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商船三井の株を2年前に買った人の、衝撃の利益額とは【優待・配当・株価】(2022年3月)

LIMO / 2022年3月30日 11時15分

商船三井の株を2年前に買った人の、衝撃の利益額とは【優待・配当・株価】(2022年3月)

商船三井の株を2年前に買った人の、衝撃の利益額とは【優待・配当・株価】(2022年3月)

株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。

しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与え、なかには驚くようなパフォーマンスを見せるケースもあります(※編集部注)。

今回は商船三井(9104)について、「2年前に100株買っていたとしたら、株主優待・配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。

それではまず、配当金について見ていきましょう。

【※参考記事】JALの株を1年前に買った人、本当はいくら損したのか【優待・配当・株価】(2022年3月)(https://limo.media/articles/-/28291)

商船三井の配当金のリターンはいくらか

商船三井の株式を2020年3月23日の終値(1,618円)で買い、持ち続けたとすると、2020年3月期の期末配当と、2021年3月期の中間・期末配当、2022年3月期の中間配当の計4回受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

出所:株式会社商船三井 公式サイト

商船三井はそれぞれ以下のとおり配当を出しています。

2020年3月期の期末配当:35円

2021年3月期の中間・期末配当:15円/135円

2022年3月期の中間配当:300円

よって、4回の配当で1株あたり485円でした。

そのため、100株ベースの配当金のリターンは48,500円でした。

商船三井の株主優待のリターンはいくらか

商船三井は、毎年3月31日・9月30日現在の株主名簿に記載のある株主に下記の優待を提供しています。

100~499株保有:にっぽん丸優待券(10%引)2枚

500~999株保有:にっぽん丸優待券(10%引)4枚

1000株以上保有:にっぽん丸優待券(10%引)6枚

今回の検証は100株保有を想定しているため、受け取る優待はにっぽん丸優待券2枚×2回となります。

にっぽん丸クルーズの商品の中で、例えば「東京発着 小笠原クルーズ」というクルージングツアーの場合、料金は270,000円~となっており、概算で1枚2,700円の経済価値と想定します。

そのため、優待のリターンは1年保有で5,400円となるため、2年保有で10,800円となります。

商船三井のトータル・リターンはいくらか

2020年3月23日の終値は1,618円で、2022年3月23日の終値は11,100円でした。

100株ベースの株価変動によるリターンは+948,200円でした。

配当金が48,500円、優待のリターンが10,800円ですので、トータル・リターンは+1,007,500円、+622.7%となりました。

まとめにかえて

商船三井の株式のリターンは+600%超となり、株価変動、優待や配当金もある中で大きくプラスとなりました。

どのように感じられたでしょうか。

株価や配当金の動向、優待の内容など、今後も注目です。

参考資料

株式会社商船三井 IR情報(https://www.mol.co.jp/ir/index.html)

株式会社商船三井 配当方針・実績(https://www.mol.co.jp/ir/stock/dividend/index.html)

株式会社商船三井 株主優待制度(https://www.mol.co.jp/ir/stock/sbp/index.html)

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