【GRカローラ】トヨタ、新型車の画像初公開!かっこいいデザイン。日本での発売日と気になる価格は?
LIMO / 2022年4月13日 6時15分
【GRカローラ】トヨタ、新型車の画像初公開!かっこいいデザイン。日本での発売日と気になる価格は?
トヨタ自動車(7203)は2022年4月1日、米国カリフォルニア州で現地時間2022年3月31日に新型車GRカローラを世界初披露したと発表しました。
今回はこの新型車GRカローラの情報をご紹介します。
GRカローラとは、一体どのような車なのでしょうか。
トヨタのGRカローラ
トヨタのカローラは、トヨタのWRC初優勝を飾った「TE25カローラ」や、その後1000湖ラリーを制した「カローラ・レビン」など、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の礎を築いたモデルと説明しています。
GRカローラの開発にあたり、レースで勝つために鍛えたクルマを市販化するという「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を実践したようです。
具体的には、社長自らドライバーとして出走する「水素エンジンカローラによるスーパー耐久シリーズ参戦」を通じ、レースという極限の環境下で新技術である水素エンジンを鍛えるほか、車両を総合的に鍛え直したとしています。
また、GRカローラにはGRヤリスにも搭載した1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをさらに強化して搭載し、最高出力224kW(304PS)を達成しています。
なお、日本での発売は、2022年後半を予定しています。
また、気になる価格についてですが、まだ情報は開示されていません。
続報を待ちましょう。
GRカローラの主な特徴
GRカローラの主な特徴は以下です。
1. 機能美として昇華されたモータースポーツ起点のデザイン
外装について、基本骨格としたカローラスポーツと比較し、フロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大しています。
また、1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンをさらに高出力化するために生まれた3本出しマフラーが、GRカローラならではの力強くスポーティーなリヤビューを強調するとのことです。
室内については、ショートストロークのシフトレバーを採用し、ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早いシフト操作を可能にしています。
また、ドリフト走行など限界域での車両コントロール用途を視野に、パーキングブレーキには手引き式を採用したとしています。
2. GRヤリスから進化を遂げた1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン
GRヤリスに搭載された小型軽量ハイパワーユニットの更なる高出力化を目指し、エンジンの排気効率を向上させました。
また、バルブ付き3本出しマフラーを採用することにより、排圧低減と消音性能を両立させました。
3. ワイドトレッド×ロングホイールベースによる優れた走行安定・コントロール性能
カローラスポーツのボディを基本骨格とし、ロングホイールベースによる優れた走行安定性はそのままに、フロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化することにより、高速旋回性能を高めました。
4. 鍛え抜かれたスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」と高剛性ボディ
GRヤリスと同様、電子式多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を搭載しています。
今回、駆動配分を制御する4WDモードと、アクセル応答性やステアリングなどを制御するドライブモードを分けたことで、ドライバーの好みや走行環境に応じた選択を可能にしたとしています。
5. 安全安心の先進装備をスポーツカーにも搭載
最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備しています。
トヨタ自動車のGR
トヨタのGRは「GAZOO Racing」の頭文字で、2017年にトヨタが始めたスポーツカーブランドです。
2010年に誕生した「G's」が前身で、モータースポーツ活動を統括する社内カンパニーである「GRカンパニー」がレースで得た知見や技術をもとにして製品を開発しています。
キャッチフレーズは「IGNITE(イグナイト、着火の意)」、マーケティング戦略は「Face to Face」とし、各地のディーラーの一部を「GRガレージ」として、「GRコンサルタント」やファン同士の交流の場を設けています。
トヨタ自動車の業績
このようにスポーツカー分野で新型車の発売を控えているトヨタですが、直近の業績はどのようになっているのでしょうか。
トヨタが2022年2月9日に発表した2022年3月期第3四半期累計の決算短信では、営業収益が23兆2670億円(前年同期比+19.2%)、営業利益は2兆5318億円(同+67.9%)、税引前四半期利益は3兆2375億円(同+73.1%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2兆3162億円(同+57.8%)となりました。
半導体需給のひっ迫やコロナ拡大による供給制約、資材高騰などのマイナス要因がありました。
ただ、高い商品力に加え、販売店や仕入先を含めた販売力や供給力が奏功し、増収増益となりました。
まとめにかえて
トヨタが初公開したGRカローラ。
日本での発売は2022年後半を予定しているとのことです。
今後も注目です。
参考資料
トヨタ自動車株式会社 ニュースルーム(https://global.toyota/jp/newsroom/)
トヨタ自動車株式会社「新型車GRカローラを世界初披露」(https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37061800.html)
TOYOTA Gazoo Racing "GR COROLLA"(https://toyotagazooracing.com/jp/gr/corolla/)
YouTube「トヨタ自動車株式会社」(https://www.youtube.com/user/ToyotaGlobalNewsJP)
YouTube「GRカローラ(北米仕様、プロトタイプ)」(https://www.youtube.com/watch?v=q2TvIBdgMzU)
YouTube「GRカローラ(北米仕様、プロトタイプ)」(https://www.youtube.com/watch?v=cDWMdkupgEc)
YouTube「GRカローラ(北米仕様、プロトタイプ)」(https://www.youtube.com/watch?v=z2kNKBbvcek)
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