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【春の家庭菜園】野菜がグングン育つ土作り!石灰は?肥料は?作り方やコツを詳しく解説

LIMO / 2022年3月17日 9時45分

【春の家庭菜園】野菜がグングン育つ土作り!石灰は?肥料は?作り方やコツを詳しく解説

【春の家庭菜園】野菜がグングン育つ土作り!石灰は?肥料は?作り方やコツを詳しく解説

育てる楽しさと収穫する喜びを味わえる家庭菜園はコロナ禍の影響もあり、近年人気が高まっています。

ホームセンターや園芸店に多くの野菜苗が出回る春は、家庭菜園を始める絶好のタイミング。まずは家庭菜園の土作りから始めてみませんか。

今回は、野菜がグングン育つ土作りの方法やコツを紹介します。

家庭菜園に適した土とは?

おいしい野菜をたくさん収穫するためには、基礎となる土壌をしっかり作っておくことが大切です。

野菜が元気に育つ土壌は「保水性」「排水性」「通気性」のある「団粒構造」になっていることがポイント。土の粒の間にすき間がある団粒構造は、根を活発に伸ばすことができるので、野菜が元気に育ちます。

Piyaset/Shutterstock.com

団粒構造になっている土は、大小の粒が混ざり、土を握ると固まらずポロポロと崩れ落ちる状態。土中の通気性や保水性、排水性も確保されています。

また、それぞれの野菜で適正な土性酸度が異なるので、育てる野菜に合わせて調整することも必要です。

土作りの前におこなうことは?

Bits And Splits/Shutterstock.com

道具を準備する

スコップ・シャベル:土を掘り起こしたり耕したりするときに使います。先のとがったシャベルがあれば硬い土を掘るときに便利です。

クワ:うね作りをしたり、土寄せをしたりするときに使います。

レーキ:土の表面を平らにしたり浅く耕したりするときに使用します。

酸度測定液:土の酸度を計測するときに使用。ホームセンターなどで購入できます。

菜園の場所を決める

庭に菜園を作る場合は、まず野菜を植える区画を決めましょう。多くの野菜は日当たりのよい場所を好みます。できるだけ長い間、日が当たる場所を選びます。あらかじめ、小石や雑草なども取り除いておきましょう。

土作りの時期は?

野菜の種まき、あるいは苗の植え込みをする約1ヵ月前に土作りを開始します。家庭菜園の土には堆肥や肥料、土壌の酸度調節をするため、苦土石灰をすき込むことが必要です。

OlgaGi/Shutterstock.com

まだ土の状態が安定しないうちに野菜苗を植え込むと、苗に影響をおよぼしてしまうかもしれません。1ヵ月ほどすると土がよい状態になるので、土作りは早めに完了しておきましょう。

土作りの方法・手順は?

土を掘り起こす

シャベルで20~30センチほど掘り起こします。その際、上層と下層の土を入れ替えるように掘り起こすのがポイント。地中から石や以前に植えていた植物の古い根などが出てきたら取り除きましょう。

土を耕す

掘り起こした土をフカフカになるように耕しましょう。土の中に酸素が十分取り込まれ、野菜の根に酸素が行き渡り呼吸しやすくなります。また土の粒子の間にすき間が生まれ、土の通気性や保水性を高めるのに効果的です。

土の酸度を調節する

野菜は種類によって異なりますが、一般的に弱酸性~中性の土を好むとされています。

酸性雨が降る日本ではほとんどの土壌が酸性。酸度測定剤で計測しながら、アルカリ性の苦土石灰をすき込んで中性~アルカリ性に傾けておきましょう。

kram-9/Shutterstock.com

苦土石灰はアンモニアガスを発生するので、土作りをしたあと1ヵ月程度土を寝かせると安心です。

堆肥を施す

苦土石灰を施した場合は1週間ほど期間をあけてから堆肥をすき込みましょう。牛フンなど有機質の堆肥は土壌をフカフカにして、保水性や排水性、通気性を高めます。

土の中の微生物を増やし野菜の生育を促す堆肥は、家庭菜園の土作りには欠かせません。

肥料を施す

野菜の成長に必要な栄養素はチッ素・リン酸・カリ。さらにカルシウムやマグネシウムがあるとおいしい野菜ができます。

これらの要素がバランスよく含まれている、有機肥料や緩効性化成肥料を施しましょう。初心者は市販されている野菜用肥料を使うと簡単です。

うねを作る

Matauw/Shutterstock.com

野菜が活発に根を伸ばし、土の排水をよくするためにうねを作りましょう。野菜を植える場所に目印のスジを付け、スジの外側をクワで掘って内側に土を入れます。

これを山の高さが10センチ程度になるまで繰り返しましょう。野菜を植える部分をレーキで平たくならしたらうねの完成です。

まとめにかえて

畑の土作りは体力がいる作業で大変かもしれませんが、最初にきちんと土を作っておけば大丈夫。あとは野菜がしっかり根を張って元気に育ってくれるでしょう。

家庭菜園で育てた採りたての野菜は味もバツグンです。菜園の土作りからスタートして、自宅でおいしい野菜を育ててみませんか。

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