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新学期までに知っておきたい、「レポートの書き方」の基本とは【東大流】

LIMO / 2022年4月3日 19時15分

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新学期までに知っておきたい、「レポートの書き方」の基本とは【東大流】

2022年の4月に大学入学を控えている方もいらっしゃるでしょう。

高校までと、大学からで最も勝手が違うのが「レポート」の書き方です。

大学生でなくても、調べたことをわかりやすく、自分の意見と共にまとめるレポートの書き方を改めて知っておくのは社会人になっても役立ちます。

今回はその「レポートの書き方」について、簡単な解説をしたいと思います。

基本的に各大学で「レポートの書き方」を解説している

fizkes/shutterstock.com

大前提として、大学は研究者を養成する場所なので、研究の基礎となるレポートの書き方については、必ずレクチャーの場を設けています。

事実、私自身も、学生時代は図書館の使い方と一緒に、資料の引用の仕方などレポートの書き方も併せて教わった記憶があります。

それから10年以上経過した現在、東京大学図書館の公式サイトには「レポート・論文の書き方」がまとめられており、学内・学外どちらからでも情報を見ることができるようになっています。

更に、対象は東京大学の学生・研究者に限られていますが、学部・研究分野にあわせてオーダーメイドされたレポート・論文執筆講習会も実施されているようです。

ただ、東大に限らず「レポートの書き方」の資料は各大学にて公開・公表されています。

先ほどご紹介した講習会のように、学内の方に限定しているイベント・資料・サービスもありますので、所属している大学の教務課や図書館などへ問い合わせてみるのが最も確実でしょう。

レポート執筆で大切なことを把握するにはどうすればいい?

Gorodenkoff/shutterstock.com

レポートを書くために大切なのが、

「調べたこと」と「自分の意見」を分けて書くこと

「調べたこと」については、参考文献を示して明確にすること

「コピペ」「剽窃」をしないこと

の3点なのですが、これを忠実に実行するのは実はそう簡単ではありません。

特に、「コピペ」「剽窃」については、発覚した場合は単位はく奪や退学などの強いペナルティがあるにもかかわらず、大学を卒業しているはずの方が、インターネット上の資料をコピペした文章を提出してくる……という頭が痛い事態も起きています。

大学公式のレポートの書き方の資料は、研究する上で重要なポイントが網羅的にしっかりまとめられているのですが、読む気がない人にとっては「読みづらい」資料でもあります。

大学公式の資料を読んでもわからない、ピンと来ない時にお勧めしたい本があります。

山口裕之『コピペと言われないレポートの書き方教室』という本です。

この本については私も比較的最近読みましたが、レポートを書くにあたって大切なことが、1~2時間で読める量で、簡単な文章でまとめられているので「すぐ読めて、大事なことがわかる」本でした。

レポートの書き方に困った時にはこの本を強くお勧めします。

一見、タイトルは「レポートを適当にやり過ごせばいい」というノウハウ本っぽく思われるのですが、実際の中身は「自分の意見」をどう書けばいいのか、などレポートを書くうえで本質的に大事なことをしっかり解説していっている本なのです。

4月は新しいことをする意欲も高まりやすいタイミングです。

この時期に、しっかり正しい知識を得られるようにしていってほしいと思います。

参考資料

東京大学附属図書館「レポート・論文作成支援」(https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/report)

東京大学附属図書館「講習会」(https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/training)

山口裕之「コピペと言われないレポートの書き方教室」(https://www.amazon.co.jp/dp/B077RWQNKN/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1)

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