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【春のガーデニング】カワイイ小花が次々に咲く「カリブラコア」育て方&長く楽しむコツを紹介

LIMO / 2022年4月4日 16時45分

【春のガーデニング】カワイイ小花が次々に咲く「カリブラコア」育て方&長く楽しむコツを紹介

【春のガーデニング】カワイイ小花が次々に咲く「カリブラコア」育て方&長く楽しむコツを紹介

ペチュニアによく似た小さな花を咲かせるカリブラコア。鮮やかな花を次々にこんもりと咲かせます。

最近はオシャレな花色が多く作出されており、ガーデナーを魅了しています。

今回は春のガーデニングにピッタリ、カリブラコアの育て方と花を長く楽しむコツを紹介します。

カリブラコアとは?

Christynat/Shutterstock.com

ナス科カリブラコア属

一年草、多年草

原産地:南アフリカの温帯

参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)

ナス科カリブラコア属に分類されるカリブラコアは、ペチュニア属から分かれてできた品種。耐寒性や耐暑性がやや弱く、日本の気候では一般的に一年草として育てられています。

カリブラコアとペチュニアは同じナス科のため、性質がよく似ています。昨今はペチュニアにはない花色も多く作出され、鑑賞価値の高い美しい花がたくさん出回っています。

カリブラコアの種類には、種苗会社が作ったミリオンベル、リリカシャワーなどがあります。他にもアンティークカラーの品種などがあり、とてもオシャレです。

Mark R Coons/Shutterstock.com

小輪の花がたくさん咲き、花期も長いため、寄せ植えにも重宝します。ぜひお気に入りの品種を見つけてみてください。

カリブラコアの育て方

Molly Shannon/Shutterstock.com

ペチュニアと性質がよく似ているカリブラコア。寄せ植えなどにして一緒に世話をするのもよいでしょう。

育てる場所

カリブラコアは、日当たりや風通しのよいところで育てます。水やりなどで生じる泥はねには気をつけましょう。株を弱らせたり、病気の原因となる場合があります。

そのため、鉢植えで育てる場合は気をつけるようにします。プランタースタンドなどを使って地面から離すようにしたり、工夫が必要です。

株回りをマルチングしたり、ハンギングにするのもオススメ。庭植えの場合は、高さのある水はけのよい花壇に植えるのもいいですね。泥はねだけでなく、カリブラコアの苦手な蒸れ対策もできます。

用土・植え付け

植え付けの適期は3~9月。カリブラコアは水はけのよい、有機質に富んだ弱酸性の土壌を好みます。鉢植えで育てる場合は、市販の草花用培養土で問題ありません。

生育が思わしくない場合は、排水性をよくするために赤玉土を2~3割加えたり、土壌の酸性度を調整するためにピートモスを加えるのもおすすめです。

tvetchinina/Shutterstock.com

カリブラコアはたくさんの花を長く咲かせるため、肥料を必要とします。鉢植えで培養土を使う場合も、元肥として緩効性肥料を入れておきます。

庭植えで育てる場合は、腐葉土やピートモス、パーライトや鹿沼土などをすき込み、排水性のよい弱酸性の土壌に植え付けます。元肥も入れておき、植え付け一週間前までに土づくりを終わらせておきましょう。

水やり

カリブラコアの水やりは、土表面が乾いたタイミングでたっぷり与えましょう。葉に水がかかると病気の原因にもなるので、株もとの土に水やりをするようにします。

真夏は朝だけでなく、必要なら夕方にも水やりをします。寒くなってきたら土が乾いてから数日後に水やりをし、乾燥気味に管理します。

肥料

秋頃まで花を咲かせるので、肥料は必要不可欠。元肥だけでなく、定期的な追肥も必要です。3~11月の生育期には、緩効性肥料を定期的に施しましょう。加えて液肥を2週間に1度くらいのペースで与えるのも効果的です。

肥料が切れてしまうと花つきや生育が悪くなったりするので、肥料のパッケージに記載された用法用量を守って、肥料を与えましょう。

病害虫

カリブラコアを育てる際に注意する病害虫は、灰色かび病とアブラムシです。灰色かび病は6~7月の梅雨時期に発生する病気。花弁にシミ状の斑点ができたり、葉や茎にかびが発生します。

風通しをよくして、泥はねに注意しながら育てると予防になります。切り戻し、こまめな花がら摘みも大切です。鉢植えなら、雨の当たらない場所で管理し、庭植えの場合は株の周りをマルチングするとよいでしょう。

アブラムシは年間を通して発生しますが、3~5月と秋は特に注意が必要です。新芽や葉や茎につき、養分を吸うことで株を弱らせます。見つけ次第駆除して薬剤を散布しましょう。葉裏にも虫がつくので、日々の観察が大事です。

カリブラコアを長く楽しむコツ、必要な作業は?

helga_sm/Shutterstock.com

カリブラコアを健康に育て、長く花を楽しむために必要な作業を紹介します。

摘芯

摘芯とは、茎先端の芽をカットすることで脇芽を増やす作業です。摘芯をすることで花数が増え、こんもりと形よく育ちます。摘芯は植え付け後、2週間ほど経ったらおこないましょう。

切り戻し

梅雨前に株全体を半分ほどにカットしましょう。風通しをよくすることで、蒸れを防ぎ、株が痛むのを防ぐことができます。新しい芽が出てくるので、花数も増やすことができますよ。

花がら摘み

こまめな花がら摘みは病害虫を防ぎ、たくさんの花を咲かせるために必要な作業。株の風通しもよくなります。また、養分を新しい花に回すことができるので、たくさんの花を咲かせることができます。

まとめにかえて

カリブラコアは開花期も長く、初心者でも育てやすい植物。華やかで品種のバリエーションも豊富なので、寄せ植えでも単独でもさまざまな楽しみ方ができます。

多くの品種が出回るのはこの時期からなので、ぜひ挑戦してみてください。

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