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使いこなせてる?【ポイント経済圏】おすすめ4選と「ポイントが貯まる使い方のコツ」も解説

LIMO / 2022年5月8日 14時50分

使いこなせてる?【ポイント経済圏】おすすめ4選と「ポイントが貯まる使い方のコツ」も解説

使いこなせてる?【ポイント経済圏】おすすめ4選と「ポイントが貯まる使い方のコツ」も解説

「楽天・PayPay・Ponta・ dポイント」を比較!

近頃よく聞く「ポイント経済圏」という言葉。

さまざまなサービスを使うことでポイントが貯まり、そのポイントでさらにサービスを受けられるポイントプログラムを通じて形成される経済圏のことを「ポイント経済圏」と言います。

ポイント経済圏について知ってはいるものの、うまく使いこなせていないという方もいるのでは。GW明けの今こそ、節約のためにポイントを見直すには良いタイミングです。

今回は「楽天、PayPay、Ponta、 dポイント」の4つポイント経済圏の最新情報を紹介しながら、効率よくポイントを貯める方法をお伝えします。

ポイント経済圏の二大巨頭「楽天」と「ヤフー」

ポイント経済圏の二大巨頭ともいえる「楽天経済圏」と「ヤフー(ペイペイ)経済圏」。その現状と効果的な利用方法について、まずは楽天経済圏から見ていきましょう。

「楽天経済圏」の現状とポイント

「ポイント経済圏といったら楽天」というくらいメジャーな存在ですが、昨年から続くポイントプログラムの「改悪」が騒がれています。

昨年は、楽天カードで公共料金の支払いをすると「100円につき1ポイント」付与されたのが「500円につき1ポイント」に変更となったり、SPU (スーパーポイントアッププログラム)のポイント倍率が最大15.5倍だった倍率が15倍になったりするなどの変更がありました。

2022年4月から付与対象がさらに変更となり、現在は最大14倍となっています。

また、4月からの変更点では、ポイント進呈の対象となる金額がこれまでの消費税込みの金額から、消費税を抜いた金額に変更となりました。消費税10%分のポイントが付かなくなるのは、ポイント付与率に与える影響としては大きいのではないでしょうか。

ただ、こうした改悪は楽天経済圏離れを引き起こすほどではないと考えます。今後も続けば別ですが、現状でも充分、楽天のポイントプログラムは優位性があるからです。

特に楽天カードでの決済は通常利用で「100円につき1ポイント」、楽天市場で使えばポイント2倍、街のポイント加盟店では最大3倍などポイントがアップします。

他にも複数のサービスを利用することでポイント還元率がアップするSPU (スーパーポイントアッププログラム)によって、還元率を上げることができます。

たとえば、楽天市場での買い物を例にします。

    楽天銀行の口座を開設

    楽天カードを作って楽天銀行を引落し口座に設定する

    楽天市場アプリを使って買い物をする

これだけで還元率が4.5倍になります。どれも無料で行えて、最初の設定さえしてしまえば、その後の楽天市場での買い物でお得にポイントが貯められます。

効果的な「楽天ポイント」の貯め方

楽天市場以外でも、スマホ決済の「楽天ペイアプリ」を利用すれば、ポイントが効果的に貯まり、貯まったポイントの利用範囲も広がります。

楽天ペイのチャージを楽天カードから行うと、楽天カードから0.5%還元され、コード・QR払いでの決済時に楽天ペイから1%還元されます。合計で1.5%還元されるので、普段の買い物でも効率よくポイントを貯めることができます。

また、対象店舗は限られますが、楽天ペイアプリ内のポイントを提示してからコード・QR払いで決済をすると楽天ポイントがダブルで貯まります。貯めたポイントは「ポイントでのお支払い」を選択することで、楽天ペイで決済できるお店ならどこでも使えます。

【ヤフー(ペイペイ)経済圏】4月からPayPayポイントへ

楽天経済圏の対抗馬となるのが「ヤフー(ペイペイ)経済圏」です。これまでヤフーはTポイントと連携をしていましたが、2022年4月からはPayPayポイント(※)へと切り替わります。

