1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

優待株の日本電産、株価は上昇を続けるのか。ドル円一時125円台到達、6年半ぶりの円安水準

LIMO / 2022年3月30日 16時30分

優待株の日本電産、株価は上昇を続けるのか。ドル円一時125円台到達、6年半ぶりの円安水準

優待株の日本電産、株価は上昇を続けるのか。ドル円一時125円台到達、6年半ぶりの円安水準

株式市場では日々、多くの企業の株価が、様々な材料をもとに変動しています。

今回は、外国為替市場での円安進行を軸に、日本電産(6594)の業績について振り返ってみたいと思います。

今後の株価はどうなるのでしょうか。

ドル円はどのくらい円安で推移しているのか

円相場は2022年3月28日の海外時間で、一時125.10円と2015年8月以来約6年半ぶりの円安水準をつけました。

背景には、日米における金融政策の違いがあります。

米国では、ニューヨーク連銀の総裁が「0.5%の利上げが適切ならばそうすべきだ」との考えを示しました。

これを受け、次回のFOMCにおける0.5%以上の利上げの観測が強まり、米国の長期金利は上昇しました。

一方の日本では、米国債につれ安する形で日本国債が売られる中、日銀は指し値オペを実施し、長期金利の上昇を抑える姿勢を示しました。

こうした日米間の金融政策の違いを背景に、円安ドル高が急速に進行しました。

日本電産の業績への影響とは

為替レートの変動は、海外との取引が多い企業の業績に影響を与えます。

日本電産もそのひとつです。

日本電産の2022年3月期第3四半期の決算では、売上高が1兆4072億円となりました。

このうち、海外売上高の占める割合は88.4%にのぼります。

日本電産株式会社「2022年3月期 第3四半期決算短信」

内訳は、アジアが46.4%、北米が23.1%、欧州が15.8%といった状況です。

9割近い売上高を海外で上げる日本電産にとって、円安の進行は業績拡大のうえで追い風となります。

まとめにかえて

海外で事業を積極的に展開する日本電産。

ドル円の推移は、業績にどのように影響するのでしょうか。

今後に注目です。

参考資料

日本電産株式会社 株主・投資家情報(https://www.nidec.com/jp/ir/)

日本電産株式会社「2022年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」(https://www.nidec.com/jp/ir/-/media/www-nidec-com/ir/library/earnings/2022/FY21Q3_3_jp.pdf)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください