【ガーデニング】春の庭が華やかになる!多年草「オステオスペルマム」の育て方を解説
LIMO / 2022年3月18日 16時45分
【ガーデニング】春の庭が華やかになる!多年草「オステオスペルマム」の育て方を解説
オステオスペルマムは春と秋に花を咲かせるキク科の多年草。春は特に多くの品種が出回る季節で、多くの新品種が登場します。
じっくりと好きな品種を選べるのも春ならでは。こんもりと次々に花を咲かせる姿は力強さも感じさせます。
今回は、春の庭の主役にふさわしい「オステオスペルマム」について紹介します。
オステオスペルマムとは?
キク科オステオスペルマム属
多年草
原産地:アフリカ
参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
耐寒性も高く、初心者でも育てやすいオステオスペルマム。日本では多年草として出回っている園芸品種です。品種改良が盛んなため、さまざまなオステオスペルマムを楽しむことができるのも魅力のひとつ。
定番の紫やピンク、白、オレンジのほかに、花弁の色がグラデーションになっている品種など、多様な花色を楽しむことができます。花の咲き方も一重や八重、花びらがスプーンのような形をした品種など、実にユニークです。
花は太陽の光を受けて開花し、曇りや雨の日、夜には閉じる性質をしていますが、最近はこのような性質を持たない品種も出ています。
鮮やかで次々と花を咲かせるその姿は、春の庭を華やかに演出する主役級の植物といえるでしょう。
春の庭の主役にも!オステオスペルマムの育て方
オステオスペルマムは日当たり、風通しのよい環境を好みます。基本的には、日光によく当てて育てるようにしましょう。
適した用土
オステオスペルマムは丈夫な性質なので、地植えでも鉢植えでも育てることができます。地植えで育てる場合は、水はけのよい土壌に植え付けるようにして下さい。
鉢植えで育てる場合、用土は市販の草花用培養土で大丈夫です。排水性をよくするため、3分の1ほどの割合で赤玉土を混ぜ込むのもおすすめです。
水やり
オステオスペルマムの水やりは、土が乾いてからあげるようにします。目安は鉢底から水が出るくらいです。
オステオスペルマムは多湿を嫌うので、水のやりすぎには注意しましょう。特に、生育が緩慢になる冬は根腐れを起こしやすくなります。冬は乾燥気味に管理しましょう。
花がら摘み
オステオスペルマムの花期を長く楽しむためには、こまめな花がら摘みも大切です。花がら摘みの有無で、開花期間の長さや花数に影響が出ます。
花がら摘みをすることで、株や次の花に栄養が行き渡りやすくなります。花数も増えて、開花を長く楽しめますよ。
また、株の風通しをよくするため下葉の処理も大切です。葉が込み合ってきたら、枯れ葉や黄色く変色した葉、邪魔な下葉は取り除いておきましょう。病気を防ぎ、株を健康に育てられます。
肥料
オステオスペルマムを植え付けるときは、緩効性肥料を元肥として混ぜ込みます。
オステオスペルマムは開花期が長く、花をたくさん咲かせる性質。肥料が切れると花つきが悪くなるので、定期的に追肥をしましょう。追肥には薄めた液体肥料がおすすめです。
植え替え
根詰まりや生育不良を防ぐために、鉢植えのオステオスペルマムは2年に一回程度の植え替えが必要です。梅雨前の6月、または9~10月頃に、ひと回り大きな鉢に植え替えて下さい。
夏の管理は?
オステオスペルマムは高温多湿に弱い性質。株が蒸れて弱るのを防ぐために、梅雨時は雨の当たらない軒下で管理しましょう。
夏は風通しのよい半日陰で育てるのが理想的です。地植えの場合は日よけをしたり、切り戻しや下葉の処理をして株の風通しをよくしましょう。
地植えでも鉢植えでも、夏までに切り戻しをしておくと秋に再び花を咲かせるようになります。
春の開花が終わったあと、草丈を全体の3分の1程度まで切り戻します。切り戻しをすることで株の風通しがよくなり、夏の暑さや湿気にも耐えることができるようになります。
秋からの開花を楽しむためにも、切り戻しをして株を休ませましょう。
冬の管理は?
オステオスペルマムの耐寒温度はマイナス5度。寒さに強く、冬越しができるほど強健です。ただし、霜や雪に当たると株が弱ったり、葉が凍って枯れてしまうので対策が必要です。
鉢植えの場合は霜や雪が防げる軒下へ移動します。地植えの場合は寒冷紗をかけるなど、防寒対策をするとよいでしょう。
まとめにかえて
オステオスペルマムは花期も長く、初心者にも育てやすい植物です。適切なお世話をすれば、多年草なので毎年キレイな花をたくさん楽しむことができます。
今の時期は様々な品種のオステオスペルマムが出回り、ステキな品種を探せそうです。ぜひお気に入りをみつけて、育ててみてくださいね。
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