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iDeCoでポイントは貯まる?【楽天証券vsSBI証券】知っておきたい「ポイントのルール」

LIMO / 2022年4月24日 14時50分

iDeCoでポイントは貯まる?【楽天証券vsSBI証券】知っておきたい「ポイントのルール」

iDeCoでポイントは貯まる?【楽天証券vsSBI証券】知っておきたい「ポイントのルール」

iDeCoをはじめる時の金融機関選びのポイントとは

大手ネット証券である楽天証券とSBI証券は、取扱商品数が多く手数料が安いため、iDeCoでの資産運用を行う際にもおすすめな金融機関です。

しかしiDeCoで貯まるポイントは、楽天証券とSBI証券で違いがあります。

今回はiDeCoでポイント投資はできるのか、iDeCoでポイントは貯まるのかなど、楽天証券とSBI証券のiDeCoに関わるポイント制度について、詳しく解説します。

【iDeCo】楽天証券のポイント制度

楽天証券では、一般口座で資産運用を行う場合、残高に応じて楽天ポイントが貯まります。また、積立投資などで、運用資金を楽天カードでクレジット払いをすると、ポイントが貯まる仕組みとなっています。

一方、iDeCoに関しては思うようにポイントが貯まらないので、注意が必要です。

たとえば、楽天証券ではiDeCoの残高に応じてポイントは貯まりません。残念ながら、iDeCoでどんなに長く運用を続けて残高が増えたとしても、ポイントが増えないのです。

また、楽天証券のiDeCoでは、楽天カードなどクレジットカード支払いで、毎月の掛け金の拠出をすることができません。そのため、クレジットカードのポイントをもらえません。

さらに、楽天ポイントを使って、iDeCoの掛け金の拠出(ポイント投資)も行うことはできません。

楽天証券のiDeCoで唯一ポイントが貯まるのは、掛け金の拠出を楽天銀行からの引き落としに設定した場合のみです。ただし、もらえるポイントは、1件の引き落としに付き最大3ポイントまでとなっています。

毎月掛け金の支払いを楽天銀行からの引き落としにしても、貯まるポイントは年間最大36ポイント(3ポイント×12ヶ月)です。

【iDeCo】SBI証券のポイント制度

SBI証券では、一般口座での国内株式取引や投資信託の保有残高に応じて、Tポイントやdポイントを貯めることができます。

また、一般口座での資産運用において、積立投資の元手資金をクレジットカード支払いをするなど、一定条件を満たすと、「三井住友カードならVポイント」「タカシマヤカードならタカシマヤポイント」がもらえる仕組みとなっています。

しかし、SBI証券のiDeCoでの運用では、残高などに応じてポイントを貯めることができません。また、クレジットカードでiDeCoの掛け金の拠出を行うこともできないため、クレジットカードのポイントも貯められません。

さらに、SBIポイントやTポイントを使って、iDeCoの掛け金の拠出(ポイント投資)も行うことはできません。

なお、SBI証券ではiDeCoの口座開設ではポイントがもらえません。しかし、一般口座のWebからの新規口座開設では、一律100ポイント (Tポイントの場合はSBI証券限定Tポイントを100ポイント)を受け取ることができます(この場合、一般口座開設時に「SBI証券ポイントサービス」に申込みをする必要があります )。

SBI証券でまだ一般口座を申し込んでいない場合は、iDeCoと同時に開設することも検討してみましょう。

【iDeCo】ポイントサービスが充実している証券会社は?

楽天証券もSBI証券も、iDeCoでの取引は一般口座での取引に比べるとポイントが貯まらないという特徴があります。ポイント制度だけに注目すると、たとえばauカブコム証券やSMBC日興証券のサービスが充実しています。

auカブコム証券では、iDeCoで投資信託を買うだけで、保有残高に応じてPontaポイントが貯まります。一定条件を満たし、40年間auカブコム証券のiDeCoに加入すると、累計還元ポイントは33万7789ポイントです。

また、SMBC日興証券でiDeCoの資産運用を行うと、2023年3月31日までの期間限定で、最大3000ポイントのdポイントをもらうことができます。

iDeCoの金融機関選びのポイント

たしかに金融機関選びでは、どのくらいポイントを貯めることができるのかという点は重要です。しかし、iDeCoの金融機関を選ぶ場合は、長く快適に運用を続けていくために、ポイント制度だけではなく手数料や取扱商品数など、その他の条件も確認しておくようにしましょう。

手数料については、証券会社に毎月支払わなければならない「運営管理手数料」を比較するようにしましょう。楽天証券もSBI証券も、iDeCoの口座を開設している金融機関に支払う「運営管理手数料」は業界最安値で0円となっています。

iDeCoの取扱商品数は2022年4月10日現在、SBI証券は87本、楽天証券は32本です。

また、今後ポイントサービスの内容が変わる可能性も考えておきたいところです。

総合的に判断して証券会社を選ぼう

iDeCoでの本来の目的は、老後資金を着実に運用しながら増やしていくこと。ポイントがどのくらい貯まるのかという点も気になりますが、手数料や取扱商品数などサービスや使い勝手を総合的に判断して、証券会社選びをすることが大切です。

今回ご紹介した楽天証券とSBI証券のポイント制度や、金融機関選びのポイントを参考にしながら、自分に合った金融機関で、iDeCoを始めてみましょう。

参考資料

楽天「確定拠出年金(iDeCo)」(https://dc.rakuten-sec.co.jp/)

SBI証券「個人型確定拠出年金:iDeCo」(https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/ideco_top.html)

auカブコム証券 iDeCo(https://kabu.com/item/ideco/default.html?utm_source=YahooSS&utm_medium=cpc&utm_campaign=A-02.%E6%8C%87%E5%90%8D%E6%A4%9C%E7%B4%A2%C3%97%E5%95%86%E5%93%81%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9&bno=KC2111010002&yclid=YSS.1001123405.EAIaIQobChMI_ZTuhuWK9wIVT8SWCh2yHgeREAAYASAAEgLIq_D_BwE)

SMBC日興証券 iDeCo(https://www.smbcnikko.co.jp/products/ideco/index.html)

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