきましょう。

参考資料

JCB カード W公式ページ(https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html)

楽天カード 公式ページ(https://www.rakuten-card.co.jp/)

三井住友カード(NL) 公式ページ(https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp)

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 公式ページ(https://www.saisoncard.co.jp/amextop/pearl-pro/)

dカード 公式ページ(https://d-card.jp/st/)

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