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つみたてNISAにおすすめの証券会社4選!ポイントサービスにも注目しよう

LIMO / 2022年3月27日 18時50分

つみたてNISAにおすすめの証券会社4選!ポイントサービスにも注目しよう

つみたてNISAにおすすめの証券会社4選!ポイントサービスにも注目しよう

つみたてNISAは1人1口座しか開設できません。あとから証券会社を変更することもできますが、手間がかかるので、最初に証券会社の特徴やサービスを比較してから決めましょう。

そこで今回は、この春つみたてNISAをはじめたい方に向けて、証券会社の選び方のポイントとおすすめをご紹介します。

特に積立投資を行うことでポイントが貯まるサービスは、各証券会社が注力しています。これからつみたてNISAを始める人はこの点にも注目して選ぶとよいでしょう。

証券会社選びのポイント5つ

つみたてNISAを始めるには、まずはNISA用の口座を開設しなければなりません。どの金融機関(証券会社)の口座にしたらいいのか、選び方のポイントは次の5つです。

1.取扱い商品が豊富

つみたてNISAの対象商品は、金融庁が選んだ積立投資に適した投資信託208本(2022年3月15日時点)に限定されています。

この中から各金融機関が取り扱いを決めるので、金融機関ごとに商品ラインナップが異なります。種類が豊富で取扱い本数が多い証券会社を選びましょう。

2.最低積立金額が低い

つみたてNISAは、最長20年間非課税で運用できます(毎年40万円が上限、非課税投資枠は最大800万円)。長期間積み立てていくことが前提なので、その期間には、家計が苦しくなって積立額を減らしたい時期なども出てくるでしょう。

そうした時に、積立額を低く設定できれば、無理せず続けることができます。ネット証券では最低積立金額が100円から設定できるところが多く、少額から積み立てを始められます。

3.積立頻度が選べる

積立頻度は「毎月」積み立てていくパターンが一般的ですが、証券会社によっては、「毎日」や「毎週」といった設定もできます。

積立頻度が多くなればそれだけ時間分散ができるので、高値掴みのリスクを減らすことができます。ただ、積立頻度による運用成績の差はわずかというデータが多いので、そこまでこだわる必要はないでしょう。

4.手数料が安い

つみたてNISAは、どの金融機関で開設しても口座の管理費用はかからず、購入手数料も無料なので、この部分での差はありません。

しかし、購入した投資信託の保有期間にかかる手数料(信託報酬)は投資信託ごとに異なります。つみたてNISAでは一定水準以下のものが選ばれていますが、手数料のほんの数%の差でも長期運用をすることで大きな差となります。信託報酬に着目して投資信託を選ぶには、取扱いの本数の多い証券会社を選ぶ必要があります。

もう一つ、見落としがちな視点ですが、証券会社選びはつみたてNISAだけで考えずにその他の取引(iDeCoや個別株の取引)も含めて考えましょう。

目的があって複数の証券会社で取引をするのでなければ、一つの証券会社ですべての取引ができれば手間もかからず管理も楽です。

iDeCoはつみたてNISAと違って、加入手数料、口座管理手数料がかかり、金融機関によって手数料に差があります。他の取引も考えて、手数料の安い証券会社を選んでおきましょう。

5.ポイントが貯まる

積立投資を行うことでポイントが貯まったり、貯めたポイントを投資に使ったりするサービスが登場しています。こうしたポイントサービスが証券会社の“売り”となっているケースもあり、今後の証券会社選びには、ポイントサービスの良し悪しが大きく影響するかもしれません。

「どんなポイントが貯まるのか、付与率はどのくらいか、ポイントを使う方法は」などしっかりチェックしましょう。

また、クレジットカード積立ができる証券会社なら、通常のポイント以外にクレジットカード独自のポイントも貯まるので、クレジットカード積立が可能かどうかも確認しておきましょう。

おすすめ証券会社4選

先ほどのポイントを踏まえて、おすすめの証券会社を4つピックアップしました。

SBI証券

<取扱商品数> 178本
<最低積立金額> 100円~
<積立頻度> 毎日/毎週/毎月/隔月/複数日
<ポイントサービス> 投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが貯まります。ポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイントから選べます。
<クレジットカード積立> 可能。投信積立の買付金額を「三井住友カード」で決済すると最大2.0%のVポイントが貯まります。

