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【家電の買い替え】新・旧で「エアコン、照明、冷蔵庫」の電気代は年間いくら違う?

LIMO / 2022年3月31日 14時50分

【家電の買い替え】新・旧で「エアコン、照明、冷蔵庫」の電気代は年間いくら違う?

【家電の買い替え】新・旧で「エアコン、照明、冷蔵庫」の電気代は年間いくら違う?

新生活がはじまるこの時期、家電の購入や買い替えを検討される方も多いでしょう。

購入する際に気になる一つが、その家電を利用する上でかかる電気代などの光熱費です。

東京電力によれば、2022年4月分の電気料金は3月分に比べて平均モデルで115円アップ(2022年2月25日公表)。3月22日には節電のお願いも公表され、電気代や節電を意識する機会が増えています。

古い家電より新しい家電の方が節電になると言われますが、実際にどれくらい金額が異なるのでしょうか。家庭の電気代についてみていきましょう。

電力を1番消費するのは「電気冷蔵庫」

家電の購入や買い替えをする機会に知っておきたいのが、家庭の中で最も電力を使っている家電は何かということ。

環境省のCOOL CHICEを参考に確認しましょう。

出典:環境省「COOL CHOICE」

上記によると、最も電力を排出する順に「電気冷蔵庫」(14.2%)「照明器具」(13.4%)「テレビ」(8.9%)「エアコン」(7.4%)と続きました(その他を除く)。

意外にも、冷蔵庫や照明器具が占める割合が多いですね。

総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)ー2020年(令和2年)平均結果ー(二人以上の世帯)」によれば、世帯人員別の1カ月の電気代は以下の通りです。

【世帯人員別】1カ月の電気代

2人:9515円

3人:1万932円

4人:1万1788円

5人:1万2471円

6人~:1万6003円

平均で2人世帯で9515円、4人世帯で1万1788円。

固定費である電気代は、なるべく抑えたいところ。家族の人数が多ければ余計に気になるところですよね。

実際に古い家電と新しい家電ではどれくらい電気代が異なるのか見ていきましょう。

年間でどのくらい変わる?「照明器具、エアコン、冷蔵庫」の電気代

引き続き環境省のサイトより、新旧の家電でどれくらい年間の電気代が異なるのかを確認していきます。

照明器具

照明器具については、なかなか買い替えという意識を持たないかもしれません。しかしLED照明に変えることで電気代が大幅に削減できます。

出典:環境省「COOL CHOICE」

電球をLEDにして-約86%(-2511円)
※ほぼ同じ明るさの一般電球と電球形LEDランプを比較
※「住まいの照明省エネBOOK 2020年度版」

今回紹介されている中で照明が最も電気代の削減割合が多く、86%にもなります。照明器具の電気代は大きいので、買い替えを検討したいですね。

エアコン

夏と冬に気になるのがエアコンの電気代です。年々暑さが厳しくなり、夏場のエアコン代は特に気になりますよね。

出典:環境省「COOL CHOICE」

10年前と比べて-12%(-2916円)
※設置環境や使用条件により値は変わります。
冷暖房兼用・壁掛け型・冷房能力2.8kWクラス。2010年はクラス全体の単純平均値。2020年はクラスの省エネタイプ(★4以上)の単純平均値(小数点以下四捨五入)「2021年度版スマートライフおすすめBOOK」より。

2010年型と2020年型では、年間約3000円オトクになりました。

暑い中エアコンの使用を我慢するのは危険なので、できるだけ電力を抑える方法を今から考えましょう。

電気冷蔵庫

消費電力でもっとも占める割合が多い冷蔵庫。買い換えるのは大変ですが、節電効果は大きいようです。

出典:環境省「COOL CHOICE」

10年前と比べて-約37~43%(-4752円~6102円)
※定格内容積401~450Lの10年前の冷蔵庫と最新冷蔵庫の比較
※「2021年度版スマートライフおすすめBOOK」に記載された年間消費電力量(kWh)の中間値に、27円/kWh(平成26年4月公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会による新電力料金目安単価)(税込)を乗じて算出

最大で約43%もオトクになりました。

使い勝手によるメリットも確認を

古い家電と新しい家電の電気代の違いをみてきましたが、それ以外にも注目したいのが使い勝手によるお金と時間の節約です。

たとえば冷蔵庫は野菜が長持ちしたり、冷凍した食材を解凍なし(一部解凍の必要あり)で調理したりできる機種もあります。

買い換えることで、食材をムダにすることなく使い切れるようになったというメリットが生まれることもあるでしょう。

また、ドラム式洗濯機で洗濯から乾燥まですることで、その分の時間や体力に余裕が生まれるというメリットも見逃せません。

電気代を抑えるのに合わせて、その他のメリットも考えながら、家電の買い替えを検討してみてくださいね。

参考資料

環境省「COOL CHOICE」(https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/)

東京電力「2022年4月分電気料金の燃料費調整について」(2022年2月25日公表)(https://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2022/1687077_8667.html)

東京電力「3月22日の電力の需給状況と節電へのご協力のお願いについて」(https://www.tepco.co.jp/press/release/2022/hd11111_8712.html)

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)ー2020年(令和2年)平均結果ー(二人以上の世帯)」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330006&result_back=1&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Atclass3%3Acycle&tclass4val=0)

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