これに伴い、ヤフーカードも「PayPayカード」に切り替わり、スマホ決済のトップシェアであるPayPayを前面に打ち出す形となりました。「PayPay経済圏」あるいは「ソフトバンク経済圏」と言い換えてもいいでしょう。
※2022年4月から「PayPayボーナス」が「PayPayポイント」に名称を変更しました。

ヤフー(ペイペイ)経済圏でポイントが貯めやすい人は「ヤフーショッピングやPayPayモールをよく利用している人、PayPayアプリを普段使っている人、通信キャリアがワイモバイルあるいはソフトバンクの人」などです。

PayPayポイントの効果的な貯め方

PayPayポイントはPayPay決済、PayPayモールやYahoo!ショッピングの買い物などで貯めることができますが、さまざまな条件をクリアすることで付与率がアップする「PayPayステップ」によって、効果的にポイントを貯めることができます。

PayPay決済の場合、その月に利用した回数と金額の条件を達成すると翌月の付与率がアップします。他にも、提携サービスを3サービス利用、ヤフープレミアム会員の登録、アカウントの連携などによって、翌月や次回の買い物からの付与率を上げることができます。

楽天のように、最初に条件を設定しておくとその後のポイント還元率がアップする仕様ではなく、毎月の条件を達成しなければ付与率が上がらないのがPayPayポイントの難点と言えます。

ただ、PayPayは決済アプリの中では頭一つ飛び抜けている状態なので、実店舗でのスマホ決済の利用が多い人にとってはPayPayポイントは貯めやすいと思います。

追い上げを狙う「au」と「ドコモ」

楽天、ヤフーに次ぐ勢いを見せているのが通信キャリアの「au経済圏」と「ドコモ経済圏」です。それぞれの特徴を見てみましょう。

【au経済圏】とは

auはPonta(ポンタ)ポイントと連携したサービスを展開しています。

auのスマホや通信サービスでPontaポイントが貯まるのはもちろんのこと、決済アプリの「au PAY」やクレジットカード「au PAYカード」の利用でもポイントが貯まるので、ポイントの二重取りができます。

【au経済圏】Pontaポイントの効果的な貯め方

au PAYマーケット内でau PAYカードを使って支払うと、6%ポイントが還元されます。また、au PAYカードから決済アプリのau PAY残高にチャージをして、コード支払いをすると1.5%の還元率となります。

au PAYカードを公共料金の支払いに使うと1%ポイントが還元されます。この点はPayPayカードでも一緒ですが、auスマホの利用者が電気料金を「auでんき」にすると最大5%のポイント還元となり、au PAYカードで支払うとさらにポイント貯まります。

auでんきに申し込みをする必要がありますが、auユーザーであれば固定費でポイントが貯まるメリットを最大限に生かすことができます。

【ドコモ経済圏】とは

NTTドコモが提供するdポイントは、ドコモユーザーだけでなく、dポイントクラブに入会することで誰でもポイントを貯めることができます。

ただやはり、ドコモユーザーが通信料金や買い物利用でdカードを使うのが最もポイントを貯めやすいと言えます。また、スマホ決済の「d払い」を合わせるとさらにポイントが貯められます。

【ドコモ経済圏】dポイントの効果的な貯め方

スマホ決済のd払いを「d払い」と「dポイント」の両方の対象加盟店(ファミリーマートやローソンなど)で利用するとdポイントが二重取りできます。また、d払いの支払い方法をdカードに設定するとdポイントの還元率が1%アップします。

