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【ガーデニング】注目のオシャレな多年草「ゲウム」寒さに強く、初心者にも育てやすい

LIMO / 2022年4月21日 16時15分

【ガーデニング】注目のオシャレな多年草「ゲウム」寒さに強く、初心者にも育てやすい

【ガーデニング】注目のオシャレな多年草「ゲウム」寒さに強く、初心者にも育てやすい

可愛らしい花姿で、いま注目されているゲウム。

ゲウムを取り扱う園芸店も増えており、人気の品種は入荷後すぐに完売してしまうことも。

ゲウムは丈夫な性質で、初めて多年草を育てる人にもオススメの植物。今回は注目の多年草、ゲウムの育て方について紹介します。

ゲウムとは?

CLICKMANIS/Shutterstock.com

バラ科ダイコンソウ属

半常緑多年草

原産地:ユーラシア、南北アメリカなど

参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)

耐寒性もあり強健な性質を有するゲウムは、半常緑性の多年草。開花期は5~6月で、春の暖かい陽気を思わせる暖色系カラーがとても美しい花です。

華やかな雰囲気を持っていますが、花びらは柔らかく繊細な雰囲気も同時に感じられます。ニュアンスカラーの品種はナチュラルガーデンとも相性抜群です。

ゲウムの育て方

Alex Manders/Shutterstock.com

栽培環境

ゲウムは基本的に水はけ、日当たりのよい場所で育てます。

半日陰でも育ちますが、花付きは悪くなります。高温多湿や極度の乾燥は苦手。夏は特に気を付けて育てるようにしましょう。

一方、寒さには強い性質も。冬の低温に当てると春に花を咲かせるようになります。

植え付け

ゲウムの植え付けは3~4月頃と10月頃が適期。地植えにする場合は、水はけのよい土壌に植え付けます。株を植えこむ約1週間前に、腐葉土やパーライト、鹿沼土などを混ぜ込んで排水性のよい土壌を作ります。

土ができたら、根鉢よりもひと回り大きな穴を掘って植え付けましょう。そのとき根鉢は少しほぐしてから植え付けます。根が土壌に定着するように水やりを忘れずにおこないます。環境が合えば、放任でも大株に育ちますよ。

krolya25/Shutterstock.com

鉢植えの場合は少し大きめの鉢に植え付けるのが理想的。用土は一般的な草花用培養土のほか、ハーブ用、山野草用の土もオススメです。

鉢の底穴に鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れて、用土を半分ほど入れます。根鉢を少し崩し、土を加えながら植え付けたら完了です。その後1~2年に1回が植え替えの目安。古い根を取り除き、新しい用土で植え替えましょう。

ゲウムの管理方法

Matthew Ashmore/Shutterstock.com

ゲウムを長く、より美しく楽しむためには日々の手入れや管理が大切です。

花がら摘み

ゲウムは次々と花を咲かせるので、花がら摘みは定期的におこないましょう。こまめな花がら摘みが株の消耗を防ぎ、より長く花を楽しめます。種を採取したい場合は、開花期の終わり頃の花に種をつけさせるといいですよ。

切り戻し

ゲウムは夏の高温多湿が苦手な植物。蒸れで株が弱ってしまうこともあるので、株を切り戻して風通しよく管理することが大切です。草丈の半分くらいまでカットして、込み合っている部分があれば透かし剪定をします。

肥料

開花期間中、ゲウムは絶え間なく花を咲かせるので肥料が必要です。肥料を与える際は、パッケージに記載された規定を守って使用しましょう。

地植えの場合、植え付け時に元肥が入っていれば、10~11月頃に緩効性肥料を追肥するだけで大丈夫です。冬を越した後は、生長期に入る前と秋頃の計2回、緩効性肥料を与えます。

鉢植えの場合も地植えと同様に、春の生長期前と暑さが落ち着いた秋の生長期に、緩効性肥料を施します。開花期は液体肥料を2週間に1回程度与えるのもおすすめです。

ahmydaria/Shutterstock.com

夏越し・冬越し

ゲウムは高温多湿が苦手。鉢植えであれば夏の間は半日陰に移動させて夏越しをします。

庭植えの場合、日光の当たり具合や株の様子などを夏が来る前に事前に把握しておきます。心配な場合は夏前に対策しておくとよいでしょう。鉢上げして涼しい半日陰に移動させておくのもオススメです。

ゲウムは寒さには強い品種。戸外で管理しても大丈夫です。寒さで枯れてしまっても根は生きているので、春になり芽吹くのを待ちましょう。

病害虫

ゲウムは灰色かび病、アブラムシ、ヨトウムシに注意します。

灰色かび病は、褐色の斑点から灰色のカビが広がっていき、花や茎に発生しやすい病気。暖かく多湿の環境で発生するので梅雨時期は特に注意が必要です。

アブラムシは3月頃から発生しやすくなります。繁殖力がとても強く、葉や茎に付いて養分を吸汁します。

ヨトウムシは蛾の幼虫。夜に活動し、葉を食い荒らします。葉の裏に卵を産みつけるので、早めの対処が大切です。

いずれも枯れ葉や花がらを放置しない、風通しをよくするなど、日々のこまめな手入れや観察が予防になります。病害虫が発生してしまったら、拡がらないうちに薬剤を散布して駆除しましょう。

まとめにかえて

ゲウムは初心者にも育てやすく、どんな庭にも合いやすいオシャレな花。繊細でありながらも、冬の寒さにも負けない強さも兼ね備えています。

一度植えれば毎年花が咲くのも嬉しいですね。ぜひ挑戦してみて下さい。

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