Zホールディングスの株を1年前に買った人の、本当の損失額とは【配当・株価】（2022年4月）

株式投資をする上で、配当金を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、実際にお金が振り込まれると、リターンを実感しやすいです。

しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。

今回はZホールディングス（4689）について、「1年前に100株買っていたとしたら、配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。

それではまず、配当金について見ていきましょう。

Zホールディングスの配当金のリターンはいくらか

Zホールディングスの株式を2021年4月5日の終値（573円）で買い、持ち続けたとすると、2022年3月期の中間配当、期末配当の計2回受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

出所：Zホールディングス株式会社　公式サイト

Zホールディングスの2022年3月期の中間配当はゼロで、期末配当は5.56円（会社予想）です。

そのため、100株ベースの配当金のリターンは556円とします。

Zホールディングスのトータル・リターンはいくらか

2021年4月5日の終値は573円で、2022年4月4日の終値は534円でした。

100株ベースの株価変動によるリターンは-3,900円でした。

配当金が556円ですので、トータル・リターンは-3,344円、-5.8％となりました。

まとめにかえて

Zホールディングスの株式の年間リターンは-5.8％となり、配当金がありながらもマイナスとなりました。

どのように感じられたでしょうか。

株価や配当金の動向など、今後も注目です。

参考資料

Zホールディングス株式会社　IR情報（https://www.z-holdings.co.jp/ir/ir.html?msclkid=1f732361a5b511ec9a414cf1a8b7afd8）

Zホールディングス株式会社　株式還元・配当（https://www.z-holdings.co.jp/ja/ir/stock/return.html）