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【ベランダガーデニング】狭いスペースは3種の花木でオシャレに!オススメの組み合わせを紹介

LIMO / 2022年3月27日 9時45分

【ベランダガーデニング】狭いスペースは3種の花木でオシャレに!オススメの組み合わせを紹介

【ベランダガーデニング】狭いスペースは3種の花木でオシャレに!オススメの組み合わせを紹介

ガーデニングをしたいけど、庭がないし、ベランダやバルコニーは狭くて植物は育てられない…そんな風に思っていませんか。

狭い場所でも植物の性質に合わせて工夫をすれば、ゆったりと過ごせるステキなグリーンの空間にすることができます。

今回はベランダガーデニングのコツや、花と低木のオシャレな組み合わせを紹介します。

ベランダやバルコニーでのガーデニング

植物は、庭でもベランダでもそれぞれの性質に合った環境を作れば元気に育ちます。

夏の暑さに弱い植物にとって、ベランダの庇の下は避難場所になり、太陽の低い冬も鉢ごと移動すれば植物に光を届けることができます。

Isa Long/Shutterstock.com

ベランダで育てるときに注意することは、風当りが強く、乾燥しやすいこと、そしてコンクリートの照り返しや湿度の影響を受けやすい点です。ウッドデッキを敷いたり水やりに気を付けるなど工夫をして育てましょう。

植物をオシャレに見せるコツ

空間デザインの基本の配置は「三角形にまとめる」という方法。ベランダガーデンも同じです。

Luciano Santandreu/Shutterstock.com

この方法で植物を選んで植えると、オシャレな雰囲気とともに安定感やボリューム感を演出できます。好みの植物を3つ選んで三角形を意識して飾ってみるとよいでしょう。

また、鉢のカラーをひとつにすることで統一感を演出することができます。3種類の植物を飾るときは、高さの異なる鉢がおすすめ。高さの変化により空間にメリハリがついて、オシャレに見えます。

葉の形やカラーにも着目してみましょう。例えばアカシア科の細葉が特徴の低木類やシルバーリーフの植物を組み合わせなども、統一感が出てオススメです。

花と木のオシャレな組み合わせ例

ベランダに鉢植えを並べて置くのもステキですが、やや平面的になりがち。鉢を置く場合は台などを使って、それぞれの高さを変えて配置するとオシャレに見えます。

mathieuvandenberk/Shutterstock.com

オススメは樹木を置くこと。ベランダの場合、置くことができる鉢の高さや大きさ、重さなどに制限がありますが、低木でも平面的な空間に立体感が生まれます。

マンションやアパートなどの規約を確認して、可能な範囲で楽しんでみるとよいでしょう。それでは、オススメの低木と植物の組み合わせを紹介しますので、参考にしてみてください。

レモンを中心とした組み合わせ

地中海をイメージした組み合わせです。レモンは比較的、強い性質の植物。乾燥しやすいベランダガーデンにもおすすめ。

Aidask/Shutterstock.com

レモン
さわやかな香りと酸味でよく知られるレモンは、見た目も可愛く、シンボルツリーとしてもおすすめの果樹です。レモンは春から秋にかけて白く可愛らしい花が咲き、やがて実がつき黄色く色づきます。

寒さに弱いので冬の寒さが厳しい地域は、防寒対策をするか、室内で管理しましょう。

オリーブ

Aerostato/Shutterstock.com


オリーブの木は柔らかいシルバーグリーンのリーフがとてもオシャレ。丈夫な性質で人気の常緑樹です。レモンと合わせるときは、配置を考えて適当なサイズを購入するとよいでしょう。

初夏に白い小さな花を咲かせ、9月から11月頃にかけて実がなります。ただし、自家受粉をしないので実の収穫を楽しみたいなら、違う品種を近くに植える必要があります。

ローズマリー

Antigoni Lekka/Shutterstock.com


ローズマリーは地中海原産の常緑性の低木です。肉の臭みをとり、消化を促す効果があることから、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。旺盛に生育しますので葉が込み合ってきたら剪定して風通しをよくしてあげましょう。

シルバーリーフの組み合わせ

近年とても人気のあるオーストラリア原産の組み合わせです。シルバーリーフが庭やベランダを明るく演出してくれます。

メラレウカ ティーツリー
メラレウカ ティーツリーは、オーストラリアに自生する常緑樹です。6月から7月頃ふわふわの白い花がいっぱいに咲く姿が、まるで雪がつもったように見えることからメラレウカスノーインサマーとも呼ばれます。

葉や茎からはエッセンシャルオイルが抽出され、抗菌性も備えていることからアロマオイルや石鹸にも利用されています。

ウエストリンギア

Nokzd/Shutterstock.com


ローズマリーの葉姿に似ていることからオーストラリアンローズマリーとも呼ばれていますが、香りはありません。枝がまっすぐ伸びるので、こんもりと美しい樹形を保ちやすく、アクセントとしてもオススメ。日当たりと風通しのよい場所に植えましょう。

ユーカリ

Michael L Brown/Shutterstock.com


オーストラリアやニュージーランドに自生するユーカリは、香りがよく、ハーブとしても人気が高い常緑樹です。成長が早いため、定期的に剪定をしましょう。切り取った枝をドライフラワーにしても楽しいですね。

香りが楽しめる組み合わせ

季節ごとにベランダからの芳香が楽しめる組み合わせです。

フイリハゴロモジャスミン
ジャスミンは甘い香りの白い花が咲く植物です。斑入り品種はハゴロモジャスミンより花付きが少なめですが、斑入りの葉が華やかに庭を彩ります。茎は枝分かれしながら伸びていくので、誘引してオベリスク仕立てにしても美しいですよ。

ゲッケイジュ
ゲッケイジュは乾燥に比較的強くベランダでも育てやすい常緑樹。煮込み料理の香りづけによく使われるローリエは、ゲッケイジュの葉を乾燥させたもの。料理の他にスワッグやフラワーアレンジメントの素材としても楽しむことができます。

クチナシ

Nuduli/Shutterstock.com


クチナシは梅雨に大きな純白の花を咲かせ、甘い香りを漂わせる低木。花は6弁の整った一重花ですが、八重咲き品種もステキです。半日影の場所を好み、乾燥を嫌いますので水やりには注意しましょう。

まとめにかえて

今回は3鉢ずつの組み合わせを紹介しました。ガーデニングに慣れてきたら、お気に入りの花を増やしたり、寄せ植えにチャレンジするのもいいですね。

春は花がキレイに咲く季節。続く夏は緑が美しい季節です。安全に気をつけながら、ベランダガーデンを楽しんでくださいね。

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