通常、d払いを実店舗で利用すると0.5%、ネットで利用すると1%の還元率ですが、dカードと紐づけることで実店舗で1.5%、ネット利用で2%の還元率になります。

dカード単体での利用は1%の還元率なので、d払いができる店では「d払い+dカード」の合わせ技でポイントを貯めるとよいでしょう。

ポイ活の4つのポイント

どのポイント経済圏も魅力があり、迷ってしまいますよね。ポイ活を成功させるための4つのポイントをお伝えします。

1.貯めるポイントを絞る

意識的に貯めるポイントは一つに絞ると効率よく貯めることができます。そのためには、必要性がある特定のサービス以外の「どれを選択しても問題ないサービス」は一つのポイント経済圏にまとめると良いでしょう。

2.有効期限に気を付ける

せっかく貯めたポイントも、失効してしまったら元も子もありません。キャンペーンなどでもらえるボーナスポイントは有効期限が短いものが多いので、進呈されたら早めに使いましょう。

ポイントはたくさん貯めて一気に使う方法もありますが、貯まったそばからちょこちょこ使う方がポイントを無駄にすることは少ないでしょう。

3.固定費でポイントを貯める

ポイントの賢い貯め方の一つに、固定費の支払いでポイントを貯める方法があります。

固定費とは「家賃や水道光熱費などの公共料金、通信費、保険料」などです。クレジットカードで支払えばポイントやマイルが貯まります。一度設定をしてしまえば、自動的にポイントが貯まっていくので、手間なくまとまったポイントを確実に貯めることができます。

家賃は振り込みや口座からの引き落としが一般的ですが、最近ではクレジットカード払いに対応している物件や不動産会社が増えてきています。電気やガスなどの公共料金の支払いはクレジットカード対応が一般的となっています。

ただし、通常の買い物利用での還元率よりも低く設定しているケースがあるので、還元率を確認してから使うカードを選択しましょう。

4.投資でポイントを貯める

最近のポイ活では、投資でポイントを貯めたり、使ったりできるポイント投資が注目されています。

証券会社の口座を開設するだけでボーナスポイントがもらえたり、預けた投資信託の金額に応じてポイントが貯まったりするので、投資はポイ活と相性がいいと言えます。貯まったポイントは株や投資信託の購入費用にあてることができます。まさに自己資金0円での投資デビューも可能です。

まとめにかえて

自分に合ったポイント経済圏を見つけて、お得にポイントを貯めていくと、日々の消費行動がポイントとして返ってくることが実感できるでしょう。工夫次第でポイント還元率がアップするサービスがほとんどなので、効率よく貯める方法を見つけてみてくださいね。

※記事内は2022年5月1日時点の情報となります。また、ポイントの付与には条件が必要な場合もあるので詳細はHPなどでご確認ください。

参考資料

【楽天市場】SPUの始め方|SPU(スーパーポイントアッププログラム)(https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/start/)

楽天ペイなら街でのお支払いで楽天ポイントが使える!貯まる! - 楽天ペイアプリ(https://pay.rakuten.co.jp/detail/point/?l-id=int_top_guide_setting)

楽天ポイント ザクザク貯まって使える|楽天カード(https://www.rakuten-card.co.jp/point/?l-id=corp_oo_from_gnav_to_point_pc)

PayPay | ソフトバンク(https://www.softbank.jp/mobile/paypay/)

PayPayポイントについて - キャッシュレス決済のPayPay(https://paypay.ne.jp/guide/point/)

「PayPayボーナス」を「PayPayポイント」に名称変更 - PayPay株式会社(https://about.paypay.ne.jp/pr/20220301/01/)

PayPayステップ - 条件達成でもっとおトクに(https://paypaystep.yahoo.co.jp/)

公共料金などをクレジットカードで支払う - PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)(https://card.yahoo.co.jp/service/howto/public_charges.html)

PontaWeb[Pontaカード/Pontaポイント](https://point.recruit.co.jp/point/)

au PAY(https://aupay.auone.jp/index.html)

「auでんき」お値段そのまま、ポイントでおトク!|au PAY カード(https://www.kddi-fs.com/merit/denki/)

d払い - dポイントがたまる!かんたん、便利なスマホ決済(https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/)

【公式】dポイントクラブでポイ活[dポイントカード]| NTTドコモ(https://dpoint.jp/index.html)

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