SBI証券のつみたてNISA取扱商品数は178本と多く、積立方法の選択肢も多いので、希望に沿った投資ができます。ポイントの付与率は保有銘柄によって異なりますが、投資信託の保有残高に応じて0.1~0.2%のポイントが付与されます。またクレジットカード積立にも対応しており、三井住友カードの利用でVポイントも貯まります。

楽天証券

<取扱商品数> 180本
<最低積立金額> 100円~
<積立頻度> 毎日/毎月
<ポイントサービス> 積立金額に応じて楽天ポイントが貯まります。さらに貯まった楽天ポイントで投資信託の積立(ポイント投資)もできます。
<クレジットカード積立> 可能。積立代金を「楽天カード」で決済すると、決済額100円につき1ポイントが楽天カードより付与されます※。

※2022年9月買付分より、楽天クレジットカード決済でのポイント還元率が銘柄によって「1%もしくは0.2%」に変更されます。しかし2022年8月買付分より、「楽天キャッシュ決済」で楽天カードで楽天キャッシュへチャージ時に0.5%、楽天キャッシュでの投信買付時に「毎月最大5万円まで0.5%(キャンペーンで2022年8~12月買付分)」のポイント還元となります。

楽天証券のつみたてNISA取扱商品数は180本と証券会社の中で最多となっています。ポイントサービスが充実しており、投資信託の購入で楽天ポイントが貯まるだけでなく、その貯まったポイントを使って投資信託を購入することもできます。積立代金を「楽天カード」で決済すると、さらにポイントが貯まるのも魅力です。

マネックス証券

<取扱商品数> 152本
<最低積立金額> 100円~
<積立頻度> 毎日/毎月
<ポイントサービス> 月間保有残高に応じて最大0.08%のマネックスポイントが貯まります。マネックスポイントは株式手数料に充当できるほか、Amazonギフト券やdポイント、Tポイントなどに交換できます。
<クレジットカード積立> 可能。積立代金を「マネックスカード」で決済すると、マネックスポイントが貯まります。(還元率1.1%)

マネックス証券は投資ツールが充実しています。中でも「つみたてNISA」と「iDeCo」のどちらが自分に合っているか、アドバイスを受けることができる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」は投資初心者におすすめです。また、積立代金を「マネックスカード」で決済すると、ポイントの還元率が1.1%(カードショッピングの場合は1.0%)になるのもおすすめポイントです。

松井証券

<取扱商品数> 173本
<最低積立金額> 100円~
<積立頻度> 毎月
<ポイントサービス> 保有残高に応じて松井証券ポイントまたは現金が還元されます。貯まったポイントはAmazonギフト券やdポイントと交換できるほか、投資信託(3種類の中から選択)の購入に充てることもできます。
<クレジットカード積立> 不可。

松井証券の取扱商品数は173本と豊富です。また、スマホアプリ「投信工房アプリ」など、銘柄選びをサポートするツールが充実しています。歴史ある証券会社なので安心感があります。ポイントの還元は、松井証券ポイントまたは現金で還元を受けることができます。現金還元は松井証券だけです。

ポイントサービスにも注目!

つみたてNISAは、最初に銘柄と金額、積立方法を設定してしまえば、あとは自動で積み立ててくれるので、初心者が始めやすい投資といえます。

投資信託を定期的に購入していくわけなので、他の買い物と同じようにポイントが貯まっていけば、金額の多さと期間の長さで、多くのポイント獲得が期待できます。そのため、せっかくつみたてNISAを始めるのなら、同時にポイントも貯められる方法ではじめましょう。

各証券会社でさまざまなポイントサービスを実施しているので、ポイントの種類とポイントの付与率、ポイントの使い勝手などを比較して、証券会社の選びの一つの基準にしてみるのもいいと思います。

※本記事は2022年3月15日時点の情報に基づいています。

参考資料

つみたてNISA : 金融庁(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html)

つみたてNISAの対象商品 : 金融庁(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html)

よくあるご質問/ポイントの獲得条件は?|SBI証券(https://faq.sbisec.co.jp/answer/5eeb13fc144d40001145de30?search=true)

ポイント投資(投資信託) | ポイント投資 | ポイントプログラム | サービス案内 | 楽天証券(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/point/investment/fund.html)

楽天証券「投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について」(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-01.html)

ポイントをためる | マネックスポイント | マネックス証券(https://info.monex.co.jp/service/point/saved/index.html)

ポイントを貯める | ポイントサービス | 松井証券(https://www.matsui.co.jp/service/point/earn/)

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