【トヨタ・レクサス】世界で人気の日本の高級車ブランド!ベンツ・アウディ・BMWとの違いとは
LIMO / 2022年5月5日 19時35分
【トヨタ・レクサス】世界で人気の日本の高級車ブランド!ベンツ・アウディ・BMWとの違いとは
レクサス車の中でも注目されている車種も解説!
数ある自動車ブランドの中でも、高価格で豪華な高級車は多くの人にとっては憧れの存在です。その中でも、ドイツのメルセデス・ベンツ、BMW、アウディは、セダンやハッチバック、クーペやSUVと豊富なラインナップを用意しているため、幅広い層に支持されています。世界的に人気のドイツ高級車ブランドですが、大きなライバルが日本のレクサスでしょう。
レクサスはトヨタが設立した高級車ブランド。欧州や北米の高級車ブランドと比較すると、僅か30年あまりの歴史しかない新興高級車ブランドですが、北米を中心に人気の高級車ブランドとして知られています。
日本でも、レクサス車を街中で見る事がありますが、歴史やドイツ高級車ブランドと比較して、どのような所が違うのでしょうか。今回は、レクサスの歴史からドイツ系高級車ブランドとの違いなどを紹介します。
レクサスブランドの歴史
レクサスの歴史を紹介するには、レクサスが誕生する前の時代から解説する必要があります。
レクサス誕生前の1980年代前半の日本車は低価格で壊れにくい大衆車として世界中で人気でした。
しかし、1985年のプラザ合意で、日本円の価値が大きく上昇したため、販売価格を上げざるをえらず、日本車の特徴であった低価格という特徴が薄らぎました。プラザ合意による円高やアメリカ市場での高級車需要を狙うため、トヨタ・日産・ホンダは、北米で高級車ブランドを立ち上げ、高級車市場に進出しました。
トヨタは、1989年に北米市場で高級車ブランド「レクサス」を発表。
ドイツの高級車ブランドを参考に、ヨーロッパ車の高級感と日本車の品質と耐久性を両立した高級車ブランドというコンセプトで注目を集めます。
さらに、フラグシップモデルである「LS」は、静粛性や品質の高さで大きな評価を得て、一躍人気の高級車ブランドになりました。
その後、レクサスは、欧州や中近東、東南アジアに展開。日本市場に関しては、当初はレクサスブランドを展開せず、トヨタブランドで発売されていましたが、2005年に日本市場に参入。
かつてトヨタブランドで販売されていた車種は、順次レクサスブランドの取り扱いに変更されました。
レクサスブランドが他社の高級車ブランドと違う所は?
世界的に人気の高級車ブランドと言えばメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWといった、ドイツ系高級車が人気です。このような高級車は独自のブランドアイデンティティを持っているのが特徴です。
一番の特徴がグリルでしょう。キドニーグリルを採用したBMWや、シングルフレームグリルを採用したアウディなど、グリルデザインを統一するのが主流です。
レクサスの場合は、紡績機の糸を巻き取る軸(紡錘)のような砂時計風の「スピンドルグリル」を採用することで、独自性を打ち出しています。
他にも「L」の文字をあしらったLEDフロントポジショニングランプやリアランプを採用し、他社の高級車とは違う特徴を持っています。
また、ドイツ系高級車ブランドは、近年流行している電気自動車に力を入れており、既に日本市場でも購入できる電気自動車を用意しています。レクサスに関しては、電気自動車はUX300eの1車種のみの一方で、ハイブリッド車のラインナップは豊富なのが特徴です。
レクサス車の中でも注目されている車種とは?
高級車ブランドでは新興ブランドのレクサスですが、すでに様々なモデルが高い評価を得ていることで知られています。
例えば、レクサスの歴史で紹介した高級セダンのLSは、品質の高さで高い評価を得て、世界中の自動車会社に影響を与えたことで知られています。
また、クロスオーバーSUV「RX」は新ジャンルの高級車を製造したことで有名になりました。
RXが登場する1990年代、SUVと言えば、頑丈な車体とオフロード走行を重視した設計で、舗装路走行を犠牲にしたクルマが一般的でした。
RXはSUVのような見た目を採用しつつ、オフロードの走行性能を考えず、舗装路での走行性能と高級感を重視した新たなジャンルの高級車として登場。
一躍大ヒットし、世界の自動車会社からRXのライバルが登場しました。レクサスも、RXよりもコンパクトなクロスオーバーSUV「NX」「UX」を展開し、幅広いユーザーを獲得しようとしています。
レクサスの本格的オフローダーLXも
また、レクサスはRXだけでなく、トヨタ・ランドクルーザーをベースとした本格的オフローダーのLXも用意しています。
トヨタ・ランドクルーザーは、舗装路だけでなく、中近東の砂漠地帯や、アフリカや東南アジアの未舗装路の走行でも支障がないように設計されていることで知られ、オフロード性能と品質の高さで世界的に人気があるクルマです。
トヨタ・ランドクルーザーのレクサス版と言えるLXも、ランドクルーザーよりも押し出しがある外装や豪華な内装を採用しつつ、ランドクルーザーの特徴であるオフロード性能を受け継いでおり、中近東エリアを中心に人気の車です。
新興高級車ブランドとして成功したレクサスですが、近年の電気自動車ブームではドイツの高級車ブランドが積極的に電気自動車に参入しているのに対し、レクサスは遅れていると言われています。
しかし、2022年4月20日にレクサス初のバッテリーEV専用車「RZ」を発表し、ドイツ系高級車ブランドが取り組んでいる高級電気自動車に対抗しようとしており、今後も目が離せないでしょう。
関連資料
LEXUS(http://lexus.jp/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
くるまのニュース / 2024年11月20日 20時10分
-
レクサス新型「LX」公開! メーカー“初”の超すごい「画期的システム」搭載! “全長5.1m”のタフボディ採用! “悪路最強モデル”もある「最上級SUV」中国で発表!
くるまのニュース / 2024年11月15日 18時10分
-
ランドクルーザーの「10倍以上」の盗難率!最も狙われている国産車とは
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月8日 2時10分
-
トヨタ新型「カローラ“クロス”」登場! “レクサス”級に超カッコイイ! タイで発表の“斬新フェイス”が日本にやってくるのは「いつ」なのか
くるまのニュース / 2024年11月6日 11時50分
-
最新人気車種51車種 徹底ガイド!『2025年 国産&輸入SUVのすべて 』発売!
PR TIMES / 2024年10月30日 13時45分
ランキング
-
1日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
2「高齢で廃業」店内に放置された犬19匹、ふん尿にまみれ…荒稼ぎしたブリーダー業の末路に「胸が痛い」
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時50分
-
3ホコリが積もると火事に…コンセント周辺の掃除をサボると危険! 確認すべき5つのポイント
オトナンサー / 2024年11月28日 20時10分
-
4「俺、無精子症だから」と避妊してくれない彼。生理が来ないことを告げると“まさかの反応”
女子SPA! / 2024年11月28日 15時47分
-
5年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください