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ソフトバンクグループの株価が2年ぶりの安値から反転して3割上昇した、本当のワケとは

LIMO / 2022年4月3日 12時15分

ソフトバンクグループの株価が2年ぶりの安値から反転して3割上昇した、本当のワケとは

ソフトバンクグループの株価が2年ぶりの安値から反転して3割上昇した、本当のワケとは

株式市場では、常に多くの企業の株価が変動しています。

株価が大きく動いた時、その原因を調べると、今後の投資に活用できるヒントが得られることがあります。

今回は、ソフトバンクグループ(9984)を取り上げます。

ソフトバンクグループの株価は一時2年ぶりの安値を付けたものの、反転してそこから3割上昇しました。

では、なぜその上昇が起こったのか、背景を解説していきます。

ソフトバンクグループの株価はどのように推移したのか

ソフトバンクグループの株価は、2022年3月31日の終値で5,559円でした。

ソフトバンクグループの株価は2021年5月頃から下落が長期的に継続し、2022年3月15日には終値で4,265円と、2020年5月以来約2年ぶりの安値を付けました。

しかし、株価はそこから反発し、足元では+30.3%と、3割値上がりしました。

出所:ソフトバンクグループ株式会社 公式サイト

2年ぶりの安値から一転して、大きく反発できた要因は何だったのでしょうか。

ソフトバンクグループの株価を押し上げた要因とは

ソフトバンクグループの株価を押し上げた大きな要因のひとつは、米国株の上昇と考えられます。

2022年3月中旬以降、米国株は強い動きを見せました。

背景には、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ消化や、ロシアのデフォルト(債務不履行)の可能性を巡る懸念の後退、ロシア・ウクライナ情勢を巡って停戦交渉が進展しているという期待などが挙げられます。

また、原油高の一服を背景にインフレ高進を巡る懸念が和らいだことも寄与したと推察できます。

ソフトバンクグループは多くの米国株に投資しており、その値上がり益に対する期待から、株価も反発したのではないでしょうか。

また、ソフトバンクグループが多くの株式を保有する中国アリババの株価が上昇したことも、貢献した可能性が高いです。

アリババの株価は、中国政府が株式市場を安定的に維持すると表明したことや、自社株買いの規模を150億ドルから250億ドルに拡大したことを背景に、大きく値上がりしました。

これらの要素が、ソフトバンクグループの株価を押し上げたのではないでしょうか。

まとめにかえて

株価が上昇したソフトバンクグループ。

今後どのような推移を見せるのでしょうか。

注目です。

参考資料

ソフトバンクグループ株式会社 IR情報(https://group.softbank/ir)

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