【家庭菜園を楽しむ】プランターで育てる夏野菜&オススメの食べ方!ビールと一緒に味わう旬の野菜
LIMO / 2022年5月13日 19時15分
【家庭菜園を楽しむ】プランターで育てる夏野菜&オススメの食べ方!ビールと一緒に味わう旬の野菜
奄美地方が梅雨入りし、季節が夏に向けて進んでいるのを感じる昨今です。
家庭菜園では夏野菜の準備が忙しくなる時期。夏に収穫できる野菜は、ビールのおつまみにもピッタリ。今年の夏は家庭菜園で育てた野菜で、冷たいビールと楽しんでみるのはいかがでしょうか。
そこで今回は、ビールのおつまみにもなる、オススメの夏野菜を紹介していきます。
夏野菜を育てる!ポイントは?
種から野菜を育てるときは、種の種類に注意しましょう。種子には好光性種子と嫌光性種子、2つの種類があります。
好光性種子は発芽に日光が必要な種子。深く埋め過ぎると発芽しにくくなるので、土をパラパラとまくように、かぶせるのがポイントです。種が流れないようにジョーロのシャワーを使うか、底面吸水で水を与えましょう。
一方、嫌光性種子は発芽に日光を必要としない植物。種の大きさより深めの穴に種をまきましょう。
種をまいたあとは、夏の暑さで土が乾燥しないように管理をします。種を鳥に食べられてしまう場合もあるため、気になる人は防虫ネットなどで鳥よけをしても。
種からだと難しそうだな…と感じる人は、ポット苗を購入して育てるのがカンタン。種に比べてコストはかかりますが、世話の手間が省け、ある程度大きく育っているので収穫しやすくなります。
ビールのおともに!育てて楽しいオススメ野菜4選
それでは、育てて楽しいオススメの夏野菜を紹介します。採れたてが味わえるのも嬉しいことですが、何よりも自分で育てた野菜を味わえる感慨はひとしおです。ぜひチャレンジしてみてください。
エダマメ
【育て方】プランターで育てることも可能ですが、ひと株から収穫できる量は多くはないので、たくさん収穫したい人は苗を何個か用意して育てるとよいでしょう。種まきは4~5月頃が適期です。
水やりは土が乾いたら、たっぷりと与えます。花が咲いた後に水が足りていないと、実が付かなくなる可能性が。こまめに土の乾きをチェックしながら育てましょう。7~8月頃が収穫の適期。ほどよく膨らんでいるサヤから収穫します。
【おいしい食べ方】採れたてが最もおいしく食べられるので、収穫したらなるべく早めにいただきましょう。素材のよさを味わうなら、シンプルに塩茹でがいちばんです。
最近はサヤごと焼いてしまう、焼きエダマメも人気。ペペロンチーノ風にして、オリーブオイル、粉チーズ、ニンニク、トウガラシなどで、味付けをしてみるのもオススメです。
ミニトマト
【育て方】種から育てることもできますが、苗からのほうがカンタンで手軽。苗の植え付け適期は5月頃。成長のスピードが速いので、つるを誘引するための支柱もあらかじめ準備しておきましょう。
芽かきをしながら育て、主茎が支柱と同じ高さになったら摘芯しましょう。栄養が側枝に行き渡るようになり、実も生長するようになります。
過湿に注意しながら水を与え、肥料は定められた容量を与えます。量は肥料のパッケージなどに記載があります。7~9月頃まで、収穫を楽しむことができるでしょう。
【おいしい食べ方】実をつける期間が長いので、いろいろな料理に挑戦できます。そのまま食べてもいいですし、塩やオリーブオイルをかけて、生のトマトを味わいましょう。モッツァレラチーズと合わせたカプレーゼ風もオススメです。
トマトのコンパニオンプランツであるバジルをトマトの株元で栽培すれば、自家製トマトとバジルを使った料理ができます。トマトとバジルは収穫しやすい野菜。ピザのトッピングなどに、たくさん使ってみてください。
ナス
【育て方】ナスもトマトと同様、苗から育てるのがオススメです。5月中には植え付けをおこないましょう。支柱を立てて株を安定させて育てます。ナスは水分を多く含む野菜なので、株の水切れには注意して育てましょう。
ナスの大きな葉は虫が付きやすく、水やりの際は葉裏にもこまめに水をかけて防虫対策をおこないます。
収穫は6月中旬から。上手に育てると秋まで収穫できます。収穫時はヘタの部分のトゲに注意。
【おいしい食べ方】ナスのおつまみレシピは豊富です。そのまま丸焼きにして皮を向いて食べてもいいですし、煮浸しにするのも美味です。
バター醤油でさっと炒めた和風おつまみ、チーズと一緒にカリっと焼いた洋風おつまみ、味噌や豆板醤と合わせた中華風もおいしいですよ。浅漬けにするのもオススメです。
オクラ
【育て方】種からでも育てやすいオクラ。種まきは5月中旬頃が適期です。苗から育てる場合は、5月中旬~6月下旬頃までに植え付けましょう。1ヶ月ほどでキレイな淡黄色の花を咲かせます。
茎が上に伸びて、苗が不安定になってきたら、支柱を立てて安定させます。同時に肥料も与え始めるとよいでしょう。
害虫が葉裏につきやすいので、葉水を定期的に与えて対策をおこないます。花が咲いてから1週間ほどが収穫のタイミング。収穫が遅れると実が硬くなってしまいます。
【おいしい食べ方】かつおぶしやゴマ、めんつゆで和えるだけで、おいしいおつまみになります。
少し手間はかかりますが、オクラの天ぷらも美味。天ぷらにするときは、爪楊枝やフォークを実に数カ所さして、オクラがはじけないよう、空気穴を作っておきましょう。採れたて、揚げたては格別です。
まとめにかえて
今回はビールのおつまみにもなる、オススメの夏野菜を紹介しました。自分で育てた野菜と味わうビールは、より一層美味しく感じられそうです。
ぜひ家庭菜園で夏野菜の栽培を楽しんでみてくださいね。
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