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楽天の株を2年前に買っていたら、一体いくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

LIMO / 2022年3月31日 12時15分

楽天の株を2年前に買っていたら、一体いくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

楽天の株を2年前に買っていたら、一体いくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。

しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与え、なかには驚くようなパフォーマンスを見せるケースもあります(※編集部注)。

今回は楽天グループ(4755)について、「2年前に100株買っていたとしたら、株主優待・配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。

それではまず、配当金について見ていきましょう。

【※参考記事】JALの株を1年前に買った人、本当はいくら損したのか【優待・配当・株価】(2022年3月)(https://limo.media/articles/-/28291)

楽天の配当金のリターンはいくらか

楽天の株式を2020年3月23日の終値(728円)で買い、持ち続けたとすると2020年12月期の中間・期末配当、2021年12月期の中間・期末配当の計4回受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

楽天はそれぞれ以下のとおり配当を出しています。

2020年12月期の中間・期末配当:0円/4.5円

2021年12月期の中間・期末配当:0円/4.5円

よって、4回の配当で1株あたり9円でした。

出所:楽天グループ株式会社 公式サイト

そのため、100株ベースの配当金のリターンは900円でした。

楽天の株主優待のリターンはいくらか

楽天は、毎年12月31日現在の株主名簿に記載のある株主に下記の優待を提供しています。

楽天は、100株(1単元)以上を保有する株主を対象に優待を実施しています。

内容は「楽天キャッシュ」「楽天トラベル 国内宿泊クーポン(1500円分)」です。

楽天キャッシュとは、「楽天市場」「楽天トラベル」「ラクマ」などのインターネットサービスと、楽天ペイアプリ加盟店などで支払いに利用できるオンライン上の電子マネーです。

100~999株保有

保有期間5年未満:500円

保有期間5年以上:1,000円

1,000~4,999株株保有

保有期間5年未満:1,000円

保有期間5年以上:1,500円

5,000~9,999株株保有

保有期間5年未満:1,500円

保有期間5年以上:2,000円

10,000株~保有

保有期間5年未満:2,000円

保有期間5年以上:2,500円

100株を1年保有した時の「楽天キャッシュ」付与額は500円です。

そのため、優待のリターンは合計で2,000円となります。

2年間の優待のリターンは合計で4,000円となります。

そのため、優待のリターンは4,000円となります。

楽天のトータル・リターンはいくらか

2020年3月23日の終値は728円で、2022年3月23日の終値は986円でした。

100株ベースの株価変動によるリターンは25,800円でした。

配当金が900円、優待のリターンが4,000円ですので、トータル・リターンは+30,700円、+42.2%となりました。

まとめにかえて

楽天の株式のリターンは+42.2%となり、優待や配当金がありプラスとなりました。

どのように感じられたでしょうか。

株価や配当金の動向、優待の内容など、今後も注目です。

参考資料

楽天グループ株式会社 投資家情報(https://corp.rakuten.co.jp/investors/)

楽天グループ株式会社 配当・株主還元(https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/dividends.html)

楽天グループ株式会社 株主優待制度(https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/preferential.html)

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