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【春のガーデニング】人気のローダンセマム、白やピンクの可憐な花弁がオシャレ!

LIMO / 2022年3月22日 9時45分

【春のガーデニング】人気のローダンセマム、白やピンクの可憐な花弁がオシャレ!

【春のガーデニング】人気のローダンセマム、白やピンクの可憐な花弁がオシャレ!

パステルカラーとシルバーがかった茎や葉の組み合わせが素敵なローダンセマムは、キク科に分類される北アフリカ原産の植物。

花壇や庭をオシャレに彩る春の花の定番です。

今回は春の庭にピッタリ、かわいらしいローダンセマムの育て方を紹介します。

ローダンセマムの特徴

croquette/Shutterstock.com

多年草

原産地:北アフリカ、スペイン

開花:3~6月

参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

白やピンク、黄色など、さまざまな色の花色がそろうローダンセマム。ぱっと目をひく華やかさが特徴です。

マーガレットによく似ていますが、寒さに弱いマーガレットと異なり、ローダンセマムは冬の寒さに強いのが特徴です。

逆に夏の高温多湿は苦手で、梅雨の湿気で株が蒸れて枯れてしまうことも。花後の梅雨前に切り戻しをして風通しをよくし、雨のあたらない軒下などで管理するとよいでしょう。

ローダンセマムの種類

ローダンセマムは品種改良も盛んで、多くの園芸品種が出回っています。中心部が茶褐色の白~ピンクの花を咲かせるガヤヌム種と、それよりもひと回り大きな花を咲かせるホスマリエンセ種、もしくはこれら2種の交雑種が主流です。

アフリカンアイズ

LFO62/Shutterstock.com

マーガレットのような、かわいらしい雰囲気のアフリカンアイズ。美しい白い花弁と茶褐色の中心部のコントラストがとてもステキです。花茎が硬く、倒れにくいので花壇や鉢植えにもピッタリ。

マーキュリー

花はやや小さく、ピンクのかわいい花を咲かせるマーキュリー。蕾は、開花が待ち遠しくなる濃いピンク色をしています。花粉が出ないことでも知られています。

マーズ

濃いピンクの花を咲かせるマーズは、花が小さめ。寄せ植えに使うと、かわいらしい花色が存在感を発揮します。

ローダンセマムの育て方

ローダンセマムを購入するときは、花色や葉色がよく、葉がこんもりと茂っている苗、蕾がたくさんついている苗を選びましょう。株もとの葉が枯れていたり、葉の少ないものは避けるようにします。

日当たり

ローダンセマムは基本的に、風通し・日当たりのよい場所を好みます。寒さには強い半面、高温多湿に弱いのが特徴。梅雨の時期や夏の管理には注意して下さい。暑さや湿気で株が傷み、枯れてしまう原因になります。

用土

ローダンセマムは過湿を嫌うので、水はけがよく栄養分が豊富な用土で栽培します。鉢植えの場合は、市販の培養土で問題ありません。

地植えの場合も水はけのよい土壌に植え付けましょう。腐葉土、赤玉土等と共に、リン酸分の多い緩効性肥料を元肥として入れて、土壌改良をするのがおすすめです。

Wirestock Creators/Shutterstock.com

植え付け

ローダンセマムの植え付け適期は、ちょうどいまの時期です。早春の2月から4月頃がよいでしょう。園芸店に盛んに出回る時期は、おおむね植え付け適期です。

秋にも植え付けが可能で、秋の適期は9~11月。秋に植え付けると花が咲くまでに株が大きく育つのでおすすめです。

春に植えた場合は、すぐに花が楽しめるのがメリット。ただし、株はあまり大きくなりません。株を充実させるには、秋ごろに地植えにしたり、ひと回り大きな鉢に植え替えをするとよいでしょう。

水やり

鉢植えの場合は、土表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えの場合は特に必要ありません。ローダンセマムは乾燥に強い性質ですが、過湿は苦手です。水のあげすぎには注意しましょう。

肥料

鉢植えの場合は生長期の10~11月に緩効性肥料を、開花期の3~6月には液体肥料を与えます。地植えの場合は10~11月、2~5月に緩効性肥料を施します。

どちらの場合も、使用する肥料の用法・用量を守って施肥をして下さい。

切り戻し

高温多湿が苦手なローダンセマムにとって、夏越しは大きな課題です。夏の高温多湿を乗り切るには、株の風通しをよくすることが大切です。そのために切り戻しをおこないます。

梅雨前に地表から3~5センチ残して、切り戻しをします。夏によく育った場合は9~10月に再度切り戻しをします。切り戻しをすれば、枝が分岐して花芽がたくさんできます。開花期に、こんもりと花を咲かせるでしょう。

saranya33/Shutterstock.com

鉢植えの場合は長雨や直射日光を避けるため、軒下や半日陰に移動させるとよいでしょう。地植えも切り戻しをしますが、雨や日照りが心配な場合、鉢に掘り上げて軒下や半日陰に移動します。秋になったら再度植え付けましょう。

耐寒温度

ローダンセマムは寒さに強く、マイナス10度までなら屋外で育てられます。ただし、霜に当たると株が傷んでしまうので、軒下に移動させるか寒冷紗などで防寒対策が必要です。

病害虫

ローダンセマムの花や茎、葉にアブラムシを見つけたら、すぐに捕殺します。立ち枯れ病もかかりやすい病気です。病害虫予防のために、花がら摘みや込み合った葉を適宜整理しておきましょう。日々の観察も大切です。

まとめにかえて

croquette/Shutterstock.com

上手に夏越しをすれば、毎年可愛い花を咲かせてくれるローダンセマム。地植えにすると大きな株に生長するので、樹木の下草にもおすすめです。

今が旬のローダンセマムに、ぜひ挑戦してみてください。

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