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イオンの株を2年前に買った人、本当はいくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

LIMO / 2022年4月1日 7時30分

イオンの株を2年前に買った人、本当はいくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

イオンの株を2年前に買った人、本当はいくら儲かったのか【優待・配当・株価】(2022年3月)

株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。

しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与え、なかには驚くようなパフォーマンスを見せるケースもあります(※編集部注)。

今回はイオン(8267)について、「2年前に100株買っていたとしたら、株主優待・配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。

それではまず、配当金について見ていきましょう。

【※参考記事】JALの株を1年前に買った人、本当はいくら損したのか【優待・配当・株価】(2022年3月)(https://limo.media/articles/-/28291)

イオンの配当金のリターンはいくらか

イオンの株式を2020年3月23日の終値(2,133.5円)で買い、持ち続けたとすると、2021年2月期の中間・期末配当と、2022年2月期の中間・期末配当の計4回受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

出所:イオン株式会社 公式サイト

イオンはそれぞれ以下のとおり配当を出しています。

2021年2月期の中間・期末配当:18円/18円

2022年2月期の中間・期末配当:18円/18円

なお、2022年2月期の期末配当は、現在予想での公表となっていますが18円の配当と想定します。

よって、4回の配当で1株あたり72円でした。

そのため、100株ベースの配当金のリターンは7,200円でした。

イオンの株主優待のリターンはいくらか

イオンは、毎年8月31日・2月28日現在の株主名簿に記載のある株主に優待を提供しています。

イオンは優待として、株式を100株以上持っている株主にイオンオーナーズカードを提供しています。

イオンオーナーズカードを使うことで、買物の際に複数回返金を受けたりすることができます。

なお、持ち株数に応じた返金率は以下となります。

100~499株:3%

500~999株:4%

1,000~2,999株:5%

3,000株以上:7%

買い物金額に応じてリターンは変わりますが、今回の検証ではウェブページ上で例示されている「30,000円」とします。

今回の検証は2年で100株保有を想定しているため、受け取る優待は上記の30,000円×2として、60,000円とします。

そのため、優待のリターンは60,000円となります。

イオンのトータル・リターンはいくらか

2020年3月23日の終値は2,133.5円で、2022年3月23日の終値は2,699円でした。

100株ベースの株価変動によるリターンは56,550円でした。

配当金が7,200円、優待のリターンが60,000円ですので、トータル・リターンは+123,750円、+58.0%となりました。

まとめにかえて

イオンの株式のリターンは+58.0%となり、優待や配当金もあってプラスとなりました。

どのように感じられたでしょうか。

株価や配当金の動向、優待の内容など、今後も注目です。

参考資料

イオン株式会社 株主・投資家の皆さま(https://www.aeon.info/ir/)

イオン株式会社 株主配当(https://www.aeon.info/ir/stock/dividend/)

イオン株式会社 株主優待制度(https://www.aeon.info/ir/stock/benefit/)

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