元金融機関の社員が見た「お金が逃げていく人」の残念な習慣4選!自己肯定感との意外な関係
LIMO / 2022年3月27日 5時50分
![元金融機関の社員が見た「お金が逃げていく人」の残念な習慣4選!自己肯定感との意外な関係](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_28392_0-small.jpg)
元金融機関の社員が見た「お金が逃げていく人」の残念な習慣4選!自己肯定感との意外な関係
春になると貯蓄へのモチベーションが上がりますよね。
「1年間で100万円貯めたい」「月5万円貯めたい」と毎年目標は定めるものの、なかなか貯まらないと感じていませんか。
筆者は以前、証券会社に勤務していましたが、お金が貯まらない人にはいくつかの共通点があると感じています。
今回はお金を貯めようと思っても、お金が逃げてしまう人の特徴を4つご紹介します。
お金の流れを把握していない
お金の流れには大きく分けて2種類あり、「毎月の収支」と「貯蓄」があります。なかなかお金が貯まらない方は、どちらもきちんと把握できていない場合が多いでしょう。
毎月の収入はいくらで、そのうち固定費や教育費、食費などにいくら使っているのか。一度書き出してみると、見直せる固定費や使っていないサブスク、かけすぎている教育費や食費といった抑えられる支出を把握できるでしょう。
貯蓄についても漠然と貯めるのではなく、「万が一の時の資金」「税金の支払いや車検費用」「教育費」「老後資金」などと分けることで、貯蓄の目的が明確になります。
貯蓄の目的が明確になれば、モチベーションも上がるもの。無駄遣いしたくない、貯蓄を切り崩したくないといった気持ちも芽生えます。
小さな金額を重視して大きな金額を見ない
意地でもコンビニのレジ袋は買わないけれど、頻繁にコンビニに寄ることは止めない、という行動のクセはありませんか。
小さな金額にはこだわるのに、それよりも大きな金額を使うことに疎くなってしまうのは意外とあることです。
日常生活で意識しにくい大きなお金は、コンビニ通いや毎日のランチ代、スーパーなどでのついで買いや頻繁な自分へのご褒美など。
上記のような支出が多いと、お金を貯めたくても逃げていってしまいます。
少しでもリスクをとることが怖くて行動できない
先ほどの小さなお金ばかり気にしてしまうクセは、貯蓄の方法にも繋がります。
現代は預貯金だけではほとんどお金が増えず、平均給与もなかなか上がらない一方で、自分で老後資金まで準備する必要があります。教育費や住宅ローンなどもかかると、預貯金だけで老後資金を準備するのは難しく、運用を取り入れる人もいるでしょう。
たとえば今注目されているのは、投資信託などを毎月一定額を積み立てる「積立投資」です。投資対象・買付時期ともに分散できるため、運用の中でもある程度リスクが抑えられます。さらにつみたてNISA制度を利用すれば、運用益は非課税になります。
もちろん値動きをしますし、また基本的に長期間保有するため、時には損することもあるでしょう。
少しでも損することが怖いと、上記のようにリスクを抑えた運用でも怖くてできないという方もいます。リスク許容度は家庭差・個人差があるので、運用しないことも一つの選択ですが、何も調べずにただ怖いからやらないのでは「運用する機会を損失している」とも言えるでしょう。
結果的に、運用をするのとしないのでは、どちらが貯蓄が増えるのかは誰にも分かりません。ただ小さな損だけに着目してしまい、お金を増やす機会を損失するのもまたリスクです。
リスクは何にでもあるので、リスクをきちんと把握し、長期的に見て判断することは重要でしょう。
自己肯定感が低い
最近よく耳にする「自己肯定感」という言葉。自己肯定感が高い人は、「自分をありのまま受け入れること」が上手です。
自己肯定感とお金は結びつかない印象がありますが、筆者の証券会社時代に出会った顧客を思い出すと、富裕層ほど自己肯定感が高い印象を受けました。
自己肯定感が低いと、自分を過大に見せようとしたり、逆に失敗を恐れ過ぎたりすることがあり、それはお金の使い方、稼ぎ方、貯蓄方法にも繋がります。
自分をよく見せるために見栄を張ったお金の使い方をしたり、自分の考えに固執してさまざまな機会を失ったり、失敗を恐れて収入を増やすためのスキルアップや資産運用に挑戦をしなかったり。
理想と現実の自分のギャップが大きく、それがストレスになり無駄遣いや散財してしまうこともあるでしょう。
また、お金に関することは意外と変化が大きいものです。ライフイベントや社会情勢、時代によって収入や支出、貯蓄は変化しますが、変化に合わせて的確に対応していくためにも、ありのままの自分を受け止めて前向きに行動する姿勢は必要になります。
4つのポイントをみてきましたが、まずは自分と今の生活を見つめることが大切でしょう。今回のポイントを参考に、ここれからに向けた行動をとってみてくださいね。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
50代で「貯蓄ゼロ」世帯の割合は? 定年まであと10年。会社員で「年収500万円」の世帯が、老後に向けてすべきことを解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月17日 2時10分
-
「生活費が足りないから」と老後資金に手を出す妻…このままだと老後貧乏に!? 確実に貯金する効果的な方法とは
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月14日 3時40分
-
目指せ「貯金1000万円」!どうやって貯める?
オールアバウト / 2024年6月30日 11時30分
-
年金不安、シニア破綻は他人事ではない「老後ビンボー」を防ぐ《50代からのマネーの心得》
週刊女性PRIME / 2024年6月29日 7時0分
-
口座を見直せばお金が貯まる?大家族FPが一刀両断アドバイス【口座の整理編】
トウシル / 2024年6月21日 17時27分
ランキング
-
1申請を忘れると年金200万円の損…荻原博子「もらえるものはとことんもらう」ための賢者の知恵
プレジデントオンライン / 2024年7月17日 8時15分
-
2「再配達は有料に」 ドライバーの本音は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月17日 6時40分
-
3大谷翔平の新居「晒すメディア」なぜ叩かれるのか スターや芸能人の個人情報への向き合い方の変遷
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 20時40分
-
4「380円のデザートを10人で分けて…」“ラーメン屋でラーメンを頼まない”ヤバい客の実態を店主のプロレスラーが赤裸々証言
文春オンライン / 2024年7月17日 11時0分
-
5リーマンショックで〈全財産1,100万円〉をわずか1ヵ月で失った後、4年で復活を遂げた〈億トレーダー〉が徹底している「守りの資金管理」とは
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月17日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)