トヨタの株価はどうなるのか。1000億円の自社株買いを発表。発行済株式総数における割合とは

株式市場では日々、多くの企業の株価が、様々な材料をもとに変動しています。

今回は、自社株買いを発表したトヨタ自動車（7203）を取り上げます。

今後の株価はどうなるのでしょうか。

トヨタが自社株買いを発表

トヨタは2022年3月23日、自社株買いの計画を発表しました。

出所：トヨタ自動車株式会社「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」

取得し得る株式の総数は80百万株（上限）、1,000億円（同）で、自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.58％です。

取得期間は、2022年3月24日から2022年5月10日です。

自社株買いを行う理由について、「足元の株価水準等を勘案し、これまで以上に機動的に実施することで、資本効率向上を図るため」としています。

自社株買いとは

ここで改めて、自社株買いについて説明します。

自社株買いとは、企業が自社の株式を買い戻すことを指します。

保有する現預金を使って株主から取得するため、会計上は資産項目の現預金が減り、純資産項目の株主資本も減少します。

まとめにかえて

自社株買いを発表したトヨタ。

コロナの影響などもあって事業環境は良好とは言いづらいです。

株価や業績の動向など、今後に注目です。

参考資料

トヨタ自動車株式会社　投資家情報（https://global.toyota/jp/ir/?padid=ag478_from_header）