1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

マイナンバーカードで高等学校等就学支援金制度をオンラインで申請する手順を徹底解説!

LIMO / 2022年4月27日 19時35分

マイナンバーカードで高等学校等就学支援金制度をオンラインで申請する手順を徹底解説!

マイナンバーカードで高等学校等就学支援金制度をオンラインで申請する手順を徹底解説!

マイナンバーカードがない場合の手順もチェック

国の高等学校等就学支援金を受給するには申請が必要です。これまでは学校に紙の申請書を提出していましたが、昨年度ごろから文部科学省によるオンラインシステム「e-Shien」を利用した申請が基本となっています。

パソコンやスマートフォンを使用して申請する際、マイナンバーカードを利用すると便利です。オンライン申請は所得制限等の理由により受給できない方も意向の登録は必要です。今回はオンラインの申請方法について概要をお伝えします。

高等学校等就学支援金とは

子育て世代の教育費負担軽減を図るための、国による授業料支援制度です。全日制高校の場合、公立高校の生徒は公立高校授業料相当分の年額11万8800円、私立高校の生徒は世帯年収590万円未満で年間最大39万6000円(実際に負担した授業料まで)、世帯年収910万円未満で年間11万8800円の支援があります。

なお、世帯年収910万円以上の家庭は公立・私立ともに国からの支援金はありません。

世帯年収は一応の目安であり、実際には保護者等の所得について【市町村民税の課税標準額×6%-市町村民税の調整控除の額】で計算した結果が判定基準です。そのため収入状況の申請が必要となっています。

【高等学校等就学支援金】オンラインによる新規受給申請(1年生の場合)

入学時の4月に学校から案内が来ます。申請期限は学校により違いますが、4月中旬までとする学校が多い様です。申請が遅れると受給できる月数が減ってしまいますので、気をつけましょう。原則としてパソコンまたはスマートフォンを使ってオンラインで申請します。

1.オンラインシステム「e-Shien」にアクセスする

検索サイトからではなく学校からの案内または文部科学省HPのリンク先からアクセスしてください(似た名称の他システムが存在するため)

2.学校から配布された「ID・パスワード」でログインする

3.意向確認で支給を「希望するか・しないか」を選択する

申請基準にあてはまるか迷う場合は申請してください。申請せず、後日支給対象であると判明しても申請月からの支給となり、過去の分はさかのぼることはできません。(希望しない場合はここで登録は終了です)

4.生徒情報の確認

学校で登録した生徒情報に間違いがないか確認します。

5.保護者情報の入力

保護者(両親)の氏名や生年月日・続柄等を入力します。

6.収入状況の登録

審査に必要な「マイナンバー情報」と「課税地」を登録します。

マイナンバーカードを取得していない方はマイナンバーが記載された紙の通知カードまたは住民票を取る時にマイナンバーを表示させることで確認できます。

課税地はその年の1月1日現在(申請する月が1〜6月の場合はその前年の1月1日現在)の住民票届出住所です。引っ越した場合は気をつけてください。

また、収入状況の登録はマイナンバーカードを持っているかどうかで方法が異なります。次に説明していきます。

収入状況の登録方法

1.マイナンバーカードを持っている場合

スマートフォン又はICカードリードライタ(パソコンの場合)で保護者のマイナンバーカードを読み取り、マイナポータルから課税情報等を取得します。審査期間を短縮することができます。

2.マイナンバーカードを持っていない場合

都道府県で課税情報等を確認するため、保護者の個人番号を入力します。
 
3.1~2ともに難しい場合

書面で、保護者の課税証明書又はマイナンバーカードの写し等を学校に提出します。

7.確認事項をチェックして「提出」ボタンを押す

以上で作業は完了となります。

【高等学校等就学支援金】オンラインによる受給継続の申請(2・3年生の場合)

これまで書面で申請してきた人も、原則オンラインで登録します。6〜7月頃、課税情報が更新される時期に、学校から案内が来ます。

申請手順と注意事項

申請手順および注意事項は前述の新規受給申請とほぼ同じです。違いは「③意向確認」が「③継続意向の登録」になります。支給の継続を「希望するか・しないか」を選択し、保護者情報に変更があるかを選択します。

高等学校等就学支援金の申請のためにマイナンバーカードを準備しよう

高校進学には授業料以外にもお金がかかるため、授業料が実質無償となる国の高等学校等就学支援金は家計の教育費負担軽減となります。

新規で申請する場合には新入学の準備で忙しい中、短い申請期間で対応しなければなりません。

来年高校生になるご家庭は慌てないよう早めにマイナンバーを確認しておきましょう。

また在校生が継続して受給する場合にも7月ごろ学校から原則「オンライン申請」する旨の案内がきます。

今後もマイナンバーを使用して各種申請をする場面が増えてくることが想定されます。マイナンバーカードをまだ取得してない方はこの機会に取得してはいかがでしょうか。

参考資料

文部科学省「(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/01753.html)高校生等への修学支援」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/01753.html)

文部科学省「オンライン申請リーフレット(新規申請)」(https://www.mext.go.jp/content/20220329-mxt_shuukyo03-000020144_1.pdf)

文部科学省「オンライン申請リーフレット(継続届出)」(https://www.mext.go.jp/content/20220329-mxt_shuukyo03-000020144_2.pdf)

デジタル庁「(http://myna.go.jp/)マイナポータル(http://myna.go.jp/)」(http://myna.go.jp/